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職業=田原俊彦2011/10/05 12:49

二日酔いも収まったし外に出かけようかと思ったけど
雨は更に強さを増しているようだった。

何だか出かける気もなくなっちゃったので
先日買ったまま放置していた「あの本」を読むことにした。


職業=田原俊彦 」って本。(写真)


いまさら説明する必要もないと思うけど田原俊彦
「トシちゃん」の愛称で活躍、近藤真彦松田聖子 らと共に
80年代を代表するスーパーアイドルの一人でした。


オイラは「トシちゃん派」か「マッチ(近藤真彦)派」か?と
聞かれればオイラはマッチ(近藤真彦)派です。
カラオケで歌うなら「ギンギラギンにさりげなく」など
往年のマッチのヒット曲だったりします。


ただトシちゃんにも少しだけ興味がありました。
全盛だった頃でなく、その後のトシちゃんにです。

「ビッグ発言」に端を発し、事務所を辞めてから事実上、
芸能界から干された状態になったトシちゃんが
今のポジションまで復活して来た経緯にです。


たまたま本屋に並んでいたこの本を中身を見ないで
速攻で購入したのにはそんな理由があったのです。





本を読みはじめるとこれが想像以上に面白い。
3時間かけて読破した。


まずジャニーズの「研修生」になるまでのいきさつが面白い。

高校一年の夏、事務所に履歴書送ったけど返事がないので
単身「アポなし」で東京のジャニーズ事務所に行って
「ジャニー喜多川さんに合せてもらえますか?」と
直談判しようとするトシちゃんが凄い。


本を読むまで「どうせ街でスカウトでもされただろう」と
思いこんでいたのでこの事実は衝撃でした。

そんな「何処の馬の骨かわからない」若者に
タクシー代まで渡してジャニー氏に会わせようとした
事務所の対応もまたまた驚きだ。

結果、ジャニーズ事務所の「研修生」を勝ち取った。
トシちゃん熱いぜ~。



生い立ちからトップアイドルになるまでの道のりも泣けます。

早くに父を亡くして兄弟とも離れ離れになって母子家庭に。
15歳になって「田原俊彦1000日計画」をブチあげて
高校卒業までにデビューすると心に誓う。

無事にデビューを果たし一気にトップアイドルになった
トシちゃんが一番初めにしたことが亡くなった父の墓を立てた事。
このくだりに涙腺が緩んだ。トシちゃん、男だぜ~。




↑田原俊彦「ごめんよ涙



ビッグ発言や独立についての事も書かれていました。

発言について「冗談のつもり」で発言したものが
かつてより確執のあったマスコミにその発言だけが
引っこ抜かれて、発言だけが一人歩きした結果だったようです。

更にビッグ発言と事務所をやめたことにはまるで関連が
無い事や独立してから厳しい現実に直面している反面、
「一人立ち」した嬉しさもあることも書かれてました。


他にも二人の子供の父親としてちょっと笑えるエピソードや
有名人との交流など興味深い話も交えて面白い一冊になってます。



トシちゃんと言うとシングル「ブギ浮き I LOVE YOU」の
「アハハ・・・」とちょっと馬鹿っぽい笑いに象徴されるように
ちょっと軽めなイメージを持っていましたがこの本を読んで
トシちゃんに対する印象、イメージが随分変わりました。


文章を読む限り、「知的」とは言わないけど
思った以上に真っ直ぐで熱い男だと思いました。



特に自分を発掘してくれたジャニー喜多川氏や
ジャニーズ事務所への感謝は独立した今でも忘れずに
いるトシちゃんの想いはグッドだと思う。

50歳になっても「トシちゃん」と呼ばれてしまう不思議な
魅力のある田原俊彦。


これからも「職業・田原俊彦」を貫いて頑張って欲しいと思います。
ちょっとでもトシちゃんに興味のある人は「買い」だと思います。







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