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居酒屋で世界選手権2013/03/17 23:47

昼飯あとから部屋で爆睡していると夕方に携帯が鳴った。
4年前まで一緒に働いていた仲間からの電話だった。


飲みに行こうという話だった。


朝から2回寝たおかげで体調も戻ってきたので行くことにした。
夜の7時過ぎから茂原駅そばの居酒屋「一平」で飲んだ。



思いがけず居酒屋のテレビで
フィギュアの世界選手権を見ることができた。


鈴木明子はのっけのジャンプ後にお手付きしたり
ジャンプでコケちゃったり・・・その後は持ち直したけど
総合12位まで順位を落としてフィニッシュ。

得点確定後にアップで映された彼女のウルウルな大きな眼が
彼女の心情をそのまま映し出していたように思えた。
ちょっと痛々しくて見ていられなかった。


氷上で魅せるあなたのドヤ顏、また見せてください。



日本人以外で中国から参戦の李子君(ジジュンリー)が印象的。
ショートでは12位だった彼女はフリーではほぼ完ぺきな演技。
フリーの技術点だけなら浅田真央を超える大健闘。

総合順位を7位まで上げてきた。
4年後の世界選手権やオリンピックでは
最終グループで滑走する彼女の姿が見れるかもしれない。


彼女(ジジュンリー)を含めて4年後の中国は侮れない。
4年後、日本と中国の立場が逆転しているかも知れない。
そんなことを思わせる新戦力の台頭でした。


4年後の日本フィギュア陣の先頭を走るであろう
村上佳菜子は途中のジャンプがシングルになってしまった
ミスがあったもののその他をうまく纏めて189.73。

彼女自身のベストを更新。
シーズン最終戦をいい形で終えたけど
順位を4位に落として念願のメダル獲得ならず。


この悔しさは来年のソチオリンピックで返しましょう。



そして現・日本のエース浅田真央。
初めのトリプルアクセルで両足で着氷。
更に直後の3回転フリップからの連続ジャンプは回転不足。


あぁ・・・。ため息が出ちゃった。
その後は纏めてみたものの、この時点で首位だった
コストナーを捉えることが出来ずに終わってみれば僅差の3位。


最後は女王・金妍児の出番である。


女王さまはフリー同様、全くミスの無い演技で
フリーだけで148.34と言う得点をたたき出した。
(ちなみに鈴木明子はSP・FS合計で164.59)


何でミス無し演技が出来るんだろう?
メンタルめちゃ強いな、この人。尊敬しちゃう。
浅田真央に足りないところって多分この辺だと思う。


一人だけ200点越え、それも218.31と言う
高得点でブッチ切りの優勝を果たした。
浅田真央とは20点以上のスコア差だ。


技術点・演技構成点のいずれを見ても
ミスの無い女王様の演技は浅田真央を圧倒した。


居酒屋で浅田真央の演技を見終えたとき
何で浅田真央は女王様みたいにミスの無い演技が
出来ないんだろう。


このままじゃ・・・ソチオリンピックの結果も
バンクーバー同様、女王様にブッチ切られて終りじゃん。


・・・と悲観的に考えていました。


でも今部屋に戻ってチューハイを飲みながら
改めて浅田の演技を見て思いました。


浅田真央は何処まで行っても浅田真央だっぺ・・・って。


キム・ヨナに対してプログラムにトリプルアクセルを
入れろと言ってもやれないしやらないはず。

ならば浅田真央にキム・ヨナみたいな
キッチリとミスの無いロボットみたいな演技をしろと
言って出来なくていいじゃないか。


浅田真央は浅田真央だし
キム・ヨナもキム・ヨナなのだ。

浅田真央はキム・ヨナになれないし
キム・ヨナも浅田真央になれないのだ。


多分本番(オリンピック)ではキム・ヨナは
今回(世界選手権)よりも基礎点の高い演技を
プログラムに組み込んで230点越えを狙ってくるはず。


それに対して浅田真央は複数のトリプルアクセルと
3回転ー3回転などのジャンプきっちり決めて何処まで
女王様に肉薄できるか・・・って展開になるんだろうか。

うまく難度の高い演技を出来れば女王様に
勝てるかもしれないしミスればバンクーバー同様に
全国の視聴者は乙女の悔し涙を見るハメになるのだろう、きっと。


キム・ヨナは浅田真央より数段強い。


浅田が本番(オリンピック)で女王に勝つ可能性は
あまり高くないんじゃないか。
今回の世界選手権でつくづく思った。


でも現在、世界を見ても女王キム・ヨナに勝てる
可能性のある選手を探すと浅田真央しかいない。



浅田真央の優れた所は凄いジャンプをバンバン決めるところ。
ちょっと芸術家肌を感じる浅田真央にはそのまま生き生きと
突っ走って欲しいと思う。

オリンピックでは浅田真央が繰り出すスーパージャンプが
リアリストの計算をブチ壊す可能性に賭けてもいいのではないか。


アーティストな浅田真央とリアリストなキム・ヨナ。


2人ともお互いを比較されることを嫌っている。
同じフィギュア選手でありながら個性が全く違うのだから
比較されることのアホくささを分かっているからなんだと思う。


余程の事が無い限りソチオリンピックで激突する
同じ年2人からはやっぱり目が離せないですなぁ~。


もう寝るべー。




Lorca「Ritmo de la Noche」






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