映画「ヘルタースケルター」 ― 2012/08/01 12:43
ららぽーとでのお買い物を終えて部屋に帰る途中、
ピリリン・・・♪(ガンダムみたいな感じ)閃いた!
映画「ヘルタースケルター(公式サイト)」を観ようと思いました。
漫画家・岡崎京子 の原作を映像化。
女優・沢尻エリカ の復帰作にして監督・蜷川実花 の野心作。
沢尻の「濡れ場」とか「脱ぎっぷり」にばかり注目が
集まっている作品です。
沢尻エリカについては2007年の「別に・・・」発言以降、
過剰と思える(私見ですが)メディアからのバッシングや
結婚⇒離婚をめぐるドタバタ劇などでワイドショーに飽きるほど
登場して見るたびにウンザリな人と言うのが自分の印象でした。
その印象をガラリと変えたのが映画「手紙 」でした。
たまたま正月休みにCSで観た映画でした。
「なんだーいい演技してるじゃん」と思ったし
同時に「何で「別に・・・」なんて言っちゃったんだろう」とも思いました。
(当時のブログ)
不必要な一言が人生すら変えてしまう典型だなぁと思いました。
ネットで調べてみると元々女優としては順調にキャリアを
積んでいた矢先の「別に・・・」発言でメディアから
一気にフルボッコ(*注)にされてワイドショーのネタ女優に・・・
人生まで劇的な人だと妙に感心してしまいました。
(*注)・・・フルボッコ
フルは「全力で」「フルパワー」で
ボッコは「ボコボコにする」「打ちのめす」
つまり一方的に完膚なきまで打ちのめす・・・と言う意味。
(↑私見ですが)
格闘ゲームで良く使われていた言葉です。
↑「FREE 」ちなみにこの曲が彼女の曲だとは・・・初めて知りました。(爆)
有線やFMでヘビーオンエアーされていた頃、「いい曲」だなと
思っていましたがまさか彼女の曲とは。(いまさらですが)
ちょっと脇道に逸れましたがこの映画は
そんな彼女の約5年ぶりの主演映画なのです。
監督は蜷川実花(公式ブログ)
・・・あの演出家で有名な蜷川幸雄の娘さん。
もともと写真家でしたが最近有名なところで
AKB48の「ヘビーローテーション 」のPVを担当されていた人です。
父・幸雄氏同様にエネルギッシュな人みたいです。
さて前置きここらへんにして肝心のストーリーですが
芸能界に君臨するトップスター・りりこ。
雑誌・テレビ・映画・・・全てりりこ一色。
そんな彼女には絶対人には言えない秘密がある。
もともとデブの大女だった彼女は今の事務所の社長に
見出されて全身を作り変えるほど危険な美容整形手術を
施しているという重大な秘密だ。
作られた「美貌」でトップスターになったものの
美容整形の激甚な副作用と仕事のストレスで
心身共に蝕まれていくのだが・・・と言う話でした。
映画の感想ですが・・・
役に染まりきってりりこを演じた沢尻は
強さと繊細さと不器用な役を見事に演じていました。
「脱いだ」だの「濡れ場」だのにしか注目しないメディアが
この映画の沢尻の演技に無言になっているのもわかります。
それに輪をかけて脇を固めた役者達の演技も凄い。
りりこのマネージャー役の寺島しのぶ
事務所社長役の桃井かおり や院長役の原田美枝子 、
窪塚洋介 や大森南朋 などそれぞれがしっかりと
役を演じていたのも素晴らしかった。
・・・が問題は監督と脚本。
俳優陣の演技だけを見れば80~90点あげてもいい。
でも映画終盤の間延びしたダラダラ感は・・・アウトだな。
(↑人によって印象は違うと思うけどオイラはアウトだ)
「ちょっと説明が足りないんじゃない」と思う場面もあったと思えば
余計な「絡み」に時間を使っているなーと思うところもあったり・・・
演出の面では映画「ブラックスワン 」を模倣したようなものが
あったり・・・残念なところが多かった。
映画の中盤までは緊張感があったし
AA=のエンディングテーマも良くてセンスあるなーと
思うのですが終盤のダラダラ感は・・・痛いですね~。
中盤まではしっかり作りこんだのに
終盤は制作陣の集中力が切れたような映画でした。
辛口にもなりましたが今年観た邦画で一番ですよ、この映画。
もう、こんな仕事やりたくないよォ~・・・
沢尻演じるりりこのセリフが頭から離れません。
あのセリフ、演技でなくてホンネじゃねーのってくらい
痛々しいセリフだったなぁ。
人によってこの映画の評価は分かれるところでしょうが
評価は見た人自身にお任せします。
オイラは観終わった時は「何だか空っぽな映画だなー」と
思っていましたが時間が経つにつれ・・・不思議な映画です。
ヘルタースケルター・オリジナル・サウンド・トラック
携帯の人たちはこちらからもどうぞ~。↓
ピリリン・・・♪(ガンダムみたいな感じ)閃いた!
映画「ヘルタースケルター(公式サイト)」を観ようと思いました。
漫画家・岡崎京子 の原作を映像化。
女優・沢尻エリカ の復帰作にして監督・蜷川実花 の野心作。
沢尻の「濡れ場」とか「脱ぎっぷり」にばかり注目が
集まっている作品です。
沢尻エリカについては2007年の「別に・・・」発言以降、
過剰と思える(私見ですが)メディアからのバッシングや
結婚⇒離婚をめぐるドタバタ劇などでワイドショーに飽きるほど
登場して見るたびにウンザリな人と言うのが自分の印象でした。
その印象をガラリと変えたのが映画「手紙 」でした。
たまたま正月休みにCSで観た映画でした。
「なんだーいい演技してるじゃん」と思ったし
同時に「何で「別に・・・」なんて言っちゃったんだろう」とも思いました。
(当時のブログ)
不必要な一言が人生すら変えてしまう典型だなぁと思いました。
ネットで調べてみると元々女優としては順調にキャリアを
積んでいた矢先の「別に・・・」発言でメディアから
一気にフルボッコ(*注)にされてワイドショーのネタ女優に・・・
人生まで劇的な人だと妙に感心してしまいました。
(*注)・・・フルボッコ
フルは「全力で」「フルパワー」で
ボッコは「ボコボコにする」「打ちのめす」
つまり一方的に完膚なきまで打ちのめす・・・と言う意味。
(↑私見ですが)
格闘ゲームで良く使われていた言葉です。
↑「FREE 」ちなみにこの曲が彼女の曲だとは・・・初めて知りました。(爆)
有線やFMでヘビーオンエアーされていた頃、「いい曲」だなと
思っていましたがまさか彼女の曲とは。(いまさらですが)
ちょっと脇道に逸れましたがこの映画は
そんな彼女の約5年ぶりの主演映画なのです。
監督は蜷川実花(公式ブログ)
・・・あの演出家で有名な蜷川幸雄の娘さん。
もともと写真家でしたが最近有名なところで
AKB48の「ヘビーローテーション 」のPVを担当されていた人です。
父・幸雄氏同様にエネルギッシュな人みたいです。
さて前置きここらへんにして肝心のストーリーですが
芸能界に君臨するトップスター・りりこ。
雑誌・テレビ・映画・・・全てりりこ一色。
そんな彼女には絶対人には言えない秘密がある。
もともとデブの大女だった彼女は今の事務所の社長に
見出されて全身を作り変えるほど危険な美容整形手術を
施しているという重大な秘密だ。
作られた「美貌」でトップスターになったものの
美容整形の激甚な副作用と仕事のストレスで
心身共に蝕まれていくのだが・・・と言う話でした。
映画の感想ですが・・・
役に染まりきってりりこを演じた沢尻は
強さと繊細さと不器用な役を見事に演じていました。
「脱いだ」だの「濡れ場」だのにしか注目しないメディアが
この映画の沢尻の演技に無言になっているのもわかります。
それに輪をかけて脇を固めた役者達の演技も凄い。
りりこのマネージャー役の寺島しのぶ
事務所社長役の桃井かおり や院長役の原田美枝子 、
窪塚洋介 や大森南朋 などそれぞれがしっかりと
役を演じていたのも素晴らしかった。
・・・が問題は監督と脚本。
俳優陣の演技だけを見れば80~90点あげてもいい。
でも映画終盤の間延びしたダラダラ感は・・・アウトだな。
(↑人によって印象は違うと思うけどオイラはアウトだ)
「ちょっと説明が足りないんじゃない」と思う場面もあったと思えば
余計な「絡み」に時間を使っているなーと思うところもあったり・・・
演出の面では映画「ブラックスワン 」を模倣したようなものが
あったり・・・残念なところが多かった。
映画の中盤までは緊張感があったし
AA=のエンディングテーマも良くてセンスあるなーと
思うのですが終盤のダラダラ感は・・・痛いですね~。
中盤まではしっかり作りこんだのに
終盤は制作陣の集中力が切れたような映画でした。
辛口にもなりましたが今年観た邦画で一番ですよ、この映画。
もう、こんな仕事やりたくないよォ~・・・
沢尻演じるりりこのセリフが頭から離れません。
あのセリフ、演技でなくてホンネじゃねーのってくらい
痛々しいセリフだったなぁ。
人によってこの映画の評価は分かれるところでしょうが
評価は見た人自身にお任せします。
オイラは観終わった時は「何だか空っぽな映画だなー」と
思っていましたが時間が経つにつれ・・・不思議な映画です。
ヘルタースケルター・オリジナル・サウンド・トラック
携帯の人たちはこちらからもどうぞ~。↓
コメント
_ 3DSマジコン ― 2012/09/06 16:59
いいね!
_ しんぼみつよし ― 2012/09/07 19:01
なかなかいいでしょ~。
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