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また来年じゃ2011/12/25 16:06

今年の有馬記念が終わった。


結果から言うと
オイラが狙っていた12番アーネストリー号は10着に沈んだ。


スタートから先頭に行く馬がおらず緊張感の無い
先頭争いから仕方なくアーネストリーと佐藤哲三が先頭へ。


この時、頭に浮かんだレースが2つ。

①98年の日本ダービー(映像)で中途半端な先行策が
裏目に出た皐月賞馬セイウンスカイ。

②95年マヤノトップガンの有馬記念(映像)。
按上の田原成貴 が行く馬がいないためにハナ(先頭)に立って
絶妙なラップを刻んでそのまま優勝した有馬記念だ。


心の中で②の有馬記念のような走りを期待した。
①のようなチグハグなレースになってくれるなよ・・・と思った。


先頭に押し出されるような形になったアーネストリーは
按上の佐藤哲三と共にデビュー以来初めて先頭でレースを
作る事になった。


1000メートル通過タイムは63秒台。
スローに持ち込んだ。
・・・よしよし、思わずテレビに向かって声が出た。


後続馬を引きつけながら3コーナーから4コーナー、
先頭のまま直線に入った。


・・・哲三、行けッ!また叫んでしまった。


アーネストリーと佐藤哲三は残り200メートルまで
先頭だったがそこからの脚が無かった。伸びなかった。



そのままレースは終わった。
3冠馬オルフェーヴルが94年のナリタブライアン以来になる
「その年の3冠馬による有馬記念制覇」を成し遂げた。
オルフェーヴルと池添騎手ら陣営におめでとうと言いたい。

オルフェーヴルの父ステイゴールドは日本のG1に
勝つ事が出来ず「惜敗続きの善戦マン」として
広く競馬ファンに愛された馬でしたが種牡馬になってからは
数多くの重賞勝ち馬を輩出しつづけています。

オルフェーヴルの出現によってステイゴールドの
種牡馬としての価値はますます上がって行くでしょう。
ステイゴールドを供用している馬産地・日高にとっても
この馬の活躍は嬉しい所でしょう。


女王ブエナビスタは7着。
残念ながら引退レースは掲示板に乗れずに終わりました。
この馬には昨年以来、日本競馬を引っ張ってもらった。
強い女子、今年のサッカー「なでしこジャパン」を地で行く
活躍には頭が下がる思いだ。


来年以降は繁殖牝馬となる予定。
初年度のお婿さんにはキングカメハメハが有力らしい。
どんな子供が生まれるのか楽しみでならない。

母のビワハイジ→ブエナビスタ→その子供による
3世代連続のG1制覇の期待もかかる。お疲れさん。


そしてアーネストリー。何で負けちゃったんだろう。
距離が「微妙に」長かったのも原因かも知れないけど
「他の馬が(前に)行かなければハナ(先頭)に立っても構わない」と
言う覚悟やイメージが(佐藤)哲三騎手の頭に無かったと思われます。


恐らくは宝塚記念のような前に馬を置いて2、3番手を
進んで直線で逃げ切り・・・のイメージしか持ち合わせていなかった
のかもしれません。


ハナに立つまで騎乗ぶりがそれを物語っているようにも感じました。
アーネストリー自身も戸惑っていたようにも思えます。


今回先頭に立ってレースをしたことがアーネストリー自身にとって
来年以降に生かされるか、その逆になるか不安と希望が
入り混じった気持ちになってしまいますが来年以降も
頑張って欲しいと思います。


来年以降のこの馬の路線ですが
この結果を見る限り来年の春の天皇賞路線は厳しいと思う。
やはり京都記念ー金鯱賞ー宝塚記念のローテあたりかぁ。


それとも海外に活路を求めてもいいかもしれない。
ドバイでもアメリカでも面白いと思う。




来年の競馬が今から楽しみになってきました。
オルフェーヴル、アーネストリー、そして来年3歳になる
フジマサエンペラーがどういう活躍をするかワクワクです。






競馬社会をみると、日本経済がみえてくる―国際化と馬産地の課題

コメント

_ 和桧 ― 2011/12/27 20:59

こんばんはみつよしさん。
アーネストリーは、うーん、なんとかなんなかったな?
オルフェは強かったけど。
おっしゃるとおり、哲っちゃんに逃げる覚悟が無かったように思います。それが出来る騎手だけにちょっと残念。距離は問題ないとはおもうけど、さすがに春の天皇賞はないようです。
馬券も2、3着はあったのにオルフェが頭で買ってなくて・・・(T_T)
来年はドバイを視野に入れているようですね。個人的には1800mのデューティーフリーがよろしいかとおもいます。
あと、来年からレース体系がけっこう変わるんです。
金鯱賞は暮れに移って、安田記念の前日に鳴尾記念が移動してきて宝塚記念のステップレースになります。
意外と今年、優先出走権があったBCターフに出たほうが好結果が出ていたかも。アメリカの芝路線はメンバー手薄でかつコース形態が小回りだからおもしろかったんだけど・・・。

_ しんぼみつよし ― 2011/12/28 11:53

和桧さん、こんにちは!

>デューティーフリー・・・
自分もそう思います。
>金鯱賞・・・鳴尾記念・・・
そうなんですか~!
こんなリアクションをしている時点で
いかに競馬してないかが分かっちゃいますね、ますます反省。

>アーネストリー・・・なんとかなんなかったかな
もっとやりようはあったと思います。
ハナに立ってからもう少し厳しい競馬に持ち込むことも
出来たような気もするのですが・・・。
他の馬とダンゴで直線に入って「よーい、ドン!」では
分が悪いのは分かっていたと思いますし・・・。

来年はもっと面白い競馬見てみたいですね。

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