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サイクリング・ブルース2012/04/08 17:39

パチスロで負けてフラフラと本屋へ寄った。


特に読みたい本も無かったけど
面白い本ないかなーと思って行ってみたらいい本があった。



サイクリング・ブルース



今は亡きロック歌手・忌野清志郎さんが書いた本です。




本の冒頭にあるこの文章が心を鷲掴みにしました。


自転車はブルースだ。
クルマや観光バスではわからない。
走る道すべてにブルースがあふれている。
楽しくて、つらくて、かっこいい。

憂うつで陽気で踊り出したくなるようなリズム。
子供にはわからない本物の音楽。
ブルースにはすべての可能性がふくまれている。

自転車はブルースだ。
底ぬけに明るく目的地まで運んでくれるぜ。



・・・この冒頭部分を読んだだけでカッコいいと思った。


特にいいのが「楽しくて、つらくて、かっこいい。」って所。
自分が自転車に思う部分がこの文章に凝縮されていると感じたから。


2年前にマウンテンバイクで大阪から黙々と走っていた時
昨年雨に濡れながら新潟から走ってきた時
辛いんだけど・・・楽しくて、自分勝手にカッコいいと思うのだ。




忌野清志郎サイクリング・ブルース



この冒頭の部分で完全に心を捕まれた勢いで
1時間半ほどで全部読破した。


途中で本を買ってしまおうかと思った瞬間はあった。
でも買ってしまったら読まないでそのままになってしまう
のではないかと思って最後まで読んだ。


買ってもいいなと思ったけど買ったら多分読まない、俺は。
ちょっと手が届かないくらいがオイラにはいいのだ。
そう思って最後まで本屋で読んで買わなかった。


また読みたくなったら本屋に行けばいい。



その時本屋に無くなっていたらその時こそ本当に
ネットでも何でもいいから買おうと思う。






サイクリング・ブルース

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