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最終回2011/11/27 21:10

NHKの大河ドラマ「江」の最終回をチェック。


歴史の教科書でもあまり強い印象がなく
「家康と家光の間の将軍」のイメージがある2代将軍・秀忠を
支えた江の生涯にフォーカスしたドラマが終わりました。


江姫をドラマにするとは・・・
今年の大河が「江」になった事を知った時に感じた印象でした。
地味なドラマにならなきゃいいがと心配しましたが杞憂に終わりました。


主役の江を演じた上野樹里 さん、よくぞ一年間頑張りました。
脇を固める強力すぎる俳優陣に圧されてしまうのではと
思うところもありましたが見事です。


繰り返しになりますが脇のキャストの個性が濃すぎて
上野樹里さんにはちょっと可哀想なくらいな感はありましたが(笑)

信長、光秀、勝家、市の方、利休、秀吉、淀、家康etc・・・
どのキャストもそれぞれが生き生きとしていて
印象深く心に残るドラマでした。


「己を信じ、己の思うまま、存分に生きよ」
豊川悦司 が演じた信長から発せられるセリフには
信長らしい切れ味があったし、
(↑もっと長く見ていたかった・・・)

信長に叛逆した市村正親演じる光秀の想いには哀しさが見えたし

鬼柴田と恐れられ怖いイメージのある勝家を
大地康雄 さんがまろやかな人間味のある人間として
演じていたのも印象が残ったし

「生きることは闘うこと・・・」
鈴木保奈美が演じた市の方も良く頑張ったと思います。

このドラマの中盤を語る上で欠かせない人物である
天下人・秀吉を演じた岸谷五朗さん。
特に晩年の壊れていく秀吉を見事に演じた思います。

石坂浩二も骨のある茶人・利休を見事に演じたと思うし
萩原聖人も頑張って「豊臣家命」の官僚・三成していた。

北大路欣也も我慢の果てに天下人となった
家康としてドラマ終盤を支えてくれましたし

竹千代(家光)の乳母として登場した富田靖子
主役の上野樹里を押し切ってしまうほどの強烈な個性が
印象的で相変わらず凄い人だと思いました。
(↑のちの春日局になる人を演じたのだから仕方ないか)



↑大河ドラマ「江」のサントラ より



宮沢りえも浅井三姉妹の長女・茶々をそして
見事に「徳川を天下を渡してなるものか・・・」と徳川家の
暴走を憂いそれを阻止しようと怒りをむき出しにする
淀を見事に演じたと思う。


秀忠を演じた向井理 さん。
ゲゲゲの女房で初めて存在を知ったのですが
今回のドラマでも自然体なキャラで
「日本の歴史上最強の2代目(←自分の個人的な感想)」の
徳川秀忠 を見事に演じてくれました。

これで少しは世間様の「徳川家康と家光のつなぎ」程度の
イメージを払拭できれば嬉しいのですが。


最後に水川あさみ さん。
浅井三姉妹の次女・初、そして常高院を演じました。
常に三姉妹の中で茶々と江の間で三姉妹の絆を保とうと
奔走する地味に役柄でしたが頑張ってくれました。

強烈な個性を持つ姉と妹に挟まれても
そのマイペースな役柄にホッとする場面も多かったです。

演技も上手いとは言えませんが恐らくはその人柄から
にじみ出る人間味というか「風」みたいなものが
心地いい人でした。

たまたま見たDVDでその存在を知りましたが
何をやっても「キムタク」しか演じられない木村拓也同様、
この人も恐らくは「水川あさみ」しか演じられない人と思いますが
今回のドラマでも存分に「水川あさみ」を出してくれていました。

今後も「女優・水川あさみ 」として頑張って欲しいと思います。



今年も大河ドラマが終わってしまいました。

来年は何と平清盛が主役らしいです。
キャストは今年以上に個性的な面々が見えますが
ドラマの方がどうなるやら今から楽しみです。



夜飯は・・・
カクテルパートナー・スクリュードライバー500ml2本490キロカロリー
(一日総摂取カロリー3986キロカロリー)
体重107キロ。





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