世界選手権に向けて ― 2015/02/15 22:01
職場で夜飯は
おにぎり推定400キロカロリー
セブンプレミアム生姜豆乳83キロカロリー
セブンプレミアム生姜豆乳83キロカロリー
ポテトサラダ101キロカロリー
トータルで584キロカロリー
(累計584キロカロリー)

明けで毎度おなじみのバイキング。
ざっと2000キロカロリーくらいかな。
(累計2584キロカロリー)
部屋に戻って
フィギュアスケート「四大陸選手権」の女子フリーの演技をチェック。
最終グループの先頭バッターは日本の本郷理華。
ジャンプはノーミス・・・こりゃ、トータルで180超えもあるかなぁ~って
思っていたのですが177.44・・・案外でした。
採点表をチェックすると回転不足が2つ。
冒頭の3回転ー3回転と中盤の3連続ジャンプで
それぞれ回転不足の判定。
2つも回転不足。
それも得点を稼げる所で・・・致命的だ。
回転不足が無けりゃー楽勝で180超えだったものを。
自己ベスト更新は成りませんでしたが総合3位でフィニッシュ。
初出場の四大陸選手権で表彰台は立派ですが何か物足りない感が・・・。
今シーズンから回転不足は厳しい目が光っているので彼女には
3月の世界選手権ではしっかりリベンジしてほしいところです。
何と!優勝したのはアメリカの16歳ポリーナ・エドムンズ。
ショート4位からの逆転勝ちです!
ジャンプはノーミスでソツが無い。
ポジションが独特で人形みたいにクルクル回るスピンはイイ。
トータル184.02で見事に初優勝しちゃいました。
167cmの長身ながらそれを感じさせない
軽やかさのある演技ができるところが凄い。
まだ16歳、これからの成長が楽しみ。
いつまでもワグナー、ゴールドの2枚看板だけでは
心許無いアメリカ代表にフレッシュな戦力が加わったようだ。
これは侮れない。

対照的に残念だったのが日本の宮原知子。
順位を意識してしまったのか前半のジャンプに
精彩を欠いた感があった。
冒頭の3連ジャンプからぎこちなさが見えたし
続く3回転フリップでも着氷で乱れた。
3回転ループは決めたものの3回転ルッツで転倒。
安定感のある演技で定評のある宮原らしからぬ演技にびっくり。
しかし後半の2アクセルー3トゥーループから
3サルコウとラストの2アクセルー3トゥーループはキッチリ。
終盤でようやく宮原らしさを取り戻して演技終了。
トータルスコアは181.59で2位フィニッシュ。
あの演技では仕方あるまい。
リベンジは世界選手権で頼みますぜ~。
中国のシジュン・リーは本人的に頑張った感があったようだ。
冒頭の3フリップー3トゥーループ、2アクセルー3トゥーループはバッチリ。
全体的に流れのある演技で
演技後は涙で顔を覆ってしまうくらいの
満足感が本人にはあったようだ。
トータルスコアは175.92で5位フィニッシュ。
残念だったのが3ルッツでエッヂエラー判定が
出たことと終盤で予定されていた3連続ジャンプが
飛べなかった事(←飛び忘れた?)で得点が伸び悩んだ。
この2つのミスが無ければ楽勝で表彰台はあったはず。
彼女も来月の世界選手権に出場予定。
開催地は上海。こりゃ頑張るっきゃないでしょう。
フリープログラムのトリはアメリカのゴールド選手。
ショート2位からの逆転優勝を狙いましたが
ジャンプがダメダメでした。
冒頭の3ルッツー3トゥーループの予定が
1ルッツー2トゥーループになったり
2アクセルー3トゥーループが2トゥーループになったり・・・。
中盤の3フリップ、3ルッツをきっちり飛んだかと思えば
得点源の3連ジャンプもミス・・・。
これだけジャンプでミスしても参加選手中トップの
演技構成点に支えられて176.58で4位フィニッシュ。
終わってみれば日本の宮原と本郷が表彰台に乗ってくれた。
結果としては悪くないと思いつつも、何故だか消化不良の感もある。

これで四大陸選手権の全日程が終了。
次は来月上海で行われる世界選手権だ。
世界選手権の表彰台を独占しそうなのが
現在世界最強のロシア女子軍団だろう。
欧州選手権での活躍を見ればそれがわかるはず。
順位と数字をおさらいしておきましょう。
欧州選手権の順位と得点
1位トゥクタミシュワ(ロシア) 210.40
2位ラジオノワ(ロシア) 209.54
3位ポゴリラヤ(ロシア) 191.81
2位ラジオノワ(ロシア) 209.54
3位ポゴリラヤ(ロシア) 191.81
4位J・ヘゲルソン(スウェーデン) 169.07
5位V・ヘゲルソン(スウェーデン) 166.39
トゥクタミシュワ、ラジオノワ、ポゴリラヤの3人の強さが際立っている。
まるで北斗の拳に出てくる修羅の国の羅将3将(*注)みたいな強さだ。(笑)
4,5位のスウェーデンのヘゲルソン姉妹などは
羅将の配下の修羅のように思えてくるから不思議だ。
分りづらい例えはともかくマジでロシアの3人は強い。
今やかつてソチオリンピックで栄華を極めた金メダリストの
ソトニコワやリプニツカヤを押しのけている感すらある。
優勝したトゥクタミシュワはとても10代とは思えない
強烈なオーラを発しながら演じるショートプログラムが圧巻。
見た目だけなら20代半ばのベテランスケーターのよう。
2位のエレーナ・ラジオノワはスケートも凄いがコメントも凄い。
弱冠16歳ながら昨年のGPファイナルのインタビューで
「私はもう若くないんです・・・。」と冷静に自己分析するコメントに痺れた。
16歳ながらもキス&クライで得点を待つ姿は
相当大人な雰囲気がある反面、「何をしでかすか分らない」
雰囲気を持つ面白い人でもある。
3位のポゴリラヤ選手も自己ベストは197.5点と
実力は折り紙付きながら、やや不安定な演技をする時がある。
失礼ながら世界選手権本番で一角が崩れるとしたら彼女が一番手だろう。
ついでに四大陸選手権のおさらいも。
1位ポリーナ・エドモンズ(米国) 184.02
2位宮原知子 181.59
3位本郷理華 177.44
4位グレーシー・ゴールド(米国) 176.58
5位シジュン・リー(中国) 175.92
6位永井優香 168.09
世界選手権は欧州選手権の表彰台の羅将・・・もとい、
ロシア3人衆と四大陸選手権の上位組との戦いになるとおもいます。
スコアだけを見ればとても羅将・・・もとい、ロシア3人衆を
倒せるケンシロウのような強者が四大陸選手権の上位陣に
いるとは思えないけど勝負はやってみなければ分らない側面がある。
昨年のグランプリファイナルがいい例だ。
ファイナリスト6人のうち4人がロシア選手で
表彰台はロシア選手で独占か・・・と思われたけど
終わってみれば3位にアメリカのワグナー選手が入ってきた。
ワグナー選手はショート6位からの大どんでん返しだった。
今回の世界選手権は日本の本郷選手と
アメリカの新星・エドモンズ選手と
「背水の陣」の村上佳菜子の3人に注目しています。
是非、ロシアの一角を崩してほしいと思います。
(*注)羅将3将・・・漫画「北斗の拳」の「修羅の国編」に登場する
修羅の国最強の「羅将」と呼ばれたカイオウ、ヒョウ、ハンの3人を指す。
彼らの強さを知りたくば、「北斗の拳」を読まれることをお勧めする。
(↑これを語ると長くなりすぎて収拾がつかなくなる恐れがあるため)

寝起きの体重は121キロ。体脂肪率39パーセント。
夜飯は海老ドリア508キロカロリー
(一日総摂取カロリー3092キロカロリー)
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