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ラピナサイクリングマラソン2015~前篇~2015/07/12 12:24

会場のテンションは上がりっぱなしです♪


来季投入のハイグレードモデルを手にしている
僕らは周囲の参加者から熱い視線を浴びまくり。
そりゃそうかもしれない。



イベント直前にツアーの仲間と写真撮影。
みんないい表情です。


めちゃめちゃテンション上がってきた。



7時45分、イベント開始。


前のグループのスタートは始まっていますが
僕らのスタートはまだ後になりそうです。

もしかしたら8時15分とか8時半スタートに
なってしまうのではないかと思っていましたが


徐々に集団が動き出しました。
う~、ドキドキするぅ~。

早くペダル回したい。ちょっと焦ってます。


ようやくペダルを回せるようになって・・・


無事にスタート切ったのが8時頃。
これは想像よりも早くスタートできました。

始めから飛ばさずにじっくり進むことにしました。
さすがDOGMA。オイラみたいなただのデブでも時速35km前後をキープしてる。


それでも後ろからドンドン追い抜かれて行きます。
みんな軽く時速45km以上出ている感じです。

今の状態ならくっついて行くことはできますが
序盤で無理をすれば間違いなく肝心の登りの前で
ジ・エンドになりそうだったのでここはマイペースで。



左から右から・・・どんどん追い抜いて行きます。
このスピード感、凄い。これを感じることが出来ただけでも大きな収穫。


マジか~、リカンベントにまで抜かれた~。
あれメチャ速いぞ~。あれで山登るのかな~、それはそれで凄いと思うぞ。


超スレスレで抜いていきます。みんな慣れているのねん。


ちょっと落ち着いて時速30~35kmほどで走っていると
ツアー参加者で最年長74歳で出場されている大先輩を発見。

オイラより30歳近く年上ですがふくらはぎが凄いなぁ。
30年後も頑張っていればこういう走りが出来るのかな・・・リスペクトしちゃうな。

スタートからここら辺までの動画を撮ってあります。
気になったら見てあげてください。(動画はこちら


今回の「ラピナサイクリングマラソン」はコースが3種類。

一番長い距離158kmを走るのがグランフォンド。
114kmを走るメディオフォンド。
一番短めなのがグルメフォンド35km。


今回オイラがエントリーしたのはグランフォンド(158km)。
コース途中まではメディオフォンドと同じです。

スタート後50kmほどしたところで足切りポイントがあって(足切り時刻10:15)
制限時間に間に合わない場合はグランフォンド参加者であっても
強制的にメディオフォンド(114km)に回されてしまう設定になっています。

今回は何としてもSAN BOLDO(サンボルド峠)を超えたいと
思っているオイラとしては足切りされてしまう訳には行きません。



走行中にツアーの仲間の一人がパンクで止まっていました。
周りにサポートがいましたが別のトラブルのサポートに追われていて
仲間のサポートにまで手が回らないようだ。

ここはオイラがサポートに行くベー。

パンクって結構精神的に参るもんね~。
昔、一人旅でパンク食らった時もまいっちんぐ~!だったもんな。(当時のブログ
ましてや、今回は遥か遠くイタリアで完走が掛かった大一番!

ここは何と言われようが「お手伝い」に行くべきでしょう♪



仲間のチューブ外しまでお手伝い。
でもその後は手が空いたサポートのオジサン達が大活躍。

サポートの人、メチャ手際がいいわ。
思わず見入ってしまいました。


仲間と共に10分掛からずに戦線に復帰。
さすがデカいイベントはサポートも凄い。

淡々としたペースを刻み、ピアーヴェ川を渡ります。
(ここら辺の動画はこちら



川を超えてもまだ8時50分過ぎ。想像以上に順調だ。

このペースなら10時頃に足切りポイントを通過できる!
これならある程度、温存した状態でサンボルド峠に挑める・・・と思っていました。
気持ちがウキウキだったのはここまで。


あろうことかピアーヴェ川をひたすら北上しなければならないのに
ピナレロのロゴのジャージの集団を追いかけているうちに
道を間違えてしまったのです。

当初は全く間違えに気付かず淡々と走っていたのですが
ジャージの集団はどこかのお店の駐車場で休憩に入るじゃありませんか。

よく見るとゼッケンも付けてないし
それ以外にゼッケンをつけた自転車乗りはいないし・・・。


・・・・・マズい、(道を)間違えたっぽい。
事前の説明会でも「一般の方も走っているのでご注意を」と
言われていたのにも関わらず・・・やってしまいました。



相当走り込んだところでゴール地点で待っている
ツアーの添乗員さんに電話で連絡。

「しんぼサン、そんな地名はルート上にはありませんね」
「一旦、SUSEGANAまで戻ってからCOLLALTOに向かって下さい」との事。

・・・確かに闇雲に進んでも状況が改善するとは思えない。戻ろう。


SUSEGANAまで時速40km超のスピードで突っ走った。
・・・こんなにスピード出るんだ。自分でも怖いくらいだ。無事にSUSEGANAに戻った。
この時点で15km近く余計に走ってしまった。



何とかコースに復帰したものの、
既にゼッケンをつけた自転車乗りの姿は見えない。

コースを確認すべくスマホに入れておいた地図を
見ようとしたら・・・ファイルが壊れて地図が見れない。(涙)

・・・不味すぎる。マズイぞ。



そこに現地の人がぶらりとやってくるじゃありませんか。

早速、COLLALTO(コラルト)への道を聞いてみました。
オイラがピナレロの自転車やイベントのゼッケンを付けていたおかげなのか
すぐに教えてくれました。

迷子になっちゃった動画はこちら


教えてもらった道は登り坂。

このルートで合っているのだろうか?
実はとんでもない方向へ向かっているのではないか
と不安を感じながらペダルを回します。


さっき道を間違えた直後にSUSEGANAまで
頑張りすぎたせいか足が疲れてきているみたいです。



今回は先ほどのオジサンを含めて
3人の現地の人の話を聞きながら憧れのサンボルド峠を目指しました。

3人に共通していたのですがイベントのゼッケンを
つけていたおかげか「PINA?」とか「ピナレロ?」って言ってくれました。
このイベントの認知度はハンパない。


道を間違えた当初は「タイムアウトになってしまう」と焦っていましたが
何時の間に「走るだけ走ってダメだったらそれはそれでいいか~。」と思っていました。
(仮に道が違っていても)道を教えてくれたオジサンたちに感謝だ。

あれだけ熱く一所懸命に教えてくれたのは本当に嬉しかったんだ。



淡々と走ってきましたがちょっと疲れてきました。
ちょっと足切り時間には間に合いそうにありません。

あとになってツアーの仲間に聞いたのですが
みんな大なり小なり道を間違えてしまっていたらしいです。

イベント参加者の中にもゼッケンをつけていない人がいたりして
参加者と一般ライダーとの差が分りづらい所があって
間違えやすいようです。

更に言えばイベント前半はほぼイベントの道表示がありません。
恐らくはイベント前半なら集団で走るだろうから
道を間違えないだろうという見込みがあると思われます。

これからこのイベントに参加希望の人がいるなら
この点は気を付けてほしいポイントだと思います。

不安を感じながら黙々とサンボルド、フォリーナ方面を目指す動画はこちら




その後、足切りポイントと思われる場所で
係員に指で「左行け!(タイムアウトだよ~)」と
命じられたのは足切り時間を25分ほど過ぎた頃でした。


この時点で念願のサンボルド峠行きは無くなりました。


悔しいなー・・・って思いました。
2010年以降、思い描いたサンボルド峠行きは
再び夢になってしまいました。

反面、道を間違えてマップが見れない状況で
現地の人に道を聞いて何とかコースに戻ってこれた嬉しさもありました。
この体験は一生忘れられない思い出になりそうです。

現地の人達のステキな対応を見て感じて思ったのですが
このラピナサイクリングマラソンと言うイベントが
いかに現地の人に浸透しているかが良くわかりました。


憧れのサンボルド行きはなりませんでしたが
まだまだイベントは続きます。





コメント

_ 優太郎左衛門 ― 2015/07/24 12:31

しんぼさん、こんにちは!
楽しく拝見させて頂きました。
 それにしても皆さん、すごいスピードですね。
それに、赤信号も止まらない辺りは、交通規制されているんですか?
力の入れ方が違いますね。
道を間違えたのは残念、来年、再チャレンジですかぁ?

_ しんぼみつよし ― 2015/07/24 13:18

優太郎左衛門さん、こんにちは!

コメントありがとうございます!
交通規制ですがしっかりされていました。
警察らしい人よりも地元のオッサンみたいな人が
イベントのジャージ着てバンバン道路整理していたのが驚きでした。

地元のクルマも自転車に対して優しい所も驚きで
追い抜くときもゆったり追い抜いていきますし
歩行者がいれば自転車もビシッと止まりますし
日本よりも文化が発達しているなぁ~とつくづく感じました。

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