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映画「レ・ミゼラブル」2013/01/22 23:35

パチスロでプラスしたのでまた映画に行ってきました。
今月だけで映画3本目。


「レ・ミゼラブル(公式サイト)」です。

ミュージカルでは超有名な作品の映画化で
一般常識に疎いオイラでも内容は知らなくても
名前だけは知っていました。


当初は観るつもりはなかったのですが
facebookで友達が絶賛していたのでどんなものなのか
気になって観てみることにしました。


ストーリーですが

舞台は1800年代のフランス。
妹の子供の為にパンを盗んだ罪で19年間服役した
ジャン・バルジャンがこの話の主人公。

監督官ジャラベールから仮釈放を言い渡されて自由の身に
なったはいいけれど身分証の代りに持っている釈放状の
おかげで世間の風向きは超厳しい。

疎外感に打ちひしがれたバルジャンは
わざわざ一夜の宿を貸してくれた司教の好意に背いて
銀の食器を盗み出してしまう。なんてこった。


・・・が、驚いたことにそんなバルジャンを司教は許してくれた。
それどころか食器に加えて銀の燭台まで「持って行け」と
バルジャンに渡してしまうのです。アンビリバボー。

司教の真心に触れ涙するバルジャンは釈放状を引きちぎって
身も心も生まれ変わることを誓います。


その後バルジャンはマドレーヌと名前を変えて
工場の経営者となり、その人徳を持って市長の地位を手にした。


・・・が、そんなバルジャンの前に現れたのがジャベールだった。
ジャベール警部は市長・マドレーヌを逃亡犯バルジャンではないかと
疑いを持つのだが・・・って話。



泣いてしまった。



生まれてから劇場で泣いたことは無かったけど泣いてしまった。
今までも涙腺が緩む映画はあったけどこの映画にはやられた。


ジャン・バル・ジャンを演じたヒュー・ジャックマン良かったね~。

「who am I」を歌いながら極限の選択に迫られる場面は
緊迫したし、己の人生を賭けてコゼットを守る姿は熱かったし
ラストは本当に泣いてしまったよ。


バルジャンを追うジャベール警部を演じたラッセル・クロウもいい。

冒頭では悪人か・・・と思ってしまったジャベールですが
劇中で「stars」を歌う姿は矜持に満ち溢れていたし
ラッセル・クロウはこういう役をやらせたら無敵だとつくづく思ったよ。


一番衝撃的だったのがファンテーヌを演じたアン・ハサウェイ。

「アリス・イン・ワンダーランド(当時のブログ)」の時とは
180度違う情熱的で激しい演技にビックリ。
「夢やぶれて」を歌う虚しく悲しい姿が本当に痛々しかった。
・・・圧倒されちゃいました。相変わらず美しい人じゃ。


アマンダ・セイフライドが演じるコゼットを観て
何だかホッとした気持ちになりました。
スクリーンで初めて見る人ですがそんな所が印象に残りました。


この映画では脇役の役者さんも十二分に輝いていたので
書きたい人は山ほどいるのですが最後に印象に残ったのが
エポニーヌを演じたサマンサ・バークス。


マリウスへの届かぬ想いを抱えながら
夜の街を「on my own」を歌う姿を観て悲しくなった。
アン・ハサウェイに負けないくらいのインパクトがあった。
またスクリーンで観てみたい女優さんだ。


エポニーヌと言うキャラは恐らくミュージカルでも
人気のキャラクターなんじゃないかな。


劇中で歌われる歌もいい。
特に「民衆の歌」が情熱的で最高。
曲を聞いただけで目元がウルウルしちゃう。


原作はおろかミュージカルも見てないオイラが言うのも
おかしいかもしれないけどこの映画は原作や
ミュージカルの素晴らしさがベースに映画ならではの
表現力も加わってまさしく「名作」なっていると思います。


映画序盤はあまりにも辛い展開で暗い気持ちに
なってしまいました。このまま終わりまで行ったらどんだけ
暗い話になってしまうのだろうと思いましたが
観終わる頃にはすっかり元気がなっちゃいました。

主要キャストはもちろん脇役も
己が矜持に真正面に生きている姿が・・・元気貰いましたよ。


この映画はブッチ切りで劇場で観るべきでしょう。
家の中でチマチマと小さい画面で観るべき映画では無いと思います。


DVDで観よう・・・と思って後でDVD観たらきっと劇場で観なかった事を
相当な確率で後悔すると思います。



映画を観終えてミュージカルにも興味が湧いたのですが
パンフレット(写真)の中に5月からのミュージカルの日程が
出ているじゃありませんかっ!


休みが合ったら観てみたいな。


まだ一月ですが、こりゃー今年のベストかもしれないな。






レ・ミゼラブル~サウンドトラック

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