すごいや。 ― 2015/02/14 22:44
職場で昼飯は
おにぎり推定400キロカロリー
セブンプレミアム生姜豆乳83キロカロリー
セブンプレミアム生姜豆乳83キロカロリー
ポテトサラダ101キロカロリー
トータルで584キロカロリー
(累計584キロカロリー)
今夜は残業だった。
残業時の休憩でパン2つ。合計で855キロカロリー。
(累計1439キロカロリー)
明けで外に出るといい天気じゃありませんか。
コンビニ経由で部屋に戻って朝飯。
朝飯はざるそば389キロカロリー。
(累計1828キロカロリー)
録画しておいたフィギュアスケート「四大陸選手権」男子フリーをチェック。
まずは先日のショートで4回転ルッツに挑戦した
アメリカのアダム・リッポン。
今夜のフリーでも冒頭に4回転ルッツに挑戦してきた。
今回も着氷後に転倒!回転不足の判定。
残念ながら4回転ルッツは認定されませんでした。
事前の練習では複数回成功していた話もあって
かなり楽しみでしたが・・・残念。
ちなみに公式戦で4回転ルッツを飛んだのは過去に一人だけ。
アメリカのブランドン・ムロズ選手が成功させています。
簡単に纏めてみました。
4回転アクセル 該当者なし。
4回転ルッツ ブランドン・ムロズ(2011年)
4回転フリップ 該当者なし。
4回転ループ 該当者なし。
4回転サルコウ 羽生結弦、ハピエル・フェルナンデス、村上大介など・・・
4回転トゥーループ 上記の3人+etc・・・
アダム・リッポンがここで決めていれば歴史に名が残ったところですが・・・。
最終グループの有力選手の演技もチェック。
中国のハン・ヤン選手は今夜も3アクセルが凄すぎ。
冒頭の3アクセルー3トゥーループで15.46も稼いでいる!
続く4回転トゥーループは着氷時にミスするもその後は何とか凌いだ。
トータルで259.47点。
総合3位でフィニッシュ!世界選手権にも弾みをつけた。
ここで一つハン・ヤン選手の3アクセルの凄さがわかる数字を紹介しましょう。
冒頭の2つのジャンプ&コンビネーションの獲得点数で
ハン・ヤン選手の凄さが分ります。4位になった村上選手と比較してみました。
ハン・ヤン選手
3回転アクセルー3回転トゥーループ
12.6(基礎点)+2.86(出来栄え)=15.46
4回転トゥーループ
10.3(基礎点)-0.71(出来栄えがマイナス評価)=9.59
2つの合計が25.05点
村上大介選手
4回転サルコウ
10.5(基礎点)+1.29(出来栄え)=11.79
4回転サルコウー2回転トゥーループ
11.8(基礎点)+1.43(出来栄え)=13.23
2つの合計25.02点。
なんと!2つの4回転サルコウを繰り出した村上選手の数字を
僅かではありますがハン・ヤン選手が上回っているのです。
(それもハン・ヤン選手の4回転はマイナス評価で・・・(汗))
3回転アクセルにつけられた2.86という出来栄え点は凄まじい。
(出来栄え点はMAX3点)
究極とも言える必殺技を持っているハン・ヤン選手は強い。
今回の演技で気づいたのですがハン・ヤン選手って
アクセルだけでなくルッツやループも飛距離のあるジャンプしてますね~。
あのルッツもよかったなぁ。
ただハン・ヤン選手の場合、4回転ジャンプが
今一つなのでこれが修正で来たら更なる成長ができるでしょう。
ハン・ヤン選手の好演技の後に日本の無良崇人。
冒頭の2つの4回転はバランスを崩しながらも堪えていましたが
後半のジャンプで精彩を欠いてしまいました。
結果は7位。
昨年のこの大会で優勝して何か吹っ切れた感があった
無良選手でしたが昨秋のGPシリーズのカナダ大会あたりが
状態的にピークだったのかなぁ~と思ってしまいました。
GPファイナルにしても全日本にしても
最近の無良選手は調子を落としている感じです。
昨年末、電撃引退した町田樹から思いを託された
無良選手ですからここで終わるわけにはいかないでしょう。
世界選手権での復活を祈っております。
続いてはアメリカのジョシュア・ファリス選手。
全体的にソツの無い演技が印象に残りました。
ショートでは飛ばなかった4回転をバランスを崩しながら飛んでいました。
ジャンプでのミスはこの4回転と最後の3サルコウくらいで
そのほかのジャンプはソツなく飛んでいました。
技術点はそれなりですがショート同様に演技構成点で稼いで
総合2位でフィニッシュ。あのハン・ヤンを超えてしまいました。
アメリカもジェイソン・ブラウンとは違う若い才能が出てきたみたいです。
・・・と書いてしまいましたが2年前に録画した番組を見たら
宇野昌麿選手も出場していた2013世界ジュニアで優勝していたのねん。
そしてショート首位のカザフスタンのデニス・テン。
冒頭の4トゥーループ、4トゥーループー3トゥーループの出来は最高。
4T 10.3+2.0=12.3
4T+3T 14.4+2.29=16.69
冒頭の2つの要素で28.99点も稼いでいました。桁違いです。
ジャンプでのミスといえば途中の3アクセルくらいで
他のジャンプは見ていて心地よかったです。
それよりも印象的なのがスピンやステップでした。
スピード感があって見ていて心地いいスピン&ステップ。
本人には失礼ですがこの選手ってこんなに出来る子でしたっけ?
・・・と思ってしまうくらい圧巻の演技でした。
さすがはソチの銅メダリスト。
トータルスコアは289.46(ショート97.61+フリー191.85)!!!
出てきたスコアも驚異的。フリーの技術点は何と100.45!
技術点での100点越えは羽生結弦についで2人目の快挙。
(ISU(国際スケート連盟)公認のもの。)
トータルスコアも羽生結弦(293.25)、パトリック・チャン(295.27)ら
トップクラスの二人と遜色のない凄い数字です。
こりゃー、3月に行われる世界選手権がめちゃ楽しみになってきました。
デニス・テンがこの調子で本番を迎えたら羽生選手もウカウカできないでしょう。
羽生選手も入院明けで世界選手権ですから・・・大変だ、こりゃ。
デニス・テンのワンダフルな演技の余韻冷めやらぬ時間帯に
滑るハメになった宇野昌麿は大変だったと思う。
冒頭の4回転はミスするも続く3アクセルは綺麗だった。
残念だったのが後半のジャンプ3連で転倒したこと。
256.45。5位でフィニッシュ。
スコアは自己ベストを更新したものの本人は全く納得していない。
そりゃそうだ。あの演技で納得できるはずがない。
「何のために練習してきたんだろう」とインタビューで
目に涙を浮かべながら悔しさを隠さない姿が印象的。
ただデニス・テンが歴史的スコアを叩き出した後の
異様な雰囲気、プレッシャーの中で演技できたのは
いい経験になったんじゃないかなー。
少なくともあとでそう思えるくらい大きな選手になってほしいな。
宇野昌麿は身体は小さいけど度胸はあるし技術もある選手。
来月には世界ジュニアも控えているし
今回の大会、特にフリーはいい経験になった思う。
これからも頑張ってほしい。
最後に登場したのはショート6位の村上大介。
冒頭の4回転サルコウの2発はかっこよかった。
ノーミスで見事に演技を終了。
3位のハン・ヤン選手とは僅か3点差で4位フィニッシュ。
宇野選手に続いて村上選手も自己ベスト更新だ。
技術点だけを言えば全体の2位。
ただミスがあったとすれば3回できたコンビネーションが
2回しか出来なかったのは痛かったと思う。
それができれば表彰台もあったかもしれない。
インタビューで来シーズンの目標を聞かれて
「来シーズンは(4回転を)3回飛ばないと(トップを)争っていけないですね。」と
力強く語った姿は良かったねー。是非3発お願いします。来シーズンも頑張ってちょ。
日本の3選手にはほろ苦い大会でしたが
それぞれ思うところもあったと思うしもっともっと飛躍してほしい。
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