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サギみたいだ2011/10/12 20:23

夜飯は枝豆(推定350キロカロリー)
(一日総摂取カロリー2497キロカロリー)



枝豆を食べながらテレビを見ていると年金給付年齢を
段階的に68歳に引き上げる案のニュースが耳に入った。



呆れてモノが言えない。



厚生労働省にしてみれば
「年金財政が厳しいんですよ~」とアピールしたい想いが
あったんだろうけど提案のやり方が最悪だ。


まず68歳までの雇用についての説明がないこと。
ただでさえ65歳までの雇用すら定かでない現状なのに
「年金は68歳からで~す」と言われたら・・・詐欺みたいだ。


・・・詐欺、国家的な詐欺だ。

貸した金の返済を迫られて「明日返しますよ~」と逃げつつ、
実は影で「返すはずね~だろ」舌を出しているような
下衆の行為と同様に思えてくる。


この報道だけを見ていると明らかに現役世代には何も恩恵も無いし、
それどころか現役世代は「年金受給世代の肥しですから」と
言われているような気分になるのだ。


厚生労働省のスタンスのずさんさが見て取れるのだ。


消費税の話にしてもそうだけど「将来的に消費税を上げますよ~」と
取られる立場である徐々に国民を追い込むような政治は三流だと思う。


敢えて提案するなら最低でも「年金を納める世代」
「年金を貰う世代」、更に「提案する立場」それぞれから
負担してもらう位の話をしなくてはいけないと思う。


つまり現役世代には「受給時期の引き上げ」
受給世代には「受給額の引き下げ」
提案する人(政治家や官僚)には
「(政治家には)議員定数のカット、(官僚には)人件費カット」をだ。


特に提案する側の政治家や官僚においては
「負担増」を提案する前に自身の身を相当削る覚悟を
示してもらわねば、「提案される側」の納得など
得られるはずもないからだ。


3月の大震災以来、政府はますます国民に負担を強いる話を
多くしているけど「自らの身を削る話」が何も語られないのが
不思議でしょうがない。


身を切る(議員定数や報酬を減らす)覚悟も示さずに
「現役世代」のみを標的にしたような提案など
受け入れられると思っているのだろうか、神経を疑う。






「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)

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