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羽生、金。2014/02/15 06:40

朝一の体重は109.5キロ。体脂肪率34パーセント。
血圧145-84。脈60。

朝飯は

ビーフカレー249キロカロリー
ご飯推定400キロカロリー
トータルで649キロカロリー
(累計649キロカロリー)


起きたのが5時過ぎ。
テレビをつけてもショッピング番組ばかりで
フィギュアスケートの結果が分らない。

スマホでフィギュアの結果をチェック。
ヤフーのサイトのトップを見ると


・・・羽生結弦が金メダル。


日本のエース・羽生結弦が頂点に立ったことを知った。
いてもたってもいられず早速録画しておいた番組を確認。


羽生は冒頭の4回転サルコウに失敗!
あともう少しだったなぁ、サルコウ。

その後の4回転トゥーループをキッチリと思ったら
トリプルフリップでステップアウト・・・。
でもその後はキッチリまとめた。

280点オーバーのトータルスコアを見た
苦い表情の羽生結弦が印象的。
オリンピックに魔物が・・・って感じ。


次はパトリック・チャン。
冒頭の4回転ー3回転は美しかった。

この瞬間を生放送で見ていたらきっとハラハラして
酒を飲み過ぎていたに違いない。

・・・が、その後の4回転でお手付き、
更に「鬼門の」トリプルアクセルでステップアウト。
オリンピックの魔物はパトリック・チャンにも・・・って思った。

記者会見で「メダルを意識するとダメになる」と
語っていたパトリック・チャンだけど結果的に
自身の言葉に嵌りこんでしまったのだろうか。


パトリック・チャンが総合2位になった瞬間の
羽生の弾けた笑顔が印象的だった。



かくして羽生結弦は金メダリストになった。
日本フィギュア男子史上初の金だ。

この勝利は日本フィギュアにとっても素晴らしい事。
次の世代に「種」を植えたんじゃないかな。

ロシアのプルシェンコに憧れて成長して行った
羽生選手と同じく今回の羽生の演技を見て
フィギュアスケーターを志す子供も増えたんじゃないかな。

特にショートのカッコイイ演技は多くの子供たちを
魅了したんじゃないかな。


残り選手の演技は仕事を終えてからじっくり見ることにしよう。




↑ヘンデル 『メサイア』第44番「ハレルヤ」









おつかれさまでした・・・2014/02/15 21:15

職場での昼飯は

サラダボウル44キロカロリー
味噌汁49キロカロリー
おにぎり2個推定400キロカロリー
トータルで493キロカロリー
(累計1142キロカロリー)

仕事を終えて部屋で夜飯。

野菜推定300キロカロリー
豆腐一丁176キロカロリー
味噌汁33キロカロリー

芋焼酎 200ml推定300キロカロリー
明治ブラックチョコレート310キロカロリー
(一日総摂取カロリー2261キロカロリー)

夜飯をしながら先日録画しておいた羽生結弦選手が優勝した
男子フィギュアスケートのフリープログラムの様子をしみじみチェックした。

全員見る時間も無いので有力選手と
個人的に注目していた選手の演技を見てみた。

まずは総合12位に散ったカナダのケビン・レイノルズから。

サルコウを含む4回転ジャンプ3発搭載した「一発逆転想定プログラム」に挑戦。
4回転は全て飛んだかに見えたのですが冒頭のサルコウと
2つ目のトゥーループが何と!回転不足ってか。残念じゃ。

続いては銅メダルを獲得したカザフスタンのデニス・テン。
確か昨年の世界選手権でパトリック・チャンを追い詰めたのが
印象に残る選手でしたが大舞台での勝負強さは本物でした。

デニス・テン選手はまだ20歳。
4年後のピョンチャンオリンピックでもいいライバルになりそう。


中国のエン・カン。
飛距離の長いトリプルアクセルは誰にも真似出来ない素晴らしさ。
あれでまだ17歳というから驚きだ。
4年後のピョンチャンではさらに強くなっているだろう。

そして日本の町田節・・・もとい、「氷上の哲学者」町田樹。
11位のショートからの逆襲、そして「逆バレンタイン宣言!」で
注目された(・・・っつーか、注目した(笑))町田樹のフリーでの「火の鳥」。

・・・総合5位。

町田本人してみれば悔いが残る演技だったのではないだろうか。
でも冒頭の4回転トゥーループで転倒するも最後まで諦めずに
滑りきった姿を見てちょっとだけ感動した。

この勢いだったら4年後も・・・などと思ってしまうけど未来は分らない。
この感情は4年前のバンクーバーの時も同じだった。

バンクーバーでは高橋、小塚、織田の3人トリオで頂上を目指した。
当時は「4年後もこのメンバーで行けるっぺ」と予想していたけど
羽生、町田らの新興勢力が台頭して「いい意味で」予想は外れた。

結局、バンクーバー世代でソチに行けたのは高橋だけだった。
今回、町田選手は2番手選手としてソチに行けたけど4年後なんてわからない。
もっと凄い選手が現れてもおかしくない。

ソチの舞台を「一世一代の大舞台」「一度きりのオリンピック」と
言って憚らなかった町田樹の覚悟は真っ当で熱いなぁと今更ながらに思う。

町田選手の4年後は27歳。
大学の先輩の高橋大輔は今年27歳でもソチで頑張った。
町田選手も頑張ってほしいなぁ。町田節とともに・・・。



続いてはショート3位のパピエル・フェルナンデス選手。
昨年の不振を振り払って今年に入って欧州チャンプになったりして絶好調。
今回もフリーも4回転3発の高難度プログラムで表彰台を狙った。

初めの2つの4回転は成功fしたものの後半の4回転を
飛べなかったことで計算が狂った。

コンビネーションジャンプを4回入れてしまった。
フリープログラムのルールではコンビネーションジャンプは3回まで。
やむを得ず入ってしまった4回目・最後のコンビネーションは0点に・・・。

結果は4位。表彰台を逃した。本人は悔しかっただろうなぁ。

この悔しさは得意のエキシビジョンで晴らしてください。(笑)
近年のフィギュアのエキシビジョンでフェルナンデス選手は欠かせない。
笑いあり涙・・・(は無い)のエキシビジョンが楽しみだ。



いよいよ日本のキャプテン・高橋大輔が登場だ!
さぁ、モロゾフや本田武史(コーチ)を男泣きさせてみろ!
男・高橋大輔の本当に最後の戦いが始まった。

冒頭の4回転、「鬼門」の4回転は不発。

ここで気落ちすることなく続くトリプルルッツとアクセルをキッチリ決める。
途中トリプルアクセルで回転不足があったものの
その他のジャンプはミス無しで無事に演技を終了。

残念だったのはジャンプだった。
冒頭の4回転・・・両脚着氷、アンダーだろう~って思っていたら

・・・痛い。ダウングレードだった。

アンダーローテーション(1/4回転から1/2回転不足・基礎点の70%)でなくて
ダウングレード(1/2回転以上の回転不足・1回転低いジャンプの得点になる)。
直後に出たスローの映像で確かに4回転でなくて3回転であることを確認した。


ジャンプは残念だったけどステップもスピンは
さすが大輔!と思わせる素晴らしいものだった。

ジャッジの評価も高く、後で知ったがスケートの演技構成点が91点。
金に輝いた羽生結弦を超えてパトリック・チャンに次いで2番目に評価されていた。
さすが世界の大輔じゃ。

総合6位。惜しくもメダルには届かなった。
度重なるケガを乗り越えての大舞台。
満身創痍の身でよく頑張ったと思う。

高橋選手はスケーターとして存続が危ぶまれた
スケートリンク存続の為に募金活動の先頭に立って活動したり
フィギュアスケートの将来の為の献身的な活動をしたことも聞いたことがある。

国ももっとこういったスポーツ振興に予算をもっと振り分けてほしいと思う。
羽生選手らの活躍に刺激を受けた子供たちがスケーターを志しても
肝心の練習場所が無ければ素質が花開くこともないのだから。

予算が足りないならすっかり経済大国になった中国へのODAなどは
無用の長物だと思うし、向こうも大して有難くも思っていないだろうから
即刻削減または中止してスポーツ振興の予算に振り分けるべきだと思う。

・・・おっと、話が逸れてしもうた。

フィギュア日本のキャプテン男・高橋大輔の最後の闘いが終わってしまった。
次世代のエース・羽生結弦の金メダル獲得を見届けて
やや涙ぐみながらのインタビュー映像にグッと来てしまった。

静かにスケートを脱ぐときが来てしまった。
さらば高橋大輔。チト寂しいのぅ。



最後は羽生結弦とパトリック・チャンの2人の頂上決戦。

まずは羽生結弦。
冒頭の4回転サルコウで転倒。次の4回転トゥーループはきめるものの
トリプルフリップでステップアウト・・・。

羽生結弦にもオリンピックの魔物が・・・襲ってきたのかもしれない。

結果を知っているオイラは淡々と映像を見ていられるけど
生で見ていた人はヒヤヒヤしたと思う。
しかし後半ジャンプは大きなミスもなく無事に終了。

トータルスコアは280.09。

キス&クライでの羽生は相当ブルーな表情。
横にいた(コーチの)ブライアン・オーサーに慰められているようにも見えた。
この演技ではチャンに負けてしまうと思ったのかもしれない。


そして羽生の演技を受けて登場したのが
世界選手権3連覇中、絶対王者fromカナダのパトリック・チャン。
ショートプログラムでの得点差は約4点ほど。


フリーでチャンが182.57点を上回れば逆転になる。
昨年のグランプリシリーズで196.75点を取ったことのある
実力をもっているので普段通り演技できれば逆転の金メダルは可能だろう。


冒頭の4回転ー3回転は完璧。ビューティフルだった。
生で放送を見ていた人のほとんどが

「逆転されちゃう~」と思ってしまったかもしれない。

あとで知ったけどこの4回転ー3回転は9人のジャッジ全員が
出来栄え(GOE)3点の加点max判定。つまりこの2連ジャンプだけで
14.4+3.0=17.4点を叩き出した。(納得の出来だけどね~♪)

オイラも結果を知っているから落ち着いて映像を見ていられるけど
仮に生放送でこんなに綺麗なジャンプを見せられたら
結果を悲観するあまり酒を飲み過ぎてしまったかもしれない。

・・・が、直後にオリンピックの魔物はチャンにも襲ってきた。

続く4回転でお手付き、更に「鬼門の」トリプルアクセルでミス。
終盤のダブルアクセルでも大きくバランスを崩すミス。

羽生もミスしたけどチャンもミスをした。
どっちに軍配が上がるか全くわからない雰囲気。

チャンのフリーの結果は178.10。トータルで275.62。
この瞬間、羽生結弦がチャンの追撃を振り切って1位を死守。
残りの競技者の演技が終了後、羽生の金メダルが確定した。

日本フィギュア男子で史上初の金メダルだ。

92年のアルベールビルで伊藤みどりが銀メダルを獲得したころは
オイラは男子フィギュアでメダルを獲ることなど夢のまた夢
・・・どころか想像すらしていなかった。

正直な所、オイラは男子のフィギュア選手の記憶はほとんどない。

佐野稔さんはプロスケーターとしてスケートでバク中する姿しか記憶がないし
近年なら本田武史さんの名前は知っているけど現役時代どんなプレーヤー
だったかは失礼ながらほとんど記憶が無い。

そういった意味でオイラの中では男子フィギュアと言うと
高橋大輔選手のイメージは大きい。

「どうせ(メダルは)無理だっぺ」と思っていたバンクーバーで
日本人男子として初めて銅メダルを獲得した事実は衝撃だった。

その4年後のソチで羽生結弦が金メダル。

今回の男子の成績を見ても羽生1位、町田5位、高橋6位と
ベスト10にしっかり日本人が3人ランクインしているのだ。
日本男子フィギュアの急成長ぶりに驚いた。

それにしてもオリンピック初出場で金メダルとは羽生選手、お見事っす。

先日、NHKのドキュメントを見て知ったのですが羽生選手は
少年時代は髪型をマシュルームカットしてしまうほど
ロシアのプルシェンコ選手に刺激を受けて尊敬していたそうだ。

更にオリンピック前の練習の合間にスマホに保存していた
「ソチオリンピックの金メダルの画像」を見て気分転換を
図っていた羽生選手のイメージトレーニングには驚いた。

今回のソチオリンピックでは尊敬するプルシェンコ選手と
団体戦のショートプログラムでウデを競って競り勝った。

残念な事に個人戦でプルシェンコ選手と競い合うことは
叶わなかったものの尊敬する選手の地元で金メダルを獲得する
あたりは何か縁みたいなものを感じてしまいました。

今回の男子フィギュアの上位者のフリー演技を見ていると
誰ひとりとして「会心の演技!」って言える演技が無かった感じがする。

ミスが多かった羽生選手もチャン選手も自身の演技には全く納得していないだろう。
次の2人の激突は世界選手権あたりになるのかな。

今から次の戦いが楽しみだ。





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