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コストナー凄いなぁ。2018/03/22 00:55

朝一の体重は127.9kg、体脂肪率33.1%。


今日は昼仕事の残業だった。


部屋に戻ってしばらくするとイタリアで開催されている
フィギュアスケート世界選手権の
女子ショートプログラムが放送されていました。



ショートプログラムの結果はこんな感じ。(上位8人だけ表示)


1位 カロリーナ・コストナー    80.27
2位 アリーナ・ザギトワ      79.51
3位 宮原知子            74.36
4位 ケイトリン・オズモンド     72.73
5位 マリア・ソツコワ         71.80
6位 ガブリエル・デールマン    71.61
7位 ブラディー・テネル       68.76
8位 樋口新葉            65.89




まずはオリンピックでは散々な結果に終わった
カナダのガブリエル・デールマンは久々の好演技。

必殺の3回転トゥーループの2連をバッチリ決めた!
出来栄えも満点を取ったし残りのジャンプもミスなくしっかり決めた。
ショート6位通過でフリーへ。



オリンピック代表を逃し捲土重来を期す樋口新葉は
コンビ―ネーションの転倒が痛い8位スタート。

後半に入れた得点源の3ルッツー3トゥーループで
2つ目のジャンプの着氷後に転倒。

更に最後に入れた3回転フリップでは踏切り時の
エッヂで「!(ノットクリアー)」を取られて減点。


終わってみれば65.89で8位。
今やショート70点越えは世界レベルの最低条件。
樋口選手の世界選手権での表彰台はほぼ不可能になりました。

ただ彼女にはこのまま終わってもらっては困ります。
理由はあとで書きますがフリーでの奮起を期待します。




続いては地元イタリアのレジェンド、コストナー様です。

ショートで史上3人目の80点越えってビックリ!
この人は場合はジャンプじゃなくて動作の緩急の付け方が
本当に絶妙で何度見ても惹きつけられてしまう。

採点表を見てまたまたビックリ!
演技構成点を見ると5つの項目全てで9点越え。
うち4つの項目で9.5点以上・・・わかる気がする。


31歳のレジェンド、コストナー様は
見事にショートプログラム首位通過。

このスコアならフリーでよっぽどのミスをしないかぎり
表彰台は堅い気がします。


表彰台といえば・・・


ところで世界選手権の女子シングルで
30代の表彰台って今までいるのかな?


なんたって今回の世界選手権の上位メンバーを見ていても
20代はオズモンド(22歳)とブラディー・テネル(20歳)だけ。

宮原選手をはじめ上位選手のほとんどが10代です。


ちなみにコストナー様は樋口新葉(2001年生まれ)や
平昌金メダルのザギトワ(2002年生まれ)が生まれる前から
フィギュアスケートの世界の舞台で闘ってきました。
(↑初出場が2000年のジュニアグランプリシリーズ)


オリンピックも2006年トリノからバンクーバー、ソチ、平昌の
4大会連続出場を果たし、あの荒川静香、安藤美姫や浅田真央、
先日の平昌ではザギトワやメドベデワら鎬を削ってきました。


現役選手でこれほど経験値の高さ・奥深さのある選手はいません。
コストナー選手はまさしくレジェンドという名を冠されて
当然の選手とも言えます。

調べていないのでハッキリとはわかりませんが
恐らく女子シングルにおいて30代で世界選手権で
表彰台に載るとなれば恐らく史上初じゃないでしょうか。

明日のフリーが本当に楽しみになってきました。

ただ気になったのが演技後のコストナー様のインタビューだ。

自身のスケート人生を振り返るように
「15歳の頃、初めて国際大会に出た時、誰も私のことを
観に来てくれる人はいませんでした」

「しかし今、自分のスケート人生の旅は
とても素晴らしいものだったと感じています」

おぃおぃ、まさかここで引退か~。
ただ年齢的には考えられなくもないので・・・。





レジェンドのコストナー様のあとに演技したのは
平昌五輪金メダリストのザギトワさんでした。

リンクに入る前から凄い緊張した表情。
オリンピックの時より表情がビビっている印象。

ちょっと動きが固い印象。
必殺のルッツ―ループのコンビネーションも
2つ目のループが着氷で乱れたりしました。

それでも79.51点は見事2位通過でフリーへ。

フリーでしっかり演技すれば金メダルも狙える位置に
いるので楽しみです。



ロシアのソツコワ選手は久しぶりにソツの無い演技。

ジャンプもノーミス、スピン・ステップは全てレベル4。
ソツの無いソツコワ選手が戻ってきました。

フリーではどこまで表彰台まで近づけるか・・・って所でしょうか。



カナダのオズモンド選手はダブルアクセルでお手つきも72点台。

冒頭のフリップ―トゥーループのコンビネーションは見事。
ただ最後のダブルアクセルでお手つき。

五輪で頑張りすぎて疲れてるのかなーって印象。





最終滑走の宮原知子は回転不足が本当に残念。

唯一のミスは冒頭の3ルッツー3トゥーループの
コンビネーションでの回転不足。

演技中の動きは明らかに平昌五輪以上のパフォーマンス。

演技を見ていて冒頭のコンビネーションで回転不足が
取られなければ自己ベスト(75.94)を超えてくると思った。

回転不足か否かは彼女のスコアが教えてくれるだろう。


結果は・・・74.36。
あぁ、やっぱり回転不足だったか。

ただオズモンドのスコアは上回っていてショート3位通過。

採点表を見てみたけど演技構成点が36.57!
自己ベストの平昌五輪の時(35.69)の時より良くなってる!

これで平昌五輪の時の技術点(40.25)が加われば
76.82・・・まだまだ宮原選手は伸びしろがありそうだ。



ショートプログラムを終えて宮原選手が3位。

フリープログラムではコストナー様が優勝できるか?
宮原選手が表彰台に上れるか?が注目ですが
オイラはもう一つ注目していることがあります。


そればズバリ!来年の世界選手権の出場枠です。


昨年の世界選手権では三原舞依、本郷理華、樋口新葉の3人で
挑みましたが三原5位、樋口11位、本郷16位という結果でした。


日本人上位2人の合計順位は5+11=16。


上位2人の合計順位が「13」以内であれば
翌年の世界選手権(又は五輪)の出場枠が「3」になるのですが
それを満たすことができず2枠になってしまいました。


今年はショートプログラムが終わった時点で
宮原選手が3位、樋口選手が8位。合計順位は「11」。


フリーでもこのまま終われば見事に来年の世界選手権の
出場枠「3」を確定させることができます。


ただ宮原選手もフリーを終えて3位でいられる保証など無く、
平昌五輪同様にオズモンド選手に表彰台を奪われてしまう可能性も
ないことはないのです。

そこで重要になってくるのが樋口選手の頑張りです。


昨年の世界選手権では樋口選手がフリーでジャンプの
すっぽ抜けなどのミスが重なって11位と惨敗しています。
当時のブログ

樋口選手は昨年のリベンジに燃えてこの舞台に
来たはずですがいきなりショートでやらかしてしまいました。

ただフリーの頑張りによっては順位を1つや2つくらい
上げられる可能性もあるので今シーズンラストの「♪007」に
期待するところ大であります。


樋口選手にしてみれば昨年の世界選手権で頑張れず
世界選手権及び平昌五輪の出場枠を「3→2」に減らしてしまい、

更に2枠になった平昌五輪の出場枠は
宮原知子と坂本花織に奪われ自身は補欠に
なったことも忘れてはいないはずです。

「3枠であったなら・・・」と自分に対するやるせなさを
覚えたに違いありません。


それだけに今回の世界選手権に賭ける樋口選手の
想いは相当大きいはずで4年後の北京五輪を目指すべく
この世界選手権を飛躍のきっかけにしたいはずです。


その思いを見事に演技にできるか。
フリープログラムでは樋口選手の頑張りと
日本「3枠」奪還についても注目したいと思います。


さて明日ですが今度は男子シングル。


今年の男子は出場枠に関して言えば女子以上に
厳しい戦いが待っています。


例年で言えば「羽生・宇野」の平昌金銀コンビがいれば
何も心配はいらないのですが今年は羽生選手が
ケガの療養で欠場を決めたので、さぁ大変!


宇野選手は出場しますが五輪後にシューズを替えて
足が痛いみたいなニュースも聞こえてきました。


更に痛いのが宇野選手以外の二人が心配。


田中刑事選手は平昌五輪にも出場しましたが18位。
友野一希選手は昨年の世界ジュニア9位、昨年のNHK杯7位。


・・・うわぁ~、不安しかない。


でも今年の世界選手権で「3→2枠」になっても
来年の世界選手権で「羽生・宇野」で3枠回復すれば・・・などと
1年先を夢想していなければやってらんない状況です。(笑)



今年の男子はちょっと不安すぎますが
田中刑事、友野一希選手にはいい意味での
サプライズを期待してます!






ワールド・フィギュアスケート 81

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訃報2018/03/22 21:40

夜になって見知らぬ番号からショートメールが届いた。


差出人は千葉の稲毛のライヴハウスのマスターだった。



オイラが敬愛してやまない
ジャズサックス奏者の藤原幹典(ふじわらみきのり)氏が
19日に亡くなったという。



にわかに信じられず・・・と言うか信じたくもない
情報だったのでショートメールの差出人に直電した。


やはり本当だったらしい。


ここ数年、藤原さんはガンと闘いつつサックスを吹いていた。



先日もライヴ日程を伺ったときに
メールが来て「2月は入院、3月から復帰」と
書いてよこしてきたので安心しきっていた。



あぁ、逝ってしまったか。



通夜が24日、告別式が25日だと言う。




あぁ、24日の夜から夜勤とは。


年休はもう2日取っちゃったしなー。
夜勤定時で上がれないかなー。
夜勤で半日年休取れないかなー。


・・・無理か。


あぁ、藤原さんとまたラーメン食いたかったなぁ。
船橋駅前のパチンコ屋で一緒にパチンコやりたかったなぁ。
懐かしい情景が走馬灯のように・・・。

ライヴハウスのマスターと話をしているうちに
そんなことを考えていた。


マスター曰く、遺族の方から
「ファンの方との連絡手段がない。
出来るだけ多くの方に連絡してほしい」と頼まれたらしい。


葬式には行けないのは残念。
せめてホームページを使って情報の拡散は
させていただきます。


藤原さんの葬儀等、日程はこちらから。




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