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いい天気♪2014/06/01 04:44

今日は朝からいい天気♪


テンション上げて頑張るべー。




↑MC Hammer「Let's Get It Started 」(1990)






Let's Get It Started

携帯の人たちはこちらからもどうぞ~。↓
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富士ヒルクライム20142014/06/01 11:24

起きたのは朝4時。
目覚ましを4時半にセットしておいたのですがまるで必要なし。
朝からウキウキ~♪


ホテルの前では富士ヒル(富士ヒルクライムの略)参加者が各々準備中。

このホテルはスタート地点から4kmほどしか離れていないので
ほとんどの参加者がホテルから直接現地に行く模様。
ローラー台でウォームアップしている人もいました。


自分は先輩と合流する予定もあったので
くぬぎ平スポーツ公園の駐車場(写真)へ。富士山綺麗だねー。

ここで朝めしにしました。
グラタンとそぼろ丼をガッツリ。
おにぎり2個は・・・お腹が重くなりそうなのでやめとこー。


チャリの組み立ても終わってウォームアップも兼ねて
くぬぎ平スポーツ公園からスタート会場の北麓公園まで
4~5kmを走りました。

ちょっと坂がキツイけどウォーミングアップにはいい感じ。
中にはこのコースを何往復もしている強者もおりました。



会場に到着すると多くの参加者が集結しておりました。
そんな様子を動画で撮ってみました。(動画

ここでちょっとトイレに行きたくなってしまいました。
スタート前のトイレは大行列。「小」の方はいいのですが
「別の」方は凄い行列になっていました。

「別の用足し」の為にオイラはここで30分も並ぶハメになりました。
トイレで並んでいる途中で「ゼッケン14000番台の方並んでくださーい」って
アナウンスが・・・まだスタート時間まで45分もあるじゃん。ちょっと慌てました。

「楽勝、楽勝。自分のスタートがちょっと遅れるだけだし・・・」
行列している強者の参加者からは余裕のコメント。
さすが経験者は言う事が違うのぅ。少しホッとしました。

それはともかくイベントでトイレ待ちをしている
女の人の辛さがちょっとだけ分かった気がしました。

話は変わりますが今回のイベントには海外からも
多くのサイクリストが集まっていたようです。
トイレの中で中国語が飛び交っていました。

中国あたりも地方のインフラがもっともっと発達すれば
とてつもないサイクルイベントが開催できそうだけどなぁ。
そういった意味でも中国はまだまだ発展の余地はあると思う。



しっかりトイレを済ませてスタート待ちの行列に並びましたが
行列は全く動く気配がありません。

・・・なるほど、さっきの強者が言っていた通りだ。
まるで(トイレを)慌てる必要は無かったのねん。



あまりの待ちの長さに立っているのも辛いので
道の端に座ってまったりとスマホで今日行われる
日本ダービーの馬券を買っておきました。

皐月賞前から期待していたトーセンスターダム
ワンアンドオンリーと皐月賞馬のイスラボニータの馬連ボックスだ。
この3頭はいろいろ思う所のある馬なので・・・詳細は後ほど。



コスプレしている人もいました。
こういう人って案外速い人が多いから侮れない。



うぉ~~~っ!いたっ!!京都伏見っ!!!
アニメ「弱虫ペダル」で登場する京都伏見高校ジャージがいました!

ゼッケン91・・・御堂筋バージョンです。
キモーーーーーっ!・・・とか言うのかなこの人。(・・・な訳ないか(笑))

オイラもジャージ欲しくなってきた。
総北の田所バージョン欲しいな。
・・・ただオイラの身体に合うサイズがあるかが問題だが。(汗)
(今回の参加者で体重110キロ超級のデブはオイラくらいかと・・・(激汗))

こういうチャリのイベントってスタート前から
色んな意味で楽しめるのがいい。


北鹿公園の脇の野球場からようやくスタート地点の陸上競技場へ。
富士山めちゃ綺麗。

これからみんなあの山の中腹まで走るのか~・・・まるで他人事です。


スタートまだぁ~~~?


スタート10秒前・・・どきどき~♪


スタート直後。みんなユルユル運転です。
最終スタート組なのでこんなものなのかもしれません。


*ちなみに走行中の画像は全て動画からキャプチャーしたもので
決してスマホとかで撮影したものでないのであしからず。



富士ヒルクライムは富士山の麓から五合目まで走ります。
(タイム計測区間は24km))


スタートしてしばらく走ると計測スタートポイントが見えてきました。
ここまで走っただけでも結構ハァハァ・・・ものです。


計測がスタートしたのでみんな一気に加速・・・と思いきや
案外皆さんまったり走行なのねん。・・・オラもマッタリ走行です。



げっ!さっきのコスプレライダーだ!
あっという間に抜き去られてしまいました。



ようやく1合目下の駐車場。(動画だと34分30秒過ぎあたり)
ここに来るまでに道端で座り込んでいる人が数人いました。

今日は暑いし結構きついコンディションかもしれません。


計測を始めてから5km地点付近でゼリーを飲んでおくことにしました。

でもフタが開かないっ。(焦り)
・・・なんてこったっ!もう一つのゼリーを飲んで何とかしのいだ。
動画43分50秒くらいのところ)


1合目を過ぎるときつさは軽減。
ちょっとシフトアップしておきましょう。

対向車線に下りのライダーが来ました。速いねー、もう終わったのぉー。
ちょっとケツが痛くなってきた。
痛みから逃げようとちょっとダンシング(立ち漕ぎ)しながら走ります。


まだ半分も走っていないのにボトル1本飲んじゃった。
こまめに水分&塩分補給・・・大切ね~。


2合目まだかなー。ちょっとしんどい。(動画の1時間3分くらい)


対向車線に集団で下山するグループ。
「がんばれーっ!」って応援してもらっちゃいました♪


計測ポイントから推定1時間ほどでようやく2合目に到達。
動画の1時間10分くらい)



そろそろ気になるのが足きりポイント。
このイベントではゴールまでの間に足切りポイントがあるようです。

10.5km地点の給水所(09:55)
17.2km地点の給水所(10:45)
両ポイントともに制限時間があるようなのでここは注意です。
時間に間に合わないと強制終了なのです。



2合目の看板を過ぎたあたりで前方で落車発生。
どうやら足が攣って転倒した模様。
幸い周りを含めてケガ人もいないみたい。

ぶっちゃけオイラも1合目過ぎから両脚がヒクヒクしているので
他人事じゃないので安全運転で行くべー。



給水所です。(10.5km地点・動画1時間14分頃)
水を取るか取らぬか考えたのですが結局取っておきました。

制限時間が9時55分のポイントを無事に通過。(9時28分通過)


あれれっ。ここが10km地点なのか~。(動画1時間16分頃)
さっきの給水所が10.5km地点ってホームページには書いてあったけど・・・。
どっが本当なんだろう?

多分看板の10kmが正しい気がする。


しばらくしてから左足の太ももがヒクヒクしてきた。
やばいなーと思いながらも我慢しながら走行。


30分ほど我慢を続けて3合目を超えて
しばらく走ったところで我慢しきれずに・・・




チャリを降りました。(動画で1時間46分の所)
ここは慌てずじっくりストレッチ。
ついでにさっき1合目付近で飲めなかったゼリーも飲んでおきました。


さっきは全くフタが開かなかったのにあっさり取れた・・・。
何でかなー?フタの回転方向間違えたかなー・・・謎だ。


じっくりストレッチをしてから運転再開。
道路左側に「5合目まであと10km」の標識が見えてきました。
動画の1時間51分過ぎ)

・・・っつーことは、14km走ったってことか。


ハンドル部分にビデオカメラをつけて走行しているせいか
サイクルコンピューター(チャリ用のスピードメータみたいなやつ)の動作が
不安定で走行距離もまるでアテにならないので標識のガン見しちゃってます。


3合目から4合目の道中はそれほどきつく感じなかった。
以前からのイメージだと4合目手前で相当バテているんじゃないかと
思っていたけどそれほどきつく感じなかったのが不思議な感じ。

多分、多くのチャリ好きと一緒に走っているからだと思う。
これが一人で黙々と登っていたらこんなイケイケな心理状態にはなるまい。

この時点で一番驚きなのがギアを2枚も残している事だ。
一人で登っていたら多分ギアも残せずに
(一番軽いギアで)ヒィヒィ言いながら登っていたと思う。



15km地点。(動画で1時間58分過ぎ)
ここら辺に来るとペースダウンしてしまった女性や
暑さにやられて道端でダウンしている御仁がチラホラ・・・。

今日は結構ハードなコンディションかも。



残り8km(16km地点)を過ぎてくると
第2の足きりポイント「大沢駐車場」での通過タイムが気になります。

大沢駐車場って4合目手前の売店&駐車場あたりだとは思うのですが
ハッキリした場所が良くわからないのでやや不安です。


ここまで比較的余裕を持ってのんびり上がってきて足きりポイントで
「タイムオーバーで~す」とか言われたら悲しみが止まらないですから。

ホームページ上では17.2kmって書いてあったのでそろそろかな~って
思っていたら頭上から太鼓の響きが・・・。(動画で2時間12分過ぎ)

4合目に近い!瞬時に自分の位置が理解できました。



しばらく走り続けると「大沢駐車場」の看板発見っ♪
このコーナーを曲がれば・・・


大沢駐車場突破っ!(動画の2時間16分過ぎ)
足きりタイムを15分ほど残して無事に超えた。


地元の和太鼓の応援を背に恐らく残り7km。
5合目に向けてのラストスパートです。


何と言ってもここからが本番。
これからキツイ坂が続くので足攣らないように・・・祈るのみ。



いよいよ4合目。(動画の2時間20分頃)
地獄の一丁目にようこそ~♪って感じ。
坂のハードさもここからが本番なのだ

ここら辺から風が少し冷たく感じてきました。



しんどい坂が続きますが対向車線から聞こえてくる
「ファイト!」とか「頑張れっ!」とかの応援は嬉しい限り。
特に同じイベントに参加した「同志」からの応援はしみじみ感じる所があるのさ~♪

でも、たまには黄色い声援が欲しい・・・などと(←アフォ)
戯けた事を考えていたら本当に黄色い声が飛んできた。
動画の2時間22分過ぎ)



わーぃ♪黄色い声援や~♪

黄色い声援に元気3割増しになった時、
目の前にもっと厳しい坂が現れた。・・・ヤル気3割引き・・・まいっちんぐ。(泣き笑い)
「人生、山あり谷あり」って事らしい。


あと6kmの標識が見えた。がんばるべー。



「スピード落とせ」って看板発見。
現在の時速・・・5.8km。十分落ちてまーす。(汗)


ここら辺に来ると自転車を降りている人が続出。
この暑さにこの坂じゃ痺れちゃうよねー。(動画、2時間24分過ぎ)


一旦キツイ坂を超えて勾配がやや緩くなったので
ギアを上げたら・・・太ももがプルプル・・・いかん攣りそう。

足を叩いて気合を入れておきました。


「ここから、もがけ!!」って看板を発見。(動画で2時間28分過ぎ)
山岳スプリット賞の計測開始ポイントらしいです。

・・・もう十分もがいてますけど。

これ以上もがく余力無しざんすよ~。(涙)



おっ!キクミミさん発見!(名前を昨日知った!)
このコスプレ分り易いなぁ~。
この人の事だから多分1時間半切ったんだろうなぁ。羨ますぃ~♪

オイラはこの時点で2時間半切りはほぼ絶望的に・・・、がっくり。



山岳スプリット賞の坂を黙々と登ります。
これが最後の試練と思う。
多分、奥庭自然公園の小屋があるところまでだと思うけど・・・。



ずっと登りが続きます。
みんなチャリを降りてます。ハードだわ~。


あと4kmっ!(動画・2時間37分頃)
15km地点からたった5km登るのに約40分も掛かってしまった。



山岳スプリット区間が終わっても坂は終わらない。(涙)

・・・どこまで坂が続くんだっけなー?



4合目まで力を温存しておいて良かった。
途中で頑張ったらこの終盤の坂を登り続けるのは無理だもの・・・オイラには。



どんだけ坂が続くのかな・・・と思ってスタッフのおじさんに
話を聞くと「あと2.5kmでゴール」って言われました。


・・・やった!坂はもう終わりや~。


奥庭自然公園の看板が見えたっ!(動画・2時間46分過ぎ)
もう坂は終わりだ。嬉しくなってダンシング(立ち漕ぎ)しちゃいました♪

・・・また足攣りそうになった。(汗)



最大の難所を超えて平坦区間っ!(動画・2時間49分過ぎ)
ここから一気にダッシュじゃ~!!

平坦区間が見えた瞬間、メチャ嬉しかった。

出来る限りいっぱいペダルを回してみた。



32kmが限界か。

昨日のイベントのトークショーで
「最後の平坦区間は時速40kmで行けますよ」みたいな
事を言っていたけどオイラには無理だった。


いよいよラスト1km。
再びペダルを目一杯回してみた。


あれ~~~っ。トンネル3つあったっけ?
トンネルを2つ抜けてゴール・・・って思っていたので相当ガックリ。

一気に力が抜けてしまいました。


「もうちょいだぞ!がんばれ!」

最後のトンネルを抜けて赤デビルさんに応援してもらいました。
この人、佐渡ロングライド(当時)の時もいたなぁ。

こういう人、ありがたいなぁ。


本当だったらゴール前はカメラマンもいるし
両手を突き上げてカッコよくゴールを決めたかったのですが
気持ちはあっても両足に力が入りませんでした。


無事にゴール。・・・よっしゃ!
この瞬間の為に走ってきたんだわさ。
(ゴール後の動画はこちら



ゴールしたら腹が減った。
この場所に来たら必ず食べているモノがある。


富士山メロンパン♪
焼きたてホカホカでもっちり食感と程よい甘さが超絶っ♪

下界のインターチェンジとかに売っている
富士山メロンパンを謳う商品とは別格。美味さが違う。

2個食べたけどまだ物足りない。
でも財布を持ってこなかったので・・・仕方ない。


汗が乾いて塩だらけの右手。


先輩に写真撮ってもらいました。ありがとうございます。


一休みしたあとは下山です。
万が一、集団でコケたら大惨事に直結します。
慎重には慎重を・・・。


樹海台駐車場(写真)で一休み。
登りは大変でしたが下りも大変。

よくぞこんな坂を登ってきたものだ・・・としみじみ思いながら下ります。


ようやくスタート地点の北麓公園まで戻ってきました。

参加者にはうどんが振る舞われておりました。
・・・これメチャ美味いっ!

お替りしちゃいました!

富士ヒルクライム面白かったなぁ♪

来年も出てみたいなぁ~と思うけど来年の夏はイタリアだ。

「ピナレロサイクリングマラソン(旧・グランフォンド)」
ここ数年来の目標である本場・イタリアのグランフォンドに出るのだ。

あの鶴見辰吾さんがかつて参加された時の動画を見て以来、
一生に一度でいいからグランフォンドに出たいと思ってきました。
(現在、動画はほとんど無くなっていますが・・・)

来年まで現在の勤め先が潰れずに為替が急変せず、来年取得できる
褒賞休暇(10日)を取れれば、必ず参加しようと思っています。

全ては来年の大一番へのステップのつもりでした。

仮に来年参加できても今の力量では完走は困難だとは思いますが
やれることはやれるうちにやろうと思うのです。

「あの時、やっておけば・・・」などと言う
虚し過ぎる後悔はしたくないし
「(イタリアで)やらかしちゃったよー」と笑い話にしたほうが面白そうだし。


やりもしないでエラそうにしている人間よりも
やってコケちゃった人間の方がカッコイイし清々しいと思うからです。
来年のピナレロ・サイクリングマラソンは是非挑戦したいと思っています。




大渋滞2014/06/01 21:55

無事に富士ヒルクライムを完走して帰路へ。


とりあえず会場から駐車場までの道のりがきつかった。
心身ともにヘロヘロ状態で坂が大変だった。


富士吉田を3時前に出て中央道の談合坂サービスエリアで休憩。


何と!談合坂から首都高への道で3か所の交通事故が発生したらしく
とんでも渋滞になってしまっているようだ。

とりあえず土産を買ってクルマで一休み。
仮眠してからリスタートしたものの渋滞は一向に改善されていなかった。


石川サービスエリアで夕飯にすることにした。


久々に吉野家で牛カレー。
ちょっとお腹を膨らませてひと眠り。


午後3時に富士吉田を出て首都高に入れたのが午後8時半。
茂原の部屋に到着したのが午後10時。

・・・もう渋滞はこりごりじゃ。
とにかく無事に帰ってこれて良かった。



「唯一無二」が叶えた夢とこれから2014/06/01 23:49

部屋に戻ってニュースで日本ダービーの結果を知った。



優勝は2番のワンアンドオンリーだった。
2着は皐月賞馬の13番イスラボニータ。
武豊騎乗の17番トーセンスターダムは想定外のシンガリ負け。


改めてネットでダービーのレース映像をチェックした。

想定外のシンガリ負けを喫した
トーセンスターダムは直線に入ってから
内ラチに激突して大失速。

あれが無ければ相当いい勝負に持ち込めたんじゃないかな。
・・・それにしても何故に?内ラチにぶつかったんだろう。
何かにビックリしたような動きをしていたのが気になった。

ダービー5勝の名騎手・武豊を鞍上に配して
念願のダービー制覇を目論んだ「トーセン」の馬主さんの
野望は潰えたけど秋以降の活躍に期待しましょう。



2着になったのは皐月賞馬のイスラボニータ。

この馬の父はフジキセキ。
偉大な種牡馬・サンデーサイレンスの初代産駒として
4戦4勝の成績でクラシックに臨むはずが屈腱炎を発症、
残念ながらG1戦線を戦うことなく引退→種牡馬になった馬でした。

「幻の三冠馬」と言われ惜しまれつつ種牡馬になった
フジキセキは種牡馬として初めの数年は振るわなかったものの

その後、カネヒキリ(ジャパンカップダート)、
キンシャサノキセキ(高松宮記念)、
サダムパテック(マイルチャンピオンシップ)などの
G1競走での活躍馬を輩出するようになりました。


かつては「幻の三冠馬」と呼ばれ種牡馬としても
素晴らしい活躍をするフジキセキの産駒ですが
不思議とクラシック競走(*注)には縁がありませんでした。


(*注)クラシック競走・・・
イギリスの「British Classics」と呼ばれる5大競走がその由来。
日本では皐月賞、桜花賞、優駿牝馬(オークス)、
東京優駿(日本ダービー)、菊花賞がクラシック競走と言われる。


2014年、フジキセキの産駒も今年が最後の世代。
そんな崖っぷちのフジキセキの最終世代からようやく
クラシック初勝利したのが皐月賞馬のイスラボニータでした。


「幻の三冠馬」フジキセキの産駒としての期待を背負って
出走した日本ダービーでしたが惜しくも2着。
秋以降、どういった成長を見せるか楽しみであります。



そして今年のダービーを制したのはワンアンドオンリー。

優勝したワンアンドオンリーや横山典弘騎手は
ヒーローとして当たり前に称賛されるべきですが
オイラがシビれたのは橋口弘次郎調教師。

橋口調教師は大学卒で地方競馬のジョッキーとしてデビュー。
その後、中央競馬の厩務員を経て調教師になったという
「唯一無二」の異色キャリアを持つ方です。


1982年に厩舎を開業して以来、
日本ダービー制覇に並々ならぬ意欲を燃やし
挑戦を続けるものの実を結ぶことがありませんでした。


橋口調教師はこれまで19頭の馬をダービーに
送り出してきましたがその中には

ダンスインザダーク(1996年・2着)
ハーツクライ(2004年・2着)
リーチザクラウン(2009年・2着)
ローズキングダム(2010年・2着)

などの記憶に残る名馬達もおりました。


そんな橋口調教師も68歳。
騎手には定年はありませんが調教師は70歳が定年。
時間的に残りのチャンスは多くありませんでした。


そんな橋口調教師がダービーに送り出した
通算20頭目の馬がワンアンドオンリーでした。
鞍上は横山典弘騎手。


横山騎手と言えば2004年のダービーで
追い込み届かずキングカメハメハの2着になった
ハーツクライに騎乗していた事が印象に残っています。


そんな過去からか横山典弘騎手は
ワンアンドオンリーを追い込みでなく好位から競馬をさせて
皐月賞馬イスラボニータとの叩きあいを制してダービーを優勝!


この勝利で横山騎手は
2004年ハーツクライ2着の借りを返すと同時に
橋口調教師に「ダービートレーナー」の称号を
プレゼントしたのです。


「唯一無二(one and only)」と言う馬が
「唯一無二」のキャリアを持つ橋口調教師の
ダービー制覇と言う夢を叶えてくれました。


橋口調教師、おめでとうございます!


これからワンアンドオンリーは父ハーツクライが
成し得なかった天皇賞やQE2世ステークスの優勝を
成し遂げていくのでしょうか。期待しましょう。


今年のダービーですがもう一つ「唯一無二」な
出来事・・・というか偶然が重なりました。


今日、東京競馬場にいらした皇太子殿下、
ダービーを優勝したワンアンドオンリー、
優勝騎手の横山典弘騎手、
馬のオーナーの前田幸治氏・・・


みんな揃って2月23日生まれらしい。


偶然とは言え出来すぎ~。
まさしく「ONE AND ONLY(唯一無二)」なダービーDAYだわ。




Adele 「One and Only」(2011)






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