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king is back!2018/02/16 20:21

今日は10時からオリンピックのフィギュアスケート
男子シングルショートプログラムをチェック。


ショートプログラムの結果はこんな感じ。(上位6人のみ表示)


1位 羽生結弦 111.68
2位 ハビエル・フェルナンデス 107.58
3位 宇野昌磨 104.17
4位 金博洋 103.32自己ベスト
5位 ドミトリー・アリエフ      98.98自己ベスト
6位 パトリック・チャン       90.01


まずは羽生結弦選手お見事!

ファーストジャンプをループにするのか?サルコウにするのか?
どっちかなーって思っていましたがサルコウにしたようです。

この選択は大正解!
出来栄え2.71点を加えていきなり13.21点の好スタート。

更に後半1発目のトリプルアクセルは
着氷まで超余裕ありの完璧なジャンプ!
出来栄えはMAXの3点満点!このジャンプだけで12.35点!

ちなみに高難度の4回転フリップの基礎点が12.3点ですので
この羽生選手のトリプルアクセルの凄さが分ろうものです。

極めつけは後半に持ってきた
4回転トゥーループー3回転トゥーループのコンビネーション。
二つ目のトゥーループまで本当に美しい。

出来栄え2.57点をプラスして18.63点!
3つのジャンプ要素を完璧にやりきりました。
とても病み上がり本番ぶっつけとは思えないデキです。

観客の大歓声を受けながら刻む終盤のステップも情熱的。
演技を終えて決めポーズもバッチリ!

まさしくking is back!
王者の帰還を場内は総立ちで迎えました。
あとくまのプーさんの人形の投げ込まれる量がハンパない。

いや~、素晴らしい光景だ。

叩き出したスコアは自身の世界記録(112.72)には
僅かに及ばないものの111.68というハイスコア!




直後に滑ったアメリカのネイサン・チェンは・・・残念すぎる。

ルッツか?フリップか?
チェン選手が冒頭にチョイスしたのは
4回転ルッツからのコンビネーションでした。

しかしここは転倒。

セカンドジャンプは4回転トゥーループ。
ただ冒頭のジャンプで取りこぼしたジャンプを
付けてコンビネーションにしなくてはなりませんでしたが

・・・着氷後にステップアウト。単発のジャンプになってしまいました。

最後のトリプルアクセルではお手つき。
実況が「どうした?ネイサン・チェン」と叫んでいましたが
オイラも全く同じ気持ちでした。

3つのジャンプ要素全てでミスしてしまった
ネイサン・チェンは82.27点で想定外の17位スタートになりました。

メダルはほぼ絶望的な状況ですがフリーで
4回転ジャンプ連発でどこまで巻き返して来るか大注目で。
ソチの浅田真央ばりの大爆発を期待します。




続くロシアのミハイル・コリヤダも大失速。

冒頭の4回転ルッツがすっぽ抜けの3回転に。
続く4回転トゥーループからのコンビネーションでしたが
1発目のジャンプで転倒、コンビネーションに出来ず。

86.69で8位スタート。
フリーでは4回転ルッツを決めてくるかなー。頑張れ!



羽生選手の驚異的な演技以降、グダグダになっていた
雰囲気を元に戻したのは日本の宇野昌磨選手でした。

冒頭の4回転フリップをしっかり決めて
後半の4トゥーループー3トゥーループのコンビネーションもしっかり。

ヒヤっとしたのが最後のトリプルアクセルでしたが
ここも出来栄えプラスでしっかりクリアー。

羽生選手とは別にマイペースな宇野選手が
叩き出したスコアは104.17点。

トップの羽生選手との差は7点余り。
十分に逆転可能な数字だと思います。
羽生選手とフリーで共にW表彰台を決めてほしいな。



ハビエル・フェルナンデスも好調。

冒頭の4トゥーループ―3トゥーループはバッチリ!
出来栄え2点を追加して16.6点って鬼レベルっすね。

4回転サルコウの美しい。
羽生選手と同じく2.71点の出来栄えを得て13.21点。
これくらいのスコアが出せるとフリップとか跳ばなくてもいいかもね。

後半に跳んだトリプルアクセルも2.43の出来栄えを
貰う素晴らしいジャンプ。言う事なしです。
スピン・ステップは全てレベル4を獲得する堅実ぶり。

スコアは107.58。
羽生選手と宇野選手の間に割ってきました。
首位とのスコア差も無いようなものなので逆転可能。

最後の五輪と言って憚らない
欧州最強の男が日本人2選手にとって
最大の壁となったようです。侮れない。



4位に入った中国の金博洋もメダル射程圏内です。

冒頭に入れた4回転ルッツー3回転トゥーループの
コンビネーションは出来栄え込みで20点に限りなく迫る
19.76点を叩き出しました!

4回転トゥーループもトリプルアクセルもしっかり跳んだ!
以前に比べて技のつなぎも相当上達した。
スピン・ステップも全てレベル4だ。抜け目がない。

スコアは自己ベストを更新する103.32。
フリーも高難度の4回転ルッツを間違いなく投入してくるはず
なのでこの男も十分にメダル候補でしょう。



ネイサン・チェンやミハイル・コリヤダがミス連発しちゃったり
ソチで銅メダルだったデニス・テンがフリーに進めなかったり
想定外の事もあったけど、これでショートプログラムは終了。

表彰台争いは基本的に上位4人で争われると思いますが
ネイサン・チェンやミハイル・コリヤダや若手らの逆襲も注目です。


首位通過した羽生選手がフリーに向けて気になるのが
スタミナ面でしょう。あとはループを使ってくるのか?
サルコウ・トゥーループで攻めるのか?気になる所ですね。

オイラは多分サルコウ・トゥーループで行くと思ってます。
それだけでもしっかり跳べば軽々とトータル300超えところが
世界記録の更新の可能性もあるので大注目です。






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