映画「レヴェナント~蘇えりし者~ ― 2016/05/17 22:49
パチスロでちょっと浮いたので映画を見ることにしました。
劇場の会員カードの有効期限が来月に迫っていて
期限を超えちゃうと溜めたポイントが無効になってしまうのは
避けたかった・・・と言う思いがありました。
軽くメシをしてから劇場へ。
今回観た映画はレオナルド・ディカプリオ主演の
「レヴェナント~蘇えりし者~(公式サイト)」でした。
レオ様(ディカプリオ)が5度目のノミネートで
念願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したことでも有名になった作品でした。
映画の舞台は1800年代のアメリカ西部。
レオ様が演じるのは毛皮ハンター団のガイド役・グラス。
ハンター団が獲物を求めている最中に運悪く、
娘をさらわれた先住民の襲撃を受けてしまいます。
グラスは生き残った仲間をフォローしつつ危機を脱し、
ハンター団は山沿いルートを抜けて砦まで戻る事になります。
しかし悲劇はここからでした。
陸路を砦まで戻る途中でグラスがクマに襲われ瀕死の重傷を負ってしまいます。
単独での移動はおろか余命も無いように見えるグラス。
ハンター団の隊長はグラスを置いて先に行くことを決断、
隊長は3人のハンター
グラスの息子のホーク、グラスを慕うジム、金に釣られたフィッツジェラルドに
グラスの臨終をみとるように命じて先に行ってしまいました。
しかし隊長の予想に反してグラスを粘り強く生き続けました。
これを見たハンターの一人フィッツジェラルドがしびれを切らし
グラスを殺そうとしました。
もともと金に釣られて居残りを志願してフィッツジェラルド。
一日も早く砦に戻りたい衝動は抑えられなかったのです。
グラスを殺そうとしているフィッツジェラルドを見てこれを止めようとした
ホークが逆にフィッツジェラルドに殺されてしまいます。
ホークの死体を隠してグラスを生き埋めにした
フィッツジェラルドはジムに嘘をついて砦に行ってしまいました。
身動きが出来ず一部始終を見ることしかできなかったグラス。
最愛の息子の失った悲しみと絶望、そしてフィッツジェラルドに対する
湧き上がる怒りと憎しみを原動力にグラスを死の淵から蘇った。
燃え上がる復讐の念を胸にフィッツジェラルドの
追跡を開始するグラスだが・・・って話。
とにかくレオ様の演技が強烈な映画でした。
極寒の地で生き抜く為に生魚を食べ、生肉を食らい、
追ってから逃げるために凍った川に身をゆだね、
寒さから身を守るために動物の死体の中で眠る・・・。
復讐の一念で瀕死だったグラスが蘇る行程の描かれ方が凄い。
今まで観たレオ様が主演されていた映画で一番セリフが少ない映画でしたが
伝わってくるものが大きい映画でもありました。
2時間40分近い長編映画だったにも関わらず
夜勤明けで身体は疲れていたけど
眠ることすら忘れてしまうくらいあっという間でした。
あと印象的なのが主人公がクマに襲われるシーン。
本当に怖いし、クマの前じゃ人って無力なのね~って
つくづく感じさせるシーンでした。
思わず「うわっ!」って声が出ちゃった。(苦笑い)
家族連れで行くようなタイプでも彼女と一緒に観に行くタイプの
映画とも思えませんが劇場で観たほうがイイ映画だと思いました。
DVDじゃこの映画の良さは半減する気がします。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。