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SEMPO~日本のシンドラー杉原千畝物語~2013/09/26 16:29

今日は「SEMPO~日本のシンドラー杉原千畝物語~(公式サイト)」を観ました。

このミュージカルの主人公は第2次世界大戦の最中、
リトアニアの日本領事館の領事代理だった杉原千畝と言う外交官。

戦争の最中、ナチスによる迫害でポーランドから
杉原がいるリトアニアに多くの難民が逃げ込んできます。

戦火はポーランドからリトアニアにも拡大、
いよいよソ連より領事館閉鎖の命令が下ります。

直後に杉原の目に入ったのは領事館を取り囲む多くの難民の姿でした。
難民たちは第3国への出国に必要なビザは発給を杉原に懇願します。

本国にビザ発給の是非を問うも答えは・・・「否」。

杉原は悩みます。
本国の命令に従えば多くの難民の命が・・・。
命令に背けば自分はもちろん家族にも害が及ぶかもしれない。

従うべきは組織の命令か?人の道か?・・・。

苦悩の末、杉原が下した決断とは・・・。って話でした。


素晴らしいミュージカルでした。
今まで見てきたミュージカル(それほど多くは見ていませんが)で
一番シビれましたね~。

主人公・杉原千畝を演じた吉川晃司・・・最高!
省令に背いて人の道に従った杉原千畝を見事に演じきってました。

リトアニアを去る間際まで「命のビザ」を発行し続ける姿や
「残念ながらもうビザは・・・」って下りは涙腺が・・・。

本人には失礼ながら観る前までは
「吉川晃司がミュージカルやって大丈夫?」って思っていました。

吉川晃司、オーラが凄すぎ。
震災復興のライヴの時も凄いと思っていましたが今回も凄かった。
周りの俳優さんも圧倒してしまいそうなオーラが。

歌も演技も・・・圧倒されてしまった。
第一幕のラストの「光と影」は見事。ウルウルしちゃったし
第二幕のラストは・・・涙腺が決壊しそうになった。


劇が終わってスタンディングオベーション!
鳴り止まない歓声と拍手・・・いいわ~♪


吉川晃司って歳を重ねるほど凄味が・・・最近そう思うようになりました。
特に11年の大震災のあとあたりからどんどんカッコよくなってきている気がする。


その他キャストも良かった~♪
ノエル役の坂元健児さんとエバ役の白羽ゆりさんの2人が一番印象的。

二人とも歌のパワーが凄い。一緒に歌うとますます・・・鳥肌モノでした。
機会があったらこの二人が主演の舞台をそれぞれ見てみたいですね。
それくらい印象的でした。

千畝の妻・幸子役の鈴木ほのかさんも落ち着いた演技も良かったですね。
吉川晃司とのコンビもバッチリだったし言う事なし。


オイラにとってサプライズだったのが節子役の佐藤亜美菜(公式ブログ)。

この子、AKBだったのね~。知らんかった。
鈴木ほのかさんとの歌もバッチリ!で全くAKBって感じしなかった。
事前にパンフレット読まなくて良かったって心から思えました。


劇が終わった後のアフタートークで彼女が出てきたんですけど
その時、初めてAKBだって知りました。

役の時は違って素で話すとすっかりAKB!って感じでした。(笑)
AKBにも色んな子がいるのねん・・・って思いました。


この舞台も残り3日らしいです。

千秋楽の29日のチケットは完売らしいけど
まだ27,28日分のチケットは残っているみたいなので
時間がある人いたらいかがでしょう。



教科書では語られない偉大な外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)を
扱ったミュージカルでしたが本当に面白かった。


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