しんぼみつよしの「デブろぐ」

昨夜、野田総理が一日遅れてＴＰＰ への参加表明をした。


アメリカの「罠」に嵌ったと言う人もいるかもしれない。

確かにアメリカ主導のＴＰＰに参加することになった
今の日本の状況は幕末に不平等な条約を結ばされて
しまった頃の日本に似ているのかなと思うこともあります。



関税撤廃された安い農作物が入ってきたら・・・農業関係者は
頭の痛いところだし関税撤廃のメリットがありそうな
自動車産業をはじめとする製造業も今の「超」円高状態で
どの程度メリットがあるか不透明な部分もあります。


国内の景気も芳しくないしTPP参加各国から（特に日本から）少しでも
搾取して国内の雇用拡大を（選挙対策として）国内にアピールしたい
アメリカの思惑が見えます。
こんな枠組みに入って日本は大丈夫なのかなと不安にもなります。


ただその反面、歴史を紐解くと昔から日本をアメリカにゴリ押しされて
ピーナッツやら牛肉やらオレンジやらを自由化してきたけど
今になってもそのいずれもアメリカ産に席巻されている気配もない。

ピーナッツは我らが千葉の八街産のピーナッツか
中国産のピーナッツだし、牛肉だってアメリカ産よりも
オージービーフが多いような気がするし・・・。
（↑ただ牛丼で使う肉はアメリカ産牛肉が美味いと思う。（苦笑い））


今回のTPPでアメリカの経済植民地化されるような
ことを書く人もいるけど実際のところ「やってみなけりゃわからない」
と言うのが本質なんじゃないかと思う。


意外と来年のアメリカの大統領選挙が終わったら
この協議自体が瓦解しているかもしれないし・・・。



ただ今回の野田総理のTPP参加表明は良かったと思う。
国がダメになるにしても何もしないで衰退するより数段マシだしね。
これ（TPP参加表明）をきっかけに日本にとっていい刺激になって
国内の各産業が活性化したらなぁと思います。




朝飯は

ダノンビオ・プレーン加糖６０×４個＝２４０キロカロリー
（累計２４０キロカロリー）
体重１０５．５キロ。






TPP―第3の構造改革 (かもがわブックレット)