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ダニエル・サモーヒンはナイスガイだぜ2016/11/22 11:49

今夜は夜勤だった。

朝っぱら、職場の休憩所で地震。


震源は福島沖。
結構揺れた。横揺れが長くて気持ち悪くなった。



残業を終えて部屋に戻って
録画しておいたフィギュアスケートGPシリーズの
第5戦・中国大会の様子をチェックだ。


男子の結果はこんな感じ。

1 パトリック・チャン      279.72
2 金 博洋            278.54
3 セルゲイ・ボロノフ     243.76
4 マックス・アーロン     242.74
5 閻 涵(エン カン)      230.19
6 アレクサンドル・ペトロフ  228.44
7 マキシム・コフトゥン     221.43
8 ダニエル・サモーヒン    213.51
9 ロス・マイナー         213.34
10 ミハル・ブレジナ      211.77




中国の金博洋は見事に復活。

アメリカ大会では得意のジャンプがことごとく失敗。
何と!5位になってしまいましたが
地元の中国大会で見事に復活しましたね。

やっぱりこの人はバシバシ4回転を跳んでいる姿が似合ってる。

フリーでパトリック・チャンに逆転されちゃったけど
リベンジの機会は来年の4大陸か世界選手権のいずれか。
楽しみですね。




パトリック・チャンのフリーは凄すぎます。

ショートプログラムでは4回転―3回転のコンビでお手つき、
トリプルアクセルはステップアウト、
3回転ジャンプが2回転になって0点・・・。

ショートプログラムではとにかくジャンプが酷かったのですが
フリーで一転しました。


冒頭の必殺技4回転―3回転トゥーループは最高!
鬼門のトリプルアクセルは加点2点の極上のジャンプ!

唯一のミスは今シーズンから取り入れた
2つ目の4回転のサルコウが・・・転倒。
カナダ大会でも転倒しましたが今回も失敗してしまいました。

サルコウジャンプのミスはありましたが
その後はノーミスの極上のプログラムを披露。
鬼門のトリプルアクセルは2回とも成功。凄いや。


終わってみればフリーだけで196点台!
サルコウでコケなきゃ~、200点越えだったんかい。

チャン選手はカナダ大会に続いて中国杯も優勝。
2連勝でグランプリファイナル行きを決めました。



ダニエル・サモーヒンはナイスガイだぜ。

今年の春のジュニア世界選手権を制して
今シーズンからシニアに殴り込みをかけてきたのが
イスラエルのダニエル・サモーヒン選手だ。

ショートは2位!
あのパトリック・チャンを3位に押しのけて
堂々の2位発進にゃ~たまげたぜ。

演技後の挨拶のパフォーマンスがカッコイイ!
自己ベストを叩き出してキス&クライで喜びを爆発させる
サモーヒン選手は天真爛漫な男みたいだ。


一転してフリーではジャンプが崩壊。

冒頭の2つの4回転(サルコウ、トゥーループ)は転倒。
2つあったトリプルアクセルは共に1回転に・・・。
ついでに後半に予定していた4回転トゥーループが2回転。

終盤の3連続ジャンプからはジャンプも本来の輝きを
取り戻し3つのスピンはしっかり最高レベル4を獲得。

しかしフリーは10位、トータルは8位に転落。


そんな満足とは言えない演技の後でも
カッコいいパフォーマンスでお客さんに感謝を伝えました。

この男、おもしれ―。
なんてストレートで天真爛漫な男なんだ。

羽生結弦やフェルナンデスあたりのトップ選手に比べると
ジャンプの精度はまだまだ・・・というレベルだけど
不思議と応援したくなるキャラクターは今までに無いタイプだ。


これからも長く頑張ってほしいな。
あの演技後のパフォーマンスはいい。
もっと順位が上がってきたらファンも増えると思う。


ダニエル・サモーヒンの今後が楽しみだ。





1 エレーナ・ラジオノワ 205.90
2 ケイトリン・オズモンド 196.00
3 エリザベータ・トゥクタミシェワ 192.57
4 三原 舞依 190.92
5 本郷 理華 181.75
6 アシュリー・ワグナー 181.38
7 カレン・チェン 179.39
8 李 子君(リ シクン) 172.40
9 コートニー・ヒックス 163.64
10 李 香凝(リ コウギョウ) 157.27
11 趙 子荃(チョウ シセン) 149.12
12 ヨシ・ヘルゲソン 144.64




女子はこんな感じ。

びっくりしたのがアメリカのワグナー選手。

まさか6位とは・・・ショートもフリーも今一つで
どうなるかと思っていましたがこうなるとは驚きです。

グランプリファイナル行きの有力候補が
想定外の失速でファイナル行きが危うくなりました。



日本の本郷理華選手はジャンプに精彩を欠いてました。

本郷選手と言えばジャンプ!なんですが
カナダ大会の時もそうでしたが回転不足に泣きました。
今回もフリーでダウングレードも取られたり・・・辛い所です。


次戦は全日本だと思いますがジャンプは修正してきてほしいところ。

昨シーズンに負けず劣らずいいプログラムなので
全日本では頑張ってほしいなぁ。




カナダのケイトリン・オズモンドはフリーで失速。

ショートは上手く纏めた感があったのですが
フリーはダウングレードひとつと回転不足がふたつ。

でもフリープログラム前半の
コンビネーションジャンプふたつは
スピードもあって本当に凄かった。

フリーで失速したけど2位確保で
見事にグランプリファイナル行きが決まりました。
ファイナル本番でも頑張って。



ラジオノワ選手は逆転優勝でファイナル行きです。

逆転したフリーではロシア大会でミスが多かった
ジャンプを修正してきました。
特に減点が激しかった後半のジャンプはしっかり跳んでました。

この調子でファイナル本番も頑張ってほしいですね。



トゥクタミシェワ選手は久々の3位で表彰台。

ほとんど演技にミスは無くてさすが元世界女王~と
思ったのですが一つ気になったところが・・・。

フリーの前半の3回転トゥーループの2連コンビで
オーバーターンしたはずなのに減点にもならずに
1.20点の加点がついていました。

・・・何でだろう。

結果的に4位の三原選手と僅か1.65しか差が無かったので
ますますあの判定が気になってしまいました。




日本の三原舞依は本当に惜しい4位。

フリーの後半のジャンプにミスが連発したのが本当に残念。
アメリカ大会のフリーでも後半のジャンプのミスが
響いて3位になってしまった事もあるのでこれは課題だ。


でもシニアデビューで3位、4位は頑張ったと思う。


これで彼女も全日本選手権では表彰台の有力候補の一人になった。
暮れの全日本の女子の表彰台争いは更に混沌としてきたぞ~。



これでグランプリシリーズ6戦のうち5戦が終了。



12月に行われるグランプリファイナル。
男女ともに上位6人が出場を許されるGPファイナル。

残り1戦を残して男女ともに3人がファイナル行きを決めた。


グランプリシリーズもあとはNHK杯(25日~)を残すのみ。
残り3枠をかけたアツい戦いが予想されます。


まずは男子から。

1、ハビエル・フェルナンデス 30ポイント
2、パトリック・チャン      30ポイント
3、宇野昌麿           28ポイント
----ここまでがファイナル行き決定----
4、アダム・リッポン       22ポイント
5、金博洋             20ポイント
6、セルゲイ・ボロノフ      20ポイント



ここまで宇野昌麿、ハビエル・フェルナンデス、パトリック・チャンの
3人がファイナル行きを決めています。


残り3枠を巡ってNHK杯には


羽生結弦        13ポイント
ジェイソン・ブラウン  13ポイント
アレクセイ・ビシェンコ 11ポイント
ネイサン・チェン 9ポイント
ミハイル・コリヤダ    9ポイント

の5人が出場します。


ちなみにグランプリシリーズでは
1位・15p、2位・13p、3位11p、4位9p、5位7p・・・を獲得できます。


日本の羽生結弦選手は表彰台(1~3位)に
立てばファイナル行きが決まるようです。


アメリカのネイサン・チェン選手が要注意ですが
自滅しない限り羽生選手はファイナル行きを決めそうです。





続いては女子。


1、エフゲニア・メドベデワ      30ポイント
2、エレーナ・ラジオノワ       28ポイント
3、ケイトリン・オズモンド       26ポイント
---ここまでがファイナル決定---
4、アシュリー・ワグナー       20ポイント
5、エリザベータ・トゥクタミシュワ  20ポイント
6、三原舞依              20ポイント



ここまでロシアのメドベデワ、ラジオノワ、
カナダのオズモンドの3選手がファイナル行きを決めています。

想定外だったのが何と!アメリカ大会優勝の
ワグナー選手が失速した影響で出場枠が3つ残っています。


残り3枠を巡って


アンナ・ポゴリラヤ        15ポイント
マリア・ソツコワ          13ポイント
宮原知子               11ポイント
樋口新葉             11ポイント
アレイン・チャートランド    7ポイント
エリザベット・トゥルシンバエワ 7ポイント


の6人がガチンコ勝負します。


ただしチャートランド、トゥルシンバエワの両選手は
優勝(15p)しないとファイナル行きは無く、
可能性は相当低いのでここは省いてしまいましょう。


・・・という事で

アンナ・ポゴリラヤ(ロシア大会1位)  15ポイント
マリア・ソツコワ(フランス大会2位)   13ポイント
宮原知子(ロシア大会3位)        11ポイント
樋口新葉(フランス大会3位)     11ポイント


実質はこの4人が残り3枠を巡って火花を散らすようです。



ポイント的に宮原・樋口2選手は相当厳しいです。
優勝すれば文句なしでファイナル行き確定ですが
2位だと条件によっては落選の可能性もあるようです。


出来れば日本人選手がワン・ツーで
3位にポゴリラヤ選手が入れば日本人2選手が
ファイナル行きになるのですが・・・。(難しいかな)


NHK杯は色んな意味で注目の大会になりそうです。






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