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舞台「わたしを離さないで」2014/05/06 17:19

今日は埼玉にある「彩の国さいたま芸術劇場」で行われた
舞台「わたしを離さないで」を観てきました。


蜷川幸雄の演出で主演は多部未華子さん。

オイラの注目は木村文乃さん(公式サイト)。
脇役で出演されていると言うので観にきたのです。


かつてドコモのCMで注目された彼女ですが

ぶっちゃけた話、(テレビを含めて)演じる彼女の姿を
一度も観たことがなかったのです。

あのCMでもちょっと喋るだけだったので
実際はどんな女優さんやねん・・・って思っていたところに
ジャストタイミングでこの舞台の話を知りました。


今回の舞台では主人公の親友役と言う重要な役を
演じると言うので、こりゃ観に行くしかないべー・・・って事になりました♪




2回の休憩を挟んで3時間45分の舞台でした。
観る前は「長いかなー?」って思いましたが終わってみればあっという間でした。

観る前に一切の情報を入れていなかったので
「わたしを離さないで」というタイトルと舞台ポスターの雰囲気から
ドロドロの恋愛劇なのかなー・・・とか思っていましたが違っていました。


ストーリーも「わたしを離さないで」って言うタイトルからは
想像も出来ないくらい不思議なものでした。

隔離された「ヘールシャム」と呼ばれる寄宿学校で「特別な存在」として育てられた
八尋(多部未華子)、もとむ(三浦涼介)、鈴(木村文乃)の3人の少年少女を中心に
彼らが抱く複雑な感情やヘールシャムの「秘密」などが描かれた作品だ。

彼らは生まれた時から課せられた「使命」を果たすため生きている。

「使命」を果たすため一度は離れ離れになった3人が
浜辺で再会を果たすのですが・・・。


観る前まではちょっとチャラチャラした恋愛話を
想像したのですが大間違いでした。

自分の感情を抑え気味な八尋。
自分の居場所を見いだせず時折、感情を爆発させてしまうもとむ。
自分の気持ちに正直に動いてしまう鈴・・・。

3人は避けることのできない「使命」と言う名の運命を
受け入れながら三人三様の生き様を舞台から見せてくれました。

ハッピーエンドとは程遠い終わり方で
お客さんも拍手喝采とはいかず微妙な雰囲気でしたが
オイラは悪くないと思いました。

この舞台を観ていたら昔観たアニメ映画の
「スカイクロラ」を思いだしてしまいました。
物悲しい終わり方が何となく似ているなぁ。


鈴を演じた木村文乃さんは今回の舞台が初舞台だったそうですが
共演の多部未華子さんや三浦涼介さんとの長セリフも
淡々とこなしている様子はとても初舞台とは思えないものでした。

初舞台が蜷川さん演出の舞台なんて
彼女は結構幸せ者かも知れません。

舞台での木村さんはCMとはまるで違う印象。
やっぱり脇役がハマる人かなぁと思いつつ
ドラマでも舞台でも主役を演じる姿も観てみたいと思いました。

何がともあれこれからも頑張ってほしいと思います。

ちなみにこの舞台は15日までやってます。
そのあとは名古屋、大阪でも公演があるようです。
詳細はホリプロのサイトからどうぞ。





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