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映画「アナと雪の女王」(字幕版&吹き替え版♪)2014/04/11 20:47

昼寝から目が覚めたのが夜の7時過ぎ。
イカン・・・夜勤明けの休みを無為に過ごしてしまった。

何か面白いことないかなーと思いネットを見て
映画を観に行くことにしました。


最近話題のディズニー映画「アナと雪の女王(公式サイト)」です。
アンデルセンの「雪の女王」が原案になっているらしいのですが
教養乏しいオイラはその原案を知りません。(笑)


宮崎駿監督の引退作「風立ちぬ」ら有力作品を抑えて
見事に長編アニメーション部門でアカデミー賞を受賞したらしいので
どんなアニメなのかなーって気持ちもありました。


早速劇場に行ってみるべー。何とかレイトショーに間に合いました。



簡単にストーリーを。

この作品の主人公はアレンデール国の王女姉妹・エルサとアナの2人。
責任感の強い長女キャラの姉・エルサと
自由奔放で行動的な典型的末っ子キャラの妹・アナは大の仲良しでした。

姉のエルサは氷と雪を自由に操れる魔法の持ち主なのですが
幼いころに魔法を使って誤って妹アナの頭を凍らせてしまった事がありました。
幸い、国王が機転を利かせてトロール族に助けを求めアナは一命を
取りとめるものの、これがエルサのトラウマになってしまうのです。

その日からエルサは愛する人を傷つけることを恐れて
一人部屋に閉じこもり愛する妹アナにすら会おうとしなくなります。

父である国王は事あるごとにエルサに対して感情を抑えて
魔法の力をコントロールして秘密にするように諭し続けるものの
日を追うごとにエルサの魔法は強くなっていきます。

一方、アナはトロール族に頭の治療をしてもらった時に
姉が「秘密の魔法」を使う事やそれが原因でケガした記憶を消されていたため、
何故、姉が自分を拒絶するのかすら分らず戸惑うばかり・・・。

同じ城にいながら顔を合わせぬまま
姉エルサは恐れを抱え、妹アナは寂しさを抱えながら成長していきます。
そんな中、二人を育んだ国王と王妃は不慮の事故でこの世を去ります。



時が過ぎて、姉のエルサが王位に継ぐ日がやってきました。

民衆や周辺諸国の有力者の前に立つハメになったエルサは
朝から「魔法が出てしまわないか・・・」と落ち着かない。
一方、アナは偶然出会った南諸国のハンス王子と恋に落ちます。

戴冠式を無事にすませたエルサとアナは
幼少期以来、久し振りに舞踏会で顔を合わせ心通わせ、
2人は心穏やかな僅かな時間を共有します。


・・・が、悲劇はこの直後に起こってしまいます。

アナが出会ったばかりのハンス王子と婚約すると一方的に
言いだした事で姉妹は口論になります。
感情的になったエルサは誤って秘密の魔法を使ってしまった!


自分の周囲が一瞬で凍りつき、
彼女の秘密が全てがバレてしまったのです。


周囲に自分の秘密が知られたエルサ。
自分の感情のコントロールが効かくなった事に恐怖して
とっさに城から逃げ出してしまうのです。

心の制御を失い発動したエルサの巨大な魔法の力は
真夏だったアレンデールを真冬にしてしまいました。


国には戻れない。
愛する人を傷つけたくない。

誰も傷つける恐れの無い北の山奥で
エルサは長年抑え込んでいた自分の力を爆発させ
光り輝く氷の宮殿を作り上げるのです。

ここに来て、ようやく姉のエルサが自分を遠ざけていた
理由を知ったアナは姉と凍りついた王国を救うために一人で
姉がいる氷の宮殿へ向かうのですが・・・って話。



ディズニーは凄い作品作っちゃったな~と思いました。

美し過ぎる映像にビックリ。
2人の主人公を設定したこともビックリしたけど
一介のラブストーリーに留まらせなかったストーリーも優秀だとおもいました。

印象的なのがテーマ曲にもなっている「Let It Go」が流れる中、
エルサが国から逃げ出して氷の宮殿を造り上げるまでのシーン。
このシーンは人によって感じるところは様々だと思います。

エルサが幼いころからのコンプレックスだった魔法を存分に使って
コンプレックスを跳ね返し「自分」を見出していく・・・って言う
ポジティヴに見る人もいるかもしれませんが

オイラは逆でエルサが放つ悲壮感に涙しそうになりました。

仲良しだった妹アナを傷つけてしまった魔法、
幼いころから自分を抑えてばかりの日々を過ごさせる原因になった魔法、
女王の戴冠式の夜に国から逃げ出す原因になった魔法。

私の苦しみは誰にもわからない。
外界との交流を断つべく、北の奥地に氷の宮殿を
作らざるを得ない所まで追い込まれたエルサ。

北の奥地で過去の自分を捨てて自らに壁作ってしまうエルサの
悲壮感が滲み出る映像はブッチギリで感情移入できたし
涙腺は決壊直前まで追い込まれてしまいました。


他にも見所満載でいい作品だったなぁ~と思いました。
(↑これ以上書くとネタバレ炸裂させそうで危険なので・・・(爆))

ただ唯一残念だったのがラストが「あっさり」だった事。
幅広い世代での支持を得るにはあのラストがベストだったのかなーって
勝手に納得してしまいましたがチョイと心に引っ掛かりました。



隣町の映画館で「字幕版」を見たあとにパンフレットを買うのを
忘れていた事に気付いて鑑賞後に劇場内の売店に行ったら既に閉店。

仕方なく蘇我にある深夜までやっている劇場に行って
パンフレットを買うついでに「吹き替え版」も観てしまいました。

以前、テレビで吹き替え版を担当した神田紗也加とピエール瀧が
トークした番組を見て以来「吹き替え版」も気になっていて
いずれはDVDで観ようかな~と思っていたのです。

でもいいタイミングだし今観ちゃえ~・・・って事になりました。

字幕版も吹き替え版も「高いレベル」で甲乙点け難い。
お互い「一長一短」があるのです。

劇中の「Let It Go」は字幕版の方が良かった。
吹き替え版の松たか子さんが悪い訳じゃなくて字幕版は歌もいいし
歌詞も字幕版の方が感情移入しやすいと言う意味合いが強くて・・・。

ただ吹き替え版のデキは想像以上でした。

字幕版では文字数にも限りがあってやや表現しきれない部分を
吹き替え版は見事に表現していました。
(↑吹き替え版を観た後に感じた事ですが)

吹き替え版で一番衝撃だったのがアナ役の神田紗也加の歌声。

松田聖子と神田正輝の娘さんと言う事で
いやでも「七光り」のフィルターを掛けてしまいがちですが
これは素晴らしかったですよ。

エルサ役の松たか子と互角以上にやりあっていたのは見事。

あとピエール瀧の吹き替えも完璧。
これは字幕版には無いイイ味を出してましたね。


こりゃ~、DVDより劇場で観た方がいい映画だと思います。


話は全く変わってしまうのですが
主題歌の「Let It Go」はアカデミー賞の主題歌賞も獲得した秀作。

近い将来、フィギュアスケートで多く使われそうな曲になりそう♪

来シーズンからフィギュアスケートでも「ボーカル入りの曲」の
使用が解禁されるようなのでいきなり来シーズンは
氷上でこの曲が流れる場面が多くなりそうで今から楽しみです。





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