ビンセント・ゾウ、侮れないゾウ。 ― 2018/03/23 00:20
今夜もフィギュアスケートの世界選手権。
男子ショートをチェック。
順位はこんな感じ。
1位 ネイサン・チェン 101.94
2位 ミハイル・コリヤダ 100.08
3位 ビンセント・ゾウ 96.78自己ベスト
4位 金博洋 95.85
5位 宇野昌磨 94.26
・・・
11位 友野一希 82.61
・・・
14位 田中刑事 80.17
まずびっくりしたのが2位のコリヤダ選手。
冒頭はルッツ・・・・・じゃなくてトゥーループ!
4回転トゥーループ+3トゥーループのコンビネーション!
これがカッコいい。何てスマートなコンビネーションだ。
続く3回転ルッツもいい。
もともと4回転ルッツ跳んでいただけあって
回転を抑えるような余裕すら感じる素晴らしさ。
後半に跳んだトリプルアクセルもスマートだ。
ジャンプの出来栄えは冒頭のコンビネーションが2.57、
ルッツが1.80、アクセルが2.14。
もともと出来る子なので当然と言えば当然。
演技構成点も全選手中、宇野選手に続く2位。
4回転ルッツを回避してリスクオフのショートは吉と出たようです。
スコアも100.08と100点越え。
こりゃー、コリヤダ選手はフリーが楽しみになったね~♪
MAX難度のショートを見事に跳んだネイサン・チェンが首位。
五輪ではショートで痛い目にあったし
コリヤダ選手同様にリスクオフで臨むかと思ったら大間違い。
---前半---
①4回転ルッツ+3回転トゥーループ
②フライングシットスピン
③足替えキャメルスピン
---後半---
④4回転フリップ
⑤トリプルアクセル
⑥ステップシークエンス
⑦足替えコンビネーションスピン
さすがはネイサン・チェン。
ブッチぎりでリスク取って挑んできました。
やはりネイサン・チェンにリスクオフは似合わない。
冒頭のコンビネーションを含めて全てのジャンプを決めてきた!
鬼門のトリプルアクセルまで決めてきた。
こりゃー、105点近くまでスコア伸びるかなーって
思っていたら案外伸びず101.94。
アクセル以外のジャンプは出来栄えでマイナス取られちゃって
思ったより伸びなかったのねん。
とは言えショート首位通過はさすが。
トゥーループの回転不足が残念な金博洋は4位スタート。
4回転ルッツからのコンビネーションはよかったのに
トゥーループでの回転不足は痛かったですね。
ただ首位から5点程度しか離れていないので
フリーでの頑張り次第では十分表彰台は狙えます。
5位の宇野昌磨はさすがの94点台。
↑で「さすがの」と入れたのは嫌味じゃなくて
本当に凄いって意味での「さすがの」です。
今回は足の痛みもあってか
かなり演技構成を変えてきました。
(変更前(基礎点)→変更後(基礎点))
---前半---
①4フリップ(12.3)
→4トゥーループ(10.3)
②フライングキャメルスピン
③ステップシークエンス
---後半---
④4トゥーループ+3トゥーループ(16.06)
→3サルコウ+2トゥーループ(6.27)
⑤3アクセル
⑥足替えシットスピン
⑦足替えコンビネーションスピン
冒頭の4回転フリップをトゥーループに、
そして後半のコンビネーションを
3回転サルコウ+3回転トゥーループにしてきました。
結果は冒頭の4回転トゥーループは出来栄え2.29を
もらって12.59をゲット、リカバーはしたと思うのですが
痛かったのが後半の3サルコウからのコンビネーション。
もともと3サルコウー3トゥーループ(基礎点9.57)を
跳ぶ予定でしたが二つ目のジャンプが2回転になってしまいました。
出来栄えでマイナスを受けて獲得したのが4.87点。これは痛い。
フツーの選手だったらこの演技構成でこれだけの
スコアを取ることはかなり難しいと思います。
それでも首位と7点差の5位で踏みとどまったのは
メンバー中最高の演技構成点を獲得した事と
ミスしたコンビネーション以外のジャンプで
高い出来栄えを獲得した宇野選手の凄いところです。
ただ宇野選手が世界選手権を制するには
首位のネイサン選手との差が7.68点差は大きい。
優勝ラインはトータルで310点辺りかと思いますが
ネイサン選手が平昌のショートばりにミスをしない限り
逆転が不可能・・・とは言いませんがかなり困難でしょう。
それを証明するように首位通過したネイサン選手が
インタビューで「フリーでは4回転5本」を明言しました。
平昌五輪ではフリープログラムで6本の4回転に挑戦したほどの
ネイサン・チェンが5本を明言したことは優勝候補の宇野選手をはじめ
他の選手との得点差を確認してのことだと思います。
優勝争いはネイサン選手が一歩リードの感はありますが
フリープログラムでは何が起こるかわかりません。
最後まで諦めずにチェックします。
・・・・・と終われないのが今年の男子ショート。
残り二人の日本人選手もチェックです。
初出場の友野一希選手、頑張りました!
4回転サルコウ・・・跳んだ!
フリップからのコンビネーションも跳んだ!
トリプルアクセルもしっかり跳んだ!
初出場の世界選手権で減点無しの好演技!やるね~♪
男子「3枠」へ希望の光が差した気がしました。
フリーでも目一杯頑張ってほしいです。
あと自己ベストで3位に入ったビンセント・ゾウも侮れない。
4回転ルッツからのコンビネーション、バッチリ!
4回転フリップもいい。
ネイサン・チェンと違ってトリプルアクセルもキチンと跳べる!
ジュニアの世界選手権の頃はインパクトは無かったのですが
先日の平昌五輪のフリーの演技を見てから印象が変わりました。
(当時のブログ)
・・・これは相当な器かも知れません。
来シーズンにはネイサン・チェンすら超えた選手に
なっているかもしれません。
フリーには4回転ルッツ2発のプログラムやるのかな~。
ちょっと楽しみになってきました。要注目で!
日本の田中刑事は・・・何故?ダブルアクセル・・・。(涙)
(4回転)サルコウも跳んだ!
コンビネーションもしっかり跳んだ!
・・・なのにアクセルはすっぽ抜けのダブル(2回転)か。
溜息しか出ないけど・・・フリーは頑張れ!
ショートプログラムが終わってネイサン・チェンが一歩リード。
フリープログラムではコリヤダ選手が
(4回転)ルッツを封印して勝負に出るのか?
ビンセント・ゾウが4回転ルッツ2発をぶっ放すのか?
足痛の(宇野)昌磨に逆転の目があるのか?
そして田中、友野の2選手が何処まで
順位を上げて来られるのか?
フリーも超楽しみな世界選手権ですわ~♪
宇野昌磨 ニューヒーロー 銀メダルへの軌跡 (講談社 MOOK)
携帯の人たちはこちらからもどうぞ~。↓
男子ショートをチェック。
順位はこんな感じ。
1位 ネイサン・チェン 101.94
2位 ミハイル・コリヤダ 100.08
3位 ビンセント・ゾウ 96.78自己ベスト
4位 金博洋 95.85
5位 宇野昌磨 94.26
・・・
11位 友野一希 82.61
・・・
14位 田中刑事 80.17
まずびっくりしたのが2位のコリヤダ選手。
冒頭はルッツ・・・・・じゃなくてトゥーループ!
4回転トゥーループ+3トゥーループのコンビネーション!
これがカッコいい。何てスマートなコンビネーションだ。
続く3回転ルッツもいい。
もともと4回転ルッツ跳んでいただけあって
回転を抑えるような余裕すら感じる素晴らしさ。
後半に跳んだトリプルアクセルもスマートだ。
ジャンプの出来栄えは冒頭のコンビネーションが2.57、
ルッツが1.80、アクセルが2.14。
もともと出来る子なので当然と言えば当然。
演技構成点も全選手中、宇野選手に続く2位。
4回転ルッツを回避してリスクオフのショートは吉と出たようです。
スコアも100.08と100点越え。
こりゃー、コリヤダ選手はフリーが楽しみになったね~♪
MAX難度のショートを見事に跳んだネイサン・チェンが首位。
五輪ではショートで痛い目にあったし
コリヤダ選手同様にリスクオフで臨むかと思ったら大間違い。
---前半---
①4回転ルッツ+3回転トゥーループ
②フライングシットスピン
③足替えキャメルスピン
---後半---
④4回転フリップ
⑤トリプルアクセル
⑥ステップシークエンス
⑦足替えコンビネーションスピン
さすがはネイサン・チェン。
ブッチぎりでリスク取って挑んできました。
やはりネイサン・チェンにリスクオフは似合わない。
冒頭のコンビネーションを含めて全てのジャンプを決めてきた!
鬼門のトリプルアクセルまで決めてきた。
こりゃー、105点近くまでスコア伸びるかなーって
思っていたら案外伸びず101.94。
アクセル以外のジャンプは出来栄えでマイナス取られちゃって
思ったより伸びなかったのねん。
とは言えショート首位通過はさすが。
トゥーループの回転不足が残念な金博洋は4位スタート。
4回転ルッツからのコンビネーションはよかったのに
トゥーループでの回転不足は痛かったですね。
ただ首位から5点程度しか離れていないので
フリーでの頑張り次第では十分表彰台は狙えます。
5位の宇野昌磨はさすがの94点台。
↑で「さすがの」と入れたのは嫌味じゃなくて
本当に凄いって意味での「さすがの」です。
今回は足の痛みもあってか
かなり演技構成を変えてきました。
(変更前(基礎点)→変更後(基礎点))
---前半---
①4フリップ(12.3)
→4トゥーループ(10.3)
②フライングキャメルスピン
③ステップシークエンス
---後半---
④4トゥーループ+3トゥーループ(16.06)
→3サルコウ+2トゥーループ(6.27)
⑤3アクセル
⑥足替えシットスピン
⑦足替えコンビネーションスピン
冒頭の4回転フリップをトゥーループに、
そして後半のコンビネーションを
3回転サルコウ+3回転トゥーループにしてきました。
結果は冒頭の4回転トゥーループは出来栄え2.29を
もらって12.59をゲット、リカバーはしたと思うのですが
痛かったのが後半の3サルコウからのコンビネーション。
もともと3サルコウー3トゥーループ(基礎点9.57)を
跳ぶ予定でしたが二つ目のジャンプが2回転になってしまいました。
出来栄えでマイナスを受けて獲得したのが4.87点。これは痛い。
フツーの選手だったらこの演技構成でこれだけの
スコアを取ることはかなり難しいと思います。
それでも首位と7点差の5位で踏みとどまったのは
メンバー中最高の演技構成点を獲得した事と
ミスしたコンビネーション以外のジャンプで
高い出来栄えを獲得した宇野選手の凄いところです。
ただ宇野選手が世界選手権を制するには
首位のネイサン選手との差が7.68点差は大きい。
優勝ラインはトータルで310点辺りかと思いますが
ネイサン選手が平昌のショートばりにミスをしない限り
逆転が不可能・・・とは言いませんがかなり困難でしょう。
それを証明するように首位通過したネイサン選手が
インタビューで「フリーでは4回転5本」を明言しました。
平昌五輪ではフリープログラムで6本の4回転に挑戦したほどの
ネイサン・チェンが5本を明言したことは優勝候補の宇野選手をはじめ
他の選手との得点差を確認してのことだと思います。
優勝争いはネイサン選手が一歩リードの感はありますが
フリープログラムでは何が起こるかわかりません。
最後まで諦めずにチェックします。
・・・・・と終われないのが今年の男子ショート。
残り二人の日本人選手もチェックです。
初出場の友野一希選手、頑張りました!
4回転サルコウ・・・跳んだ!
フリップからのコンビネーションも跳んだ!
トリプルアクセルもしっかり跳んだ!
初出場の世界選手権で減点無しの好演技!やるね~♪
男子「3枠」へ希望の光が差した気がしました。
フリーでも目一杯頑張ってほしいです。
あと自己ベストで3位に入ったビンセント・ゾウも侮れない。
4回転ルッツからのコンビネーション、バッチリ!
4回転フリップもいい。
ネイサン・チェンと違ってトリプルアクセルもキチンと跳べる!
ジュニアの世界選手権の頃はインパクトは無かったのですが
先日の平昌五輪のフリーの演技を見てから印象が変わりました。
(当時のブログ)
・・・これは相当な器かも知れません。
来シーズンにはネイサン・チェンすら超えた選手に
なっているかもしれません。
フリーには4回転ルッツ2発のプログラムやるのかな~。
ちょっと楽しみになってきました。要注目で!
日本の田中刑事は・・・何故?ダブルアクセル・・・。(涙)
(4回転)サルコウも跳んだ!
コンビネーションもしっかり跳んだ!
・・・なのにアクセルはすっぽ抜けのダブル(2回転)か。
溜息しか出ないけど・・・フリーは頑張れ!
ショートプログラムが終わってネイサン・チェンが一歩リード。
フリープログラムではコリヤダ選手が
(4回転)ルッツを封印して勝負に出るのか?
ビンセント・ゾウが4回転ルッツ2発をぶっ放すのか?
足痛の(宇野)昌磨に逆転の目があるのか?
そして田中、友野の2選手が何処まで
順位を上げて来られるのか?
フリーも超楽しみな世界選手権ですわ~♪
宇野昌磨 ニューヒーロー 銀メダルへの軌跡 (講談社 MOOK)
携帯の人たちはこちらからもどうぞ~。↓
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。