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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」2010/12/03 12:16

日本アニメ界に燦然と輝く不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」の
実写版になる「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観てきました。


とりあえずストーリーですが(いまさら・・・と言う感じもしますが)
西暦2199年地球は正体不明の敵・ガミラスの侵攻にさらされていました。

対する地球は世界各国の戦力を結集して防衛にあたるものの
ガミラスの放つ遊星爆弾の攻撃により人類の大半が死滅、
残りの人類も遊星爆弾の放射能でいまや滅亡の時を迎えようとしていました。

そんな地球に遥か彼方14万8千光年先にあると言う
イスカンダルから放たれた通信カプセルが届く。
カプセルにはイスカンダルには放射能を除去出来る装置があり
それを提供する意思があるという。

地球防衛軍は最後の宇宙戦艦「ヤマト」を建造し
イスカンダルへの派遣を決定、地球滅亡まであと1年。
ヤマトの壮絶な戦いが始まるのであった・・・と言う話。



「宇宙戦艦ヤマトの1ファンとしての感想」ですが
100点満点で50点~55点くらいかなと言うのが正直なところです。


まずは「減点要因」である事柄から。

古代進でなく「キムタク」を演じたキムタクに失望しました。
この人はドラマで輝く人ですが誰かを演じるには不向きな
人だと今回の映画で確信しました。

そしてアニメでは生活班班長でしたが実写版では
何故か戦闘班になっていた森雪にビックリ。

更にビックリしたのは佐渡先生や相原がなんで女なんじゃい!!!
脚本担当、反省しろ~~っ!と思いました。
(↑あとでパンフレット読んだら脚本家が詫びてました。
あの「K-20」の監督とは思えない・・・ガックリです。)


キャストで一番ガックリだったのが沖田十三を演じた山崎努です。
まずはその風貌・・・それ沖田じゃねぇ~だろっ!土方かっ!
(↑ヲタな感想ですんません)
あともう一つ。劇中で「なにもかも・・・」の名セリフを言うのですが
コレがいかにも「やっておいたよ~」くらいに適当さを感じました。
(↑ちゃんとやれ!・・・「怒り」に近い感情を持ってしまいました。)



キャスト以外での減点要因はヤマトの第一艦橋のセットです。
ヤマトの顔とも思える重要なセットであるはずなのに
かなり安っぽく見えてしまったのはガッカリでした。

宣伝に莫大なカネを使うならあの第一艦橋をどうにか
して欲しいと心から思いました。


次に「ハリウッドからパクってきたような」ガミラス艦隊や
エイリアンみたいなガミラス兵にガックリし、
「マクロスに出てくるバルキリー」みたいなコスモゼロを
観たときにはあきれてモノがいえなくなってしまいました。


他にも言いたいことはあるのですがあまり書きすぎると
ネタバレになってしまうのでここらへんでやめときます。



この映画のよかったところですが

真田志郎を演じた柳葉敏郎さんと島大介を演じた
緒方直人さんがよかったですね~。
特に柳葉さんの演技はまるで真田が乗り移ったような
見事すぎるものでした。
キムタクと山崎努の二人の「減点」をフォローしてくれた
二人の演技に感謝です。


そしてフルCGのヤマトですね~。あれはよかったです。
特に「ヤマト発進~波動砲発射~黒煙からヤマト出現」の
一連のシーンはなかなか見ごたえアリでした。
(これだけ素晴らしいシーンを作ったのにあの第一艦橋の
ショボさは・・・アンバランスもいいところです。)



あとこの映画を観ていて良かったところは
若いキャスト全体から醸し出された「一体感」みたいなところです。
よっぽど撮影現場が充実していたのでしょう。キャストのみなさんが
活き活きとした表情がそれを物語っていたように感じました。

もっとしっかりした脚本や設定がなされていればもっと
いい映画になっていた気がして残念でなりません。



実写版のヤマトを観て思ったのですが
少なくともオイラが死ぬまでは実写版の「銀河鉄道999」が
出来ませんように・・・心より祈るばかりです。


まとまりの無いレビューで失礼しました。





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