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映画「ツリー・オブ・ライフ」2011/09/01 20:40

久しぶりにユニモの映画館で映画しました。


ブラッドピットショーン・ペン の2大スターが
親子を演じた映画「ツリー・オブ・ライフ 」を見ました。


ストーリーですが
ある日、オブライエン夫婦(ブラッドピット・ジェシカチャスティン)の
もとに訃報が届く。次男RLがわずか19歳でこの世を去ったのだ。

それから数十年後、長男ジャック(ショーンペン)は仕事に成功して
都会のモダンな豪邸に妻と二人で暮らしているものの
夫婦の仲はすっかり冷え切っていた。

職場に行っても会社の同僚も別れ話。
「世の中は悪化した。人間は欲深くなる一方だ」と
うんざりしたようにつぶやくジャック。


彼の心の中には常に今は亡き弟があった。
そして父親との長い確執を今でも悔いていた。


オフィスの中でジャックの心は少年時代のテキサスへと 飛んでいって過去の自分を見つめなおす・・・と言う話。



映画を観た感想ですが
妙に余韻が残り続ける映画だなぁと思いました。


「力こそが成功の道だ」と信じる厳格な父と
「私欲を捨てて慈愛をもって生きよ」と諭す母の間で育つ息子達。


子供達は親の価値観の中で育まれるけど
自我が芽生え始めると親への情愛とともに反抗心も芽生えてきて・・・。
父の厳格で母に対しても厳しい態度を見て反抗する反面、
結局は父の教え通りに成功を手に入れた息子のジャック。


自分の過去に蓄積された記憶をたどって自分自身を
見つめなおすショーンペン演じるジャックに妙に共感を
覚えるのは何故だろう?とにかく余韻が長く残る映画でした。


2時間以上の映画の中でジャックの誕生からじっくり過ぎるほどに
丁寧に少年時代を描いた映像もなかなかのものだったと思う。


ただ映画を見終わって
「この映画が問いかけたかったモノって何だろう?」
「ジャックは自分の心が整理できたのだろうか?」と
製作者たちの思惑に思いを馳せると更に余韻が長びく・・・不思議な映画だ。


ブラッドピットとショーンペンの2大スター共演と言う触れ込み
だけどもジャックの子役ハンター・マクラケンが実質的な主演だった
のではないだろうか?


あの眼差し、目力は強烈。将来が楽しみな俳優だ。


この映画は子連れやカップルで観にいくには向かない
映画だと思うし「是非皆さんもどうぞ」とも言えない映画だ。
これ以外にも書きたい事は山ほどあるけど
全くまとまらないのでここら辺にしておきます。

余程時間に余裕があって2時間くらいだったら時間を潰してもいい
と言う人がいたら観にいってもいい映画だとおもいます。
とにかく「お子様には向かない・・・大人向きの映画」だと感じました。






女の子が幸せになる子育て

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