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明暗くっきり。2016/10/23 22:16

朝一の体重は130.5キロ。体脂肪率41%。
血圧168-99。脈68。


今日は朝一からショッキングなニュースが飛び込んできた。

フィギュアスケートGPシリーズ・アメリカ大会の
女子シングルの結果が出たようだ。



1位 アシュリー・ワグナー 196.44
2位 マライア・ベル      191.59
3位 三原舞依        189.28
ーーー
5位 グレイシー・ゴールド  184.22
6位 浅田真央         176.78
ーーー
10位 村上佳菜子       145.03



何と!浅田真央選手が6位フィニッシュ。
ショートプログラムのデキを見れば想定内だけど
実際にそういう事実を突きつけられると心が痛むわ~。


朝から軽くネットを見ていたら某動画サイトに
優勝したアシュリー・ワグナー選手のフリーの演技と
思われる動画が公開されていたので


・・・あぁ、もう女子フリー終わったんだ。


と思っていたら朝のNHKのニュースで速報が入ったって訳です。



朝からこんな酷いニュースを聞いてしまったもんだから
仕事の間は結構気が重くなってしまいましたが
終わってしまえば部屋へ直行。テレビにガブリつきます。


男子ショートはあとにして先に女子フリーをチェック。



先日、ショート10位に吹っ飛んだ村上佳菜子はフリーも残念。
冒頭の3回転ループは回転不足。
(基礎点5.1→回転不足で3割引き3.6→出来栄えー1.1で2.5点)

続く、3回転サルコウは綺麗に決めたのに
(基礎点4.4→出来栄え+0.4で4,8点)

3回転フリップは再び回転不足。
(基礎点5.3→回転不足で3割引き3.7→出来栄え―0.6で3.1点)


前半のジャンプの3要素、基礎点の合計が14.8点ですが
諸々のマイナスで10.4点に減点。(涙)

3位に入賞した三原舞依の冒頭の3ルッツからの
コンビネーションが11.6点(基礎点10.3+出来栄え1,3)だった事を
考えるとジャンプの3要素でこの得点は痛い。



つくづくジャンプの回転不足は怖い。


しかし村上選手の悲劇はまだ続きます。


演技後半(ジャンプの得点1割増し)冒頭の
2アクセルー3トゥーループ(基礎点8.36)が
何と!・・・1アクセルー2トゥーループになってしまいました。

出来栄え込みで2.75点。(涙)


次の3フリップが同じ3回転ソロジャンプのリピートで減点に
加えてダウングレード・・・出来栄えマイナスで0.73点。

その後の3連続と2アクセルのソロは上手く跳んで
演技を終えましたがそれまでの減点がハンパ無くて
10位で終えることになりました。本当に残念。

本来、村上選手はもっとデキる子だと思うので
次戦(ロシア大会)での巻き返しに期待します!頑張れっ。




次は6位フィニッシュの浅田選手。

冒頭のダブルアクセルは綺麗っ。
出来栄えで0.93点貰っていましたが、もっと(得点)あげても
いいんじゃねーかっ!ってくらい綺麗なアクセルでした。

今、世界を見てもこんなに余裕のある
力みのない余韻たっぷりの綺麗なダブルアクセルを
跳べるのは恐らく浅田選手だけでしょう。

今回のダブルアクセルへの加点0.93ですが
優勝したアメリカのアシュリー・ワグナーと並んで
参加選手の中で一番の加点を貰っていました。


続いては注目していた3フリップー3ループのコンビネーション。
2つ目のジャンプを2回転ループにしてきました。

・・・あぁ、まだ3回転―3回転できる状態じゃないのねん。


そして3回転ルッツ。
回転不足は取られてしまいましたが
エッヂエラーは取られていないようです。いいね~♪

今回の最高に良く見えたのがスピンのあとの
コレオシークエンス(*注)。

スパイラルとイーグルが超綺麗。
滑らかに連続する動きが超絶すぎます♪
去年のプログラムより断然いいですね~。すげー幸せな気分。

ここまでの浅田選手はイイ感じでした。


(*注)・・・コレオシークエンス。
ステップ、ターン、スパイラル、アラベスク、イーグル、
イナバウアー、スピン等あらゆるムーブメントができる。

他のジャンプやスピンと違って自由度が高く、
選手の力量と振り付け師のセンスが問われる要素でもあります。




ところが後半、急にジャンプが乱れます。

後半冒頭の2アクセルー3トゥーループが
何と!1アクセルの単になってしまい呆気に取られていると

続く3サルコウでは着氷後に体勢が乱れて
お手つきしてしまいました。


トドメは3フリップからの3連ジャンプが
何と!2フリップの単になってしまいました。
・・・左ひざ?腰?本当に大丈夫なのかな?超心配です。


最後のジャンプ・3ループは無事に跳びましたが
ちょっと疲れが出ている感じ。

ラストは前髪を垂らしながら必死の形相で
ステップシークエンスまで完走。
場内から大きな声援を受けておりました。


総合で10位。


後半の3つのジャンプ要素でのミスは大きい。
おそらくあれで20点ほどロスったと思う。
この結果は仕方ないと思います。



続いては・・・アメリカのマライア・ベル。
オイラはこの選手よく知らないのですが頑張りましたね~。

ジャンプは大きなミスも無いし上手く纏めたなぁ~って印象。
フリー単独ではアシュリー・ワグナーを超えて唯一の130点越え。
ショート6位からの大逆襲で2位!お見事!


この子、笑顔がいい。
スパイラルやっている時の笑顔は最高。

アシュリー・ワグナーやグレイシー・ゴールドが
ハリウッド女優系の美人ですがマライア・ベルは
ミュージカル女優っぽい感じ。

映画「雨に唄えば」に出てるデビーレイノルズみたい。

この子はGPシリーズ参戦はこの大会のみ。
ちょっと残念な気もしますが
もっと大きな大会に出るようになったら日本でも人気が出るかもね。



続いては日本の三原舞依も頑張った。
冒頭の3ルッツー3トゥーループのコンビネーションを含む
前半のジャンプはいうことなし。いい滑り出し。

しかし後半冒頭のダブルアクセルからのコンビネーションの
2つ目、3トゥーループが2トゥーループに。

更に3ルッツからの3連を急きょ、3ルッツー3トゥーループに
変更したようですがミスってしまったのが残念。
最後の3サルコウが2回転になったのも痛かった。

それでもシニアデビュー戦で3位表彰台はお見事。



三原選手の次戦は中国杯。

今回アメリカ大会で優勝したアシュリー・ワグナーを始め
ロシアのトゥクタミシェワ、ラジオノワに加えて
日本から本郷理華も参戦してくるようです。

でも今回のアメリカ大会同様に
伸び伸びやったら案外、大番狂わせあるかもね。



残りはアメリカ勢の二人。
ワグナー選手とゴールド選手ですが
二人ともフリーは精彩を欠いていましたね。


ワグナー選手はショート1位の勢いもあって優勝、
ゴールド選手は5位に失速。



女子はショートは良かったけどフリーでは
全体的にグダグダ感がありましたね。



浅田選手が6位で5ポイント。
次戦(フランス大会)で優勝しても20ポイントか。
こりゃ、ファイナル行きはほぼ無いですね。

インタビューで浅田選手本人も語っていましたが
「これ以上レベルは下げられない」です。


・・・・・頼む、次戦はもっと攻めてほしい。


トリプルアクセルに挑戦する・しないは別にして
フランス大会ではせめて3回転ー3回転のコンビネーションは
やれる状態に戻してほしい。(熱望)

イマドキのジュニアのトップクラスの選手だって
涼しい顔して3回転―3回転やる時代なのに
3回転―2回転はマズいっすよ~。

昨シーズンに比べてステップは良くなっていると思うし
ルッツジャンプも回転不足にはなったけど
エッヂはエラーも取られてなかったし全部がダメな訳じゃない。

次戦のフランス大会の浅田選手のデキは
暮れの全日本選手権を占う上で重要になりそうです。
・・・でも足の状態は気になります。それとも腰かなぁ~。




女子シングルの様子を確認してから
男子ショートの様子をチェック。


男子ショートの結果。


1位 宇野昌磨        89.15
2位 アダム・リッポン   87.32
3位 ジェイソン・ブラウン 85.75
4位 ナム・グエン      79.62
5位 セルゲイ・ボロノフ  78.68
---
8位 金博洋          72.93
---
10位 マキシム・コフトン   67.43



中国の金博洋には驚いた。

2つの4回転ジャンプで転倒。
トリプルアクセルではステップアウト。

全く彼らしくないジャンプでのミスの連続。

昨年の活躍を思えば4回転でミスするとも
思っていなかったので金選手が実際に転倒してしまう姿を
見てしまうと結構ショックだったりする。

採点表を見ても2つの4回転は認定されているけど
出来栄えは2つともマイナス4点!・・・うーーーん、信じられん。

フツーに跳んでいれば軽く90点は取れるプログラムですが
3つのジャンプのミスが響いて驚きの72点台。
本人からして見れば最悪なショート8位スタートになりました。


ただ金選手のショートプログラムは
昨シーズンより面白そうなプログラムなので
次戦以降も注目です。




カナダのナム・グエン選手は4位スタート。

名伯楽・ブライアン・オーサーから離れて
今シーズンを迎えたナム・グエン選手でしたが
自己ベストを更新、いい再スタートきったみたいですね。



ロシアのマキシム・コフトゥン選手はボロボロスタート。

冒頭の4回転サルコウー3回転トゥーループはバッチリ!
好スタートをきったはずでしたが

4回転トゥーループが2回転に、
トリプルアクセルが1回転に・・・。

この2つのジャンプ要素は0点。(涙)

コフトゥン選手は最下位スタート。
それにしてもこの選手ってなかなかショートとフリーが
かみ合わないのが歯がゆい。

ジャンプの能力はある人なのに本当に残念。




アメリカのジェイソン・ブラウン選手は勝負に出たっ。

今まで頑なに4回転ジャンプを取り入れなかった男が
遂に4回転ジャンプを跳ぶ決意をしたようです。


冒頭の4回転トゥーループ・・・転倒。
幸いなことにジャンプは認定されたようです。
しかし出来栄えでマイナス4点・・・仕方ないっすね。


続くトリプルアクセルはしっかり決めた!
余韻たっぷりの綺麗なアクセル。出来栄えで+2点ゲット♪
後半の3ルッツー3トゥーループも手堅く決めた。

・・・85.75点で3位スタートになりました。

スコアは85点台ですが演技後半のキャメルスピンが
規定の回転数回っていない事で0点になっていたのが
痛かったですね。

それが無ければ90点近いスコアが出ていたと思うと
この選手はこれからも侮れない存在になり続けそうです。

更に転倒した4回転トゥーループがしっかり決まるように
なったらますます手強い男になりそう。



日本の宇野昌麿は頑張った!

冒頭の4回転フリップは見事に成功!
場内からちょっと騒めき交じりの歓声がとびます。

残念だったのが4回転トゥーループからのコンビネーション。
4トゥーループは上手く跳んだのに2本目のジャンプで転倒。
この要素は出来栄えでマイナス4点に加えて転倒のマイナス1点。

トリプルアクセルは何とか堪えて演技終了。

4回転フリップは決めたけど他のジャンプでのミスが響いて89.15点。
それでも立派にショート首位スタートです。

それにしても今シーズンの宇野選手のショートプログラムは
めっちゃ野心的なプログラムだなぁ。

2つ目の4トゥーループのコンビネーションで転倒しなけりゃ
軽く90点台後半から100点にも手が届く鬼プログラムらしい。
これからがますます楽しみだわ。



アメリカのアダム・リッポン選手は2位スタート。

3フリップー3トゥーループのコンビネーションは朝飯前にクリア。
トリプルアクセルだってサラリと跳んでしまった。
彼がジャンプを跳ぶたびに地元ファンの絶叫に似た声援が飛ぶ。

2つのジャンプの後のコンビネーションスピンが超綺麗。
身体がスッと真っ直ぐになって軸がまるでズレない
超綺麗なスピン・・・こりゃ凄い。

後半の3回転ルッツも凄い。
両手を挙げた綺麗なルッツジャンプ。
「リッポン・ルッツ」が炸裂!・・・美しい。

スピンを終えてからのステップシークエンスの動きが
めちゃくちゃキレッキレで最高。
最後の決めポーズもいい。

このプログラムいいわ~♪また見たい!
明日のリッポン選手のフリーも楽しみだ。


これで宇野選手のショート首位通過が確定。
明日のフリーも楽しみになった。




↑相川七瀬「○○○○?」(1998)






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