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まとめて見たよスケートカナダ2016/11/01 22:27

今日は夜勤明けで実家へ。

母が不要物の処分を手伝ってくれないかというので
早速実家へ行ってお手伝い。

今月は親父の3回忌も控えていて
母としては色んな意味でスッキリしたい気持ちもあるのだろう。

結構大きいモノをゴミ処理場etc・・・に運んで
無事に2時間ほどで終了。


その後、母の知り合いのメシ屋へ。


カツカレー丼&蕎麦セット。
味はまぁまぁ~って感じ。



実家から部屋に戻ってから
先日放送されたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの
カナダ大会の様子を纏めてみた。

男子は結果はこちら。

1位 パトリック・チャン  266.95
2位 羽生結弦       263.06
3位 ケビン・レイノルズ  245.06
・・・
5位 ダニエル・サモーヒン226.53
・・・
8位 無良崇人       222.13
・・・
10位 エン・カン       209.11

中国のエン・カン選手はジャンプが不調だ。

4回転も不発なら十八番のトリプルアクセルまでイマイチだった。
全てがダメって訳じゃない。フリーの4回転トゥーループからの
コンビネーションは彼らしい高さのあるジャンプだった。

昨シーズン、金博洋が現れてから影が薄くなっている
エン・カン選手ですがまだまだ頑張れるはず。


イスラエルのダニエル・サモーヒン選手は5位。

ショートプログラムはテレビでやってくれたのですが
フリーはテレビで見せてくれなかったので某動画サイトで
それらしい動画を見てチェックしました。

春に行われたジュニア世界選手権で大逆転優勝して
晴れて今シーズンからシニアデビューのサモーヒン選手でしたが
まだまだこれからと言った印象。

ジャンプのお手つき、ジャンプ後の余韻の無さ、
スピンでのスピード感の無さや雑さが目につきましたが
デビュー戦で5位は頑張った方でしょう。

サモーヒン選手の次戦は中国大会(18日~)。
イスラエルのイケメンスケーターの明日はどっちだ!?



優勝したパトリック・チャンは相変わらずエレガントだ。

ショート・フリーともに冒頭の4回転トゥーループー3回転トゥーループの
コンビネーションは完璧だし安心感さえ持ててしまう。

このコンビネーションはショートで2点、
フリーでは出来栄えが3点満点という超絶のデキ。
(フリーではジャッジ9人中8人が3点満点のジャッジしてました)

更に今回はフリーで4回転サルコウにも挑んできました。
さすがに世界と戦うにはトゥーループだけでは無理だと
チャン選手は判断したのでしょう。

・・・しかし、思いっきり転倒っ。

フリー後半のジャンプも2回転になってしまうことがあったり
ややグダグダ感はありましたがチャン選手のスケーティングは
本当に重心が低くて力強くて本当にエレガントだ。

ショートプログラムでのリードを守って
見事にスケートカナダを連覇。次戦は中国大会です。
次はサルコウ決めてほしいな~。



今シーズンの羽生結弦は6本だ!
羽生選手はショート2本、フリーで4本、計6本の4回転に挑む。

2014-15 ショート1本ーフリー2本
(サルコウ1本、トゥーループ2本 ベストスコア288.16)
2015-16 ショート2本ーフリー3本
(サルコウ2本、トゥーループ3本 ベストスコア330.43)
2016-17 ショート2本―フリー4本
(ループ2本、サルコウ3本、トゥーループ1本 ベストスコア???)

羽生選手は年々4回転の本数を増やし
且つ成功させて驚異的なスコアを叩き出しています。

何と今シーズンは6本の4回転に挑戦するようです。
全て成功すればとてつもないスコアが入りますが
ミスすれば減点もハンパありません。

今回はショート・フリー共に裏目に出てしまいました。
それが顕著だったのが羽生選手が今シーズンから取り入れた
新技4回転ループです。

4回転ループ(基礎点12.0点)が
ダウングレード判定で3回転ループ(基礎点5.1点)扱い。
更に出来栄えでマイナス2.1点でこの要素での得点は3点!!!
何と!2回転アクセル(基礎点3.3点)よりも得点が低くなってしまうのです。

4回転ループもキッチリ成功すれば基礎点(12点)に
出来栄えがプラスされて13点、14点、15点になることもありますが
今回のようにダウングレード判定を受ければ「オーマイガーっ!」な事も起きます。

今回はショートフリー共に4回転をミスったり
4回転が3回転や2回転になったりして思うようにスコアが伸びずに
終わってしまいましたが、まだまだシーズン初戦です。

昨シーズンもカナダ大会は2位でした。(首位もチャン選手)
今シーズンも2位になってしまいましたが技の精度を上げて
次戦のNHK杯(25日~)に向けてケガに気を付けていい演技を期待してます。



無良崇人選手も挑戦してるぞ~。

フリープログラムでは演技後半に4回転サルコウを入れてきた。
失敗しちゃったけどこれを決めたら・・・アツいなぁ♪

あとショートではフラメンコ、フリーでは浅田真央も使っていた
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を採用した。

ショーとのフラメンコはいいなぁ。
演技後半はひたすらタップ音の中をステップ入れて・・・。
あのショートは次も観たいっ!と思わせる面白いプログラムだなぁ。

フリーのラフマニノフはどうも浅田選手のフリーを思い出してしまう。
無良選手の演技に真央さんを重ねちゃってどうもイカン。
次戦は連闘でフランス大会(11日~)か~。頑張れよー。


カナダのケビン・レイノルズも頑張ってるなぁ~。

2013年の4大陸選手権でショート6位からのフリーで
4回転3発を決めて大逆転した姿が今も印象に残っていて
「ケビン・レイノルズといえば4回転」くらいのイメージがある。

今回のカナダ大会ではショート2発、フリーで4発の4回転を入れてきた。
フリーのサルコウで1本転倒しちゃったくらいで他の4回転は
しっかり決めてきた。さすがケビン・レイノルズ。

グランプリシリーズは今回のカナダ大会のみのエントリー。
次はいつ見れるのかな。来年の4大陸か世界選手権かな。

ケガの影響もあってしばらくの間、姿を見なかったけど
元気そうで良かった。





続いては女子の結果はこんな感じ。

1位 エフゲーニャ・メドベデワ  220.65
2位 ケイトリン・オズモンド    206.45
3位 宮原知子            192.08
4位 エリザベータ・トゥクタミシェワ187.99
・・・
6位 本郷理華            171.19
・・・
11位 永井優香            147.56

オイラが注目していた本郷理華選手は6位。
ショートではミス無しであのトゥクタミシェワと差の無い4位スタートでしたが
フリーのジャンプで2つのダウングレードを含む6つの要素で
手痛い減点の嵐に巻き込まれ大失速。(審判厳しいなぁ)

ただ本人は転倒などの大きいミスが無くて良かったと
案外前向きに捉えていたようなのでホッとした。

プログラム自体は悪くないし最後のサルコウも
タノジャンプ(手を挙げて跳んじゃうやつ)にして綺麗だった。

これで本郷選手はGPファイナル行きはほぼ無理に
なりましたが次戦の中国大会(18日~)ではもっと頑張ってほしいぞー。



今回一番残念だったのが永井優香だ。

昨年初出場で表彰台を獲った縁起のいい舞台でしたが
ショートでジャンプがうまく跳べずに得点を伸ばせず最下位スタート。
自己ベストから20点以上も低いスコアって・・・残念すぎます。

演技直後の茫然自失な様子やキス&クライでの
今にも泣きだしてしまいそうな表情は本当に痛々しかった。

ただフリーではうって変わっていい演技。
回転不足は数か所あったけどあのショートのあとで
よく精神的に戻してきたな~と感心しちゃった。

11位フィニッシュでしたが次にはつながるかなと思いました。
次戦は連戦でフランス大会(12日~)。
今度は好演技で彼女独特の控えめな笑顔が炸裂するか楽しみ。



ロシアのトゥクタミシェワ選手はしっかり表彰台を獲ったよ。

GPファイナル制覇、世界選手権制覇、史上6人目の
トリプルアクセル成功など2014-15シーズンは完全に
トゥクタミシェワ選手が女子フィギュアの中心におりました。

しかし昨シーズンはフランスで起きてしまった不幸なテロ事件の
影響もあってGPファイナル行きを逃し、国内選手権で成績が振るわず
世界選手権にすら出場できない始末・・・。

今年は女王奪還の年にしたいトゥクタミシェワ選手は
ショートはいい演技を見せてくれました。

元々トリプルアクセルは無くてもこの人はいいジャンプを跳ぶ選手で
3トゥーループの連続ジャンプは飛距離もあって本当に素晴らしかった。
でもフリーは細かいミスが響いて3位フィニッシュ。

トゥクタミシェワ選手の次戦は中国大会(18日~)。
日本の本郷選手やアメリカのアシュリー・ワグナー、同じロシアの
ラジオノワ選手など錚々たる顔ぶれで行われる大会で
GPファイナル行きのキップを獲れるか注目です。




ケイトリン・オズモンドの急成長はビックリだったぜ。

先月行われたフィンランディア杯で浅田真央を破って優勝した時は
「まぁ、たまたまだっぺー」って思っていましたが
まさかこの舞台で2位になるとは・・・。

オズモンド選手の地元のカナダでの大会という事もあって
得点上乗せしすぎじゃねーの?と勘繰ったりしましたが
ジャンプが良かったですね~。

ルッツやフリップでのエッヂの判定は甘すぎないかなーと
思う部分もありましたがジャンプが高いし着氷してからも余裕があってグッド!
全体で見ればやっぱりいい演技だったと思います。

昨シーズンまで180点すら超えられなかった選手が
今シーズン初戦で180点越え、そして今回は200点越え。
206.45って凄いですよ!

現役の日本人選手でこのレベルのスコアを出せる選手って
浅田選手と宮原選手くらい。

同じカナダのアレイン・チャートランドがやや伸び悩んでいる間に
オズモンド選手が急成長してきましたね~。
本当にフィギュアスケートって奥が深いわ。




日本の宮原知子は細かい減点に泣きました。

ショートのコンビネーションジャンプの回転不足と
フリップジャンプのエッヂエラー。
フリーでも2つの回転不足・・・。

ちょっと厳しすぎる感じがするなぁ。
本郷選手の時も感じたけど今回の審判さんは
回転不足は厳しい目を持っているみたい。

あとフリーでのステップシークエンスが0点になっていたけど
何で0点なんだろう?何か項目が抜けたのかなぁ~、良くわからんです。
それでも3位は頑張ったと思います。

それにしても宮原選手は練習の虫で研究熱心な方だなぁと思う。

番組の中で宮原選手が自身の表現力向上の為、
世界的バレリーナ・吉田都に教えを乞うてた場面が出てきて
ビックリしましたし感激もしました。

吉田都さんはイギリスの2つのロイヤルバレエ団で
最高位のプリンシパルとして活躍されていた方で

身長が158cmと外国のダンサーと比較しても恵まれた・・・とは言い難い
体格差を克服して20年以上も長きに渡って2つの英国ロイヤルバレエ団で
最高位のプリンシパルを張ってきた実績があります。

そんな吉田さんに身長150cmの宮原選手が教えを乞うた。
自分に足りない部分を埋めるために貪欲に吸収していく
宮原選手の姿勢が姿勢が痺れましたね。

これが宮原選手自身の希望だったのか
他人から勧められたからかは分りませんが、この出会いが結果的に
宮原選手にとっていい出会いになって欲しいと心から思うところです。

宮原選手の次戦はNHK杯(25日~)。
ロシアのパゴリラヤ、日本の樋口新葉あたりが手強そうですが
ここで優勝して見事にGPファイナル行きしてほしいところです。



カナダ大会を優勝したのは女王・メドベデワ選手でした。

ショートプログラムでは自己ベストを更新する76.24点。
フリーでも終盤でジャンプが詰まってしまう部分はありましたが
終始タノジャンプ(手を挙げて跳ぶやつ)を駆使して高い演技力を示しました。

世界女王としてのシーズン初戦をただ一人
異次元の220点越えのハイスコアでブッチ切りの優勝です。

そんなメドベデワ選手の次戦はフランス大会(12日~)です。
浅田選手やワグナー選手を相手にどういった演技をするか楽しみです。




これでカナダ大会は終了。

日本エース、羽生結弦と宮原知子が次戦NHK杯に向けて
いい調整してほしいなぁ~と思います。
あとは本郷選手が縁起のいい中国大会で本来の輝きを取り戻すか、注目で。







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