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羽生結弦「322.40」の衝撃2015/11/28 18:39

今日は夜勤初日だ。
朝からダラダラ酒飲んで昼から仮眠。


今日は夕方5時頃からフィギュアスケートの
男子フリープログラムが放送される。

大注目の羽生選手は6時過ぎに登場らしいので
それまで寝ているつもりだった。


でも目が覚めてしまった。
ウキウキしてしまってもうダメだ。起きてしまった。


まだ5時じゃないか。
あと1時間、何としても寝よう・・・と思って
何気にテレビの方を見るとビデオの録画が始まってない!


あれー!しっかり録画セットしたはずなのにー。

良く調べてみると4時からの「男女フリーの見どころ」って
番組は録画してあったけど肝心の「男子フリー」の録画を
セットし忘れていたようだ。(滝汗)


・・・・・・ふぅ。
つまらない勘違いで歴史的瞬間の録画を忘れるところだった。
慌てて録画を始めた。早めに目覚めて良かったよ~。

ちょうど日本の田中刑事選手の演技直前だった。
ついでに演技をちょっとだけ見てみることにした。
田中選手が序盤で転倒したらそのまま寝るつもりだった。

ところが・・・

冒頭の4回転サルコウ、バッチリ!
・・・いいじゃねーかー♪
3アクセルもバッチリ!カッコいいじゃねーかー♪

その後のコンビネーションジャンプを決めたあたりには
すっかり目が覚めてしまって演技チェックを続行。

いつもの田中選手ならそろそろ転びそうな気がするけど・・・。

田中選手が一回でも転んだらすぐに寝るつもりだったけど
オイラの願望(←失礼)に反して田中選手は大健闘。
結局最後までノーミスの好演技。(苦笑い)

スコアは161.16!トータルで234.90!
共に自己ベストを大幅に塗り替えてきた!

今までの田中選手のイメージだとジャンプで転倒が
多いイメージがあったのですが・・・。
まさか4回転サルコウまで決めるとは恐れ入りました。

田中選手及びファンの皆さま、
大変失礼な発言連発でごめんしてね~。

これだけのスコアを出すようなら
暮れの全日本選手権でもそれなりのポジションに
行くことが出来るんじゃないかな。

羽生選手と同い年らしいし
これを機に大ブレークしたら日本男子が
ますます活気づくと思う。

よく見ると「ちびまる子ちゃん」の花輪くん
そっくりキャラの田中選手。全日本選手権で大暴れして
フィギュア日本男子を盛り上げてくれたまえ~。


このあと軽く仮眠。
再び目覚めたのが午後5時55分。


しばらく待つと無良崇人選手が登場。
冒頭の4トゥーループはバッチリ。
続く4トゥーループからのコンビもしっかり。
3アクセルはジャンプが高いっ♪

・・・すげぇー、いい感じ。

3サルコウはすっぽ抜けたのか2サルコウ。
後半の3アクセルからのコンビはしっかり。
その後、疲れが出てジャンプに精彩を欠いた。

でも大崩れしないで3位でフィニッシュ。
アメリカ大会の不振からみればその差は歴然。
調子を上げて全日本で頑張って欲しいな。



出てきた!超新星from中国!金博洋。

冒頭の4回転ルッツは超美技!あの高さは神の域。
続く4回転サルコウはステップアウト。痛い。
3アクセルからの3連コンビは着氷が乱れた。

後半の4トゥーループからのコンビは決めたものの
最後の4トゥーループはすっぽ抜けて2トゥーループに。
フリープログラムに向けて気負いみたいなものがあったのかな。

ただ疲れは見えるものの
3ルッツからのコンビと3アクセルはサラリと
決める辺りは只者じゃない。

4回転4発はならなかったものの
シニアデビューイヤーのGPシリーズを
世界王者と羽生結弦相手に見事な戦いっぷりは衝撃。

彼の身体能力からすれば近い将来、
夢の「4回転ー4回転」のコンビネーションを
完成させるのではないか?と期待を抱かせる。

2位を確定させてGPファイナル行きを決めた!
間違い無く今後も目が離せない選手だ。



男子シングルのトリを務めるのは
ショートプログラム1位の羽生結弦。

テレビに映し出されたリンクイン直前の表情は
静かに燃えている雰囲気。
先日のショートではギラギラしていたのとは対照的だ。

ショートでは赤く燃えている感じだったけど
フリーでは青白く燃えている感じ。昨日とは対称的。

フリーで161点以上取れば優勝は決まるけど
羽生選手の目指すところはそんなレベルでは無いことを
会場の客もオイラを含むテレビの前の視聴者も知っている。

目指すは前人未到のSP・FPトータル「300点越え」だ。

映画「陰陽師」のテーマ曲に乗って
夢の大記録へ・・・演技開始。

まずは大注目の冒頭の4回転サルコウ。
・・・綺麗に決めた!笑っちゃうくらいの美しさ。
テイクオフから着氷まで余韻たっぷりパーフェクトだ。


次の4回転トゥーループもサラリと決めた。いいよ~。
まずは冒頭の2つのジャンプはイイ感じ。順調だ。

3回転フリップはジャンプ要素というより
既に演技の一部になっている印象。
スピン・ステップをこなすといよいよ注目の後半へ。

本当にドキドキする。

大注目の後半の一発目は
4トゥーループからのコンビネーションだ。
それも2つ目のジャンプは3トゥーループだ!

普通の選手なら演技冒頭に使ってくる
難度の高いコンビネーションを疲労の溜まる後半にもってきた。
・・・うまく跳んでくれぃ。祈るような気持だった。

4トゥーループっ!3トゥーループ・・・決めた!
やったぞ!4回転3本決めた。

前人未到のフリー200点越え、
トータル300点越えが見えてきた。
これ以降は鳥肌モノの瞬間の連続だった。

ゾクゾクとドキドキが同居した
不思議な気持ちで演技を見守った。
残りは得意の3アクセルからのコンビ2発。

羽生選手ならサラリと決めてくれるはずだ。

一発目のコンビネーションは2つ目の
2トゥーループを片手挙げでサラリとクリアー。やるねー♪
2つ目の3連コンビネーションもサラリと決めた。

これでNHK杯優勝と300点越えは濃厚。
あとは勝利かノーミスでの完全勝利か?
3ループの単発をサラリと跳ぶとジャンプは残り一つ。

最後のジャンプは3回転ルッツ。
ルッツジャンプは昨シーズン以降、
羽生選手のノーミス演技を阻んできた厄介なジャンプだ。

これを無事に跳べば完全勝利だ。


最後のルッツもサラリと跳んだ!・・・完璧だ。
羽生選手のガッツポーズにお客さんも大盛り上がり。

ジャンプが終われば
コレオシークエンスとスピンだけ。
お客さんの手拍子の中を悠々と舞う羽生選手。

これは勝利の舞、完全勝利の舞だ。
「何点出るんだろう?」って思いながら見てました。

最後のスピンを終えて
昨日の「夜叉みたいな顔」でフィニッシュかな~って
思っていたら・・・スカっ!と爽やかな満面の笑み!


そりゃ、そーだ。
こんなに完璧に演技が決まれば笑顔にもなるわな。

昨シーズン以降、待ちに待った
ショート・フリー両プログラム、ノーミス演技達成だ。
あとはスコアだけ、300点の壁を超える瞬間を待つだけ。

リンクを出てコーチのブライアン・オーサーとガッチリ抱擁。
テレビ画面には羽生選手のジャンプのリプレイが
映し出されていたけど、どれも美しい。

注目のスコアは・・・フリーで216.07。
トータルで322.40!!!

300点越えは確実と思っていたけど
こんなに凄いスコアが出るとは思わなかった。

後でゲストの織田信成さんが「アゴが外れた」と
言っていたけどまさしくその通り。
あまりにも凄すぎるスコアを見て口がポカーン・・・だった。

羽生選手もブライアン・オーサーも
すごーくビックリの表情。

あとで出てきた採点表を見たらまたビックリ!
技術点が118.87。出来栄えだけで23.08も付いてる。

演技後半の3アクセルー2トゥーループに至っては
出来栄えが満点の3点。初めて見た。

演技構成点もビックリ。
5項目全てが10点満点の9点台、
更に4項目が9.5点以上付けてる。

こんな採点表見たことない。
凄いもん見ちゃったよ。



インタビューでは周囲への感謝と
「もっといい演技を見せれるように頑張ります」って
至って謙虚なコメントをした羽生選手。

これでグランプリファイナル行きを決めた。
ファイナルではどういう演技を見せてくれるんだろう。
次が楽しみになってきた。

次は史上初の4回転ループを期待しちゃってます。
・・・まだ、早いかな。




↑Raveman「Pumpin'」(1994)






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