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今さらNHK杯フリーを振り返ってみました2016/12/06 07:25

昨日の昼から腹が痛くなった。

胃薬飲んで落ち着くかと思ったけど
まるでダメで夕方からトイレの住人になった。

念のため、会社も休みをとって
胃をいたわってあげた。

先週は飲み食いし過ぎたこともあったし
胃に負荷をかけすぎたのかもしれない。



朝になって身体も楽になったので


先日録画しておいたフィギュアスケートの
GPシリーズ・NHK杯のフリープログラムをチェックしておきました。


まずは男子から。



1位 羽生結弦          301.47
2位 ネイサン・チェン      268.91自己ベスト
3位 田中刑事          248.44自己ベスト
4位 オクレシイ・ビチェンコ  229.87
5位 ミハイル・コリヤダ     225.69
6位 デニス・ヴァシリエフス  223.73
7位 ジェイソン・ブラウン    218.47
8位 ナム・グエン         212.43
9位 日野龍樹           207.15自己ベスト
10位 エラッジ・バルデ      195.32
11位 グランド・ホッホスタイン  191.40




羽生選手、300点のせたね~。

冒頭の4回転ループ、決めたね~♪
4回転のサルコウの単も綺麗だったわ~。

唯一残念だったのが後半の4回転サルコウの
コンビネーションで転倒しちゃったところかな~。

でもコンビネーションが抜けた分を
トリプルアクセルにくっ付けて来るところが凄い。

演技後半で疲れが出ている中で
トリプルアクセルからのコンビネーションを2発も
成功させちゃうなんて荒業が出来るのは羽生選手だけだ。

終盤のコレオシークエンスで見せた
ハイドロブレードは本当に綺麗。
羽生結弦のハイドロブレードの美しさは世界一だ。




アメリカのネイサン・チェンは2位でファイナル行きだ。

冒頭の4回転ルッツを転倒したけど
直後の4回転フリップでしっかり立て直したあたりは見事。

フリーでは5回の4回転ジャンプに挑む予定だったけど
2位以内を確保する為なのか4回転の本数を減らして
しっかり2位以内を決めた機転の良さもいい。

見事にファイナル行きを決めたチェン選手。
ファイナル本番での大爆発に期待したい。



日本の田中刑事は去年に引き続き好演技。

冒頭の4回転サルコウはお手つきも跳んだ。
続く4回転サルコウのコンビネーションも見事に決めた。

トリプルアクセルは両足着氷っぽくなったけど
その後の演技はノーミスだ。
去年のNHK杯(当時のブログ)も良かったけど今年もいい。

田中選手はNHK杯との相性はいいみたいだ。
昨年出した自己ベストを塗り替えて
見事に3位表彰台を決めた。




日野龍樹は自己ベスト更新も9位。

冒頭に4回転トゥーループを持ってきたけど
転倒+ダウングレード判定。(涙)

後半のジャンプで細かいミスはあったけど
大崩れすることなく自分の演技をやりぬいたようだ。

「自分の力は出せましたけど、そもそも自分の力不足・・・」
「この大舞台を経験したことで沢山の課題が見つかった事が収穫」
「帰ってすぐに課題に取り組みたい」

このNHK杯で初めて聞いたけどちょっとネガティヴ感がありながら、
自分を冷静に客観的に見ている日野選手のコメントが印象に残った。

日野選手は初の大舞台で
自己の立ち位置と今後の方向性を確認できたらしいから
これからの戦いが楽しみになった。


羽生選手のインタビューで
「日野選手、もっと来いや!」って喝を入れられていましたが
全日本選手権(22日~)ではもっといい演技を期待しちゃいます。



その他、男子で印象に残ったのが
ロシアのコリヤダ選手が4回転ルッツに挑戦してきたこと。

グランプリファイナル行きも厳しいこともあっての事だと思うけど
まさかルッツに挑んでくるとは・・・。
ロシア男子で一番警戒すべきはやはりこの男か。






女子の方は・・・





1位 アンナ・ポゴリラヤ        210.86
2位 宮原知子             198.00
3位 マリア・ソツコワ          195.88
4位 樋口新葉              185.39
5位 長洲未来              180.33
6位 カレン・チェン            178.45
7位 松田悠良              178.26
8位 エリザベート・トゥルシンバエワ 175.11
9位 チェ・ダビン             165.63
10位 アレイン・チャートランド     160.22
11位 ニコル・ラジコワ          159.70






日本の樋口新葉は4位~残念。

冒頭の3ルッツからのコンビネーションは
彼女らしいスピード感があっていいジャンプ。

・・・が、2つ目の3回転ループが2回転に。

今シーズンの樋口選手はジャンプの回転が
抜けちゃうミスが多すぎ。本当に残念だ。

彼女のスペックがあれば200点越えなんて
楽勝なんじゃないかな~と思うのですが
本当に残念過ぎる。

惜しくもシニアデビューイヤーでのファイナル行きは
ならなかったけど、全日本でこの借りを倍返しするような
演技を期待しちゃいます。




ロシアのアンナ・ポゴリラヤは余裕の演技で優勝だ。

冒頭の3ルッツー3トゥーループは見事。
ジャンプは高いし飛距離も凄いし流れもある。

あの長身(167cm)であんな凄いジャンプされたら
観ている方は圧倒されてしまう。

その後のジャンプも抜け目なく
スピンステップも高評価
最後のアクセルだけお手つきしたけど大勢は動かない。

終わってみれば一人だけ200点越え、
いや210点越えの余裕の優勝、2連勝でファイナルを決めた。


昨年のNHK杯は彼女にとっては悲劇の舞台だった。

3度の転倒でキス&クライで号泣したショートプログラム。
フリーでも伸び悩んで9位に撃沈した
昨年のNHK杯は彼女にとってまさしく悲劇の舞台だった。


でも今年は違う。

「神ってる」ショートプログラムを携えて
圧倒的な強さでロシア大会を制覇。
その勢いでNHK杯も優勝してしまった。

彼女にとって昨年は悲劇の舞台だったNHK杯は
今年は歓喜の舞台になった。

今年のポゴリラヤ選手は一味違うぞ。




宮原選手は2位でファイナルへ。

転倒などの大きなミスもなく
宮原選手らしい安定感のある演技。

しかーーーし、回転不足が2つも取られてしまっていました。

宮原選手の場合、ジャンプの高さも無いので
分かりづらいのですが、よーく見てみると確かに回転不足。

それも得点源の3回転ルッツからのコンビネーション2つで
回転不足を認定されちゃっているのが痛い。
それでも安定感のある演技でショート3位から2位に浮上。


日本女子でただ一人ファイナル行きを決めました。




これでグランプリシリーズ全6戦終了。


男子は


ハビエル・フェルナンデス   30p
パトリック・チャン        30p
羽生結弦             28p
宇野昌麿             28p
ネイサン・チェン         22p
アダム・リッポン         22p
・・・・・・・・ここまでが出場決定。
金博洋               20p補欠
セルゲイ・ボロノフ        20p補欠
アレクセイ・ビシェンコ      20p補欠

補欠選手は出場選手が不参加になった時に
出場することになります。


男子はほぼ順当な6人だと思いました。

ただネイサン・チェンには驚きました。
4回転のルッツもフリップも跳んじゃうなんてビックリ。

昨年のジュニアグランプリファイナルでも優勝していたのか~。
もっと早くスカパー!に契約してしっかり見ておくべきだったと
つくづく思ってしまいました。

毎年、ジュニアから凄いスペックを持った選手が
やってくるので本当に面白いなぁ。


今年の男子は宇野昌麿選手に期待します。

昨シーズンの終わりに4回転フリップを初めて決めて
今シーズンは自信もついたのか顔つきもすっかり変わりましたね。

羽生選手はもちろん凄いのですが宇野選手も
相当やるような気がします。

多分、羽生選手は来年の四大陸や世界選手権を
ピークに持っていく戦略かな~と言う印象があって
今は宇野選手の方が「やれる!」気がします。

男子は宇野、羽生、フェルナンデスの三つ巴の
バトルが今から楽しみです。





女子は

エフゲニア・メドベデワ    30p
アンナ・ポゴリラヤ       30p
エレーナ・ラジオノワ      28p
ケイトリン・オズモンド     26p
マリア・ソツコワ         24p
宮原知子             24p
・・・・・・・・ここまでが出場決定
アシュリー・ワグナー      20p補欠
エリザベータ・トゥクタミシュワ 20p補欠
三原舞衣             20p補欠

補欠選手は出場選手が不参加になった時に
出場することになります。


女子は波乱だったなぁ~。

浅田選手の落選はともかく
ワグナーやトゥクタミシェワの落選はビックリ。

女子はロシアから4人出場。
優勝もこの4人の中から出てきそうです。

オイラが注目するのはやはりポゴリラヤ選手です。

世界女王のメドベデワや同じロシアのラジオノワ選手も
侮れないですが今回はポゴリラヤ選手が勢いで
天下を獲ってしまいそうな気がします。






今年のグランプリファイナルはシニアとジュニアが
同時開催されるようです。


シニアも楽しみですがジュニアも相当楽しみ。


男子はロシアから4人出場・・・凄いなぁ。
でもオイラはアメリカのアレクセイ・クラスノジョンと
韓国のチャー・ジュンファンの2人に期待してます。



女子は日本とロシアが3人ずつ出場です。

優勝の大本命ツルスカヤの欠場で
誰が優勝してもおかしくない状況になったと思います。

日本の3人(坂本・本田・紀平)に期待が集まりますが
オイラはロシアのザキトワ選手が気になります。

ジュニアグランプリシリーズのフランス大会で
初めてザキトワ選手を見ましたが(当時のブログ
粗削りながらも相当なスペックを感じました。


スペックもそうですがこの子は佇まいも奥深くて
現世界女王のメドベデワ選手と通じる部分もある気がします。


女子はズバリ!日本の紀平かロシアのザキトワだと思います。
紀平選手はやはりトリプルアクセルのデキがキモに
なると思いますが決まれば優勝にグッと近づくでしょう。



シニアもジュニアも楽しみなグランプリシリーズは9日から開幕です。






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