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林道・犀鶴線(りんどうさいかくせん)登ったよ。2018/09/19 13:17

朝から最高にいい天気。
暑さもそれほどでないし、もちろん実走だ。


クルマにチャリをのせて獅子吼パークの駐車場へ。

今日は金沢周辺での激坂として
「獅子吼」「夕霧峠」と共に有名な「林道・犀鶴線」にトライ。



獅子吼パークの駐車場から県道103号線を瀬女方面へ。



来た!ここから登りです。
「石川県手取川水道事務所」の看板を左折すると緩やかな登りスタートです。


緩やかと言っても案外勾配もあってフロントはアウターで
リアはもうギアがありません。(笑)


看板から1km弱登るといよいよ地獄の入り口に到着。
ここが「林道・犀鶴線(りんどう・さいかくせん)」の登りスタートになります。

ここからの写真は帰りに下りながら撮影したものです。あしからず。


早速登りをスタート。
あらかじめフロントのギアはインナーに変えておきました。

実は先日、クルマでこの登りを下見しておきました。
犀鶴線入り口の看板から1km、3km、4km過ぎからの急勾配が
攻略のポイントになりそうでした。

特に4(4.5?)km過ぎからの登りは長めでキツイものに
感じましたし、しっかり登り切れるか不安でした。


いきなり来ました、1km地点の急勾配。
急激に勾配がキツくなるのでびっくりですよ。


あらかじめ下見しておいて良かった。


多分、この坂は3,400メートルくらい続きました。
この辺の坂の勾配は13.8%らしい。

実はこの看板は下りでしか見れず登りでは見ることはできません。
帰りに下りながら写真を撮った時に初めて知りました。


その後は勾配も緩やかになってひと安心。


勾配が緩やかになったとは言っても10%とは言いませんが
一桁後半と思われるのソコソコ厳しい登りが続きます。


この看板も登っている時では見えない看板です。
こんな看板を見続けていたら心が折れていたかも知れません。

3km過ぎの急勾配の手前あたり(2.6km地点)で
サイクルコンピューターのスピード表示が出なくなってしまいました。

・・・これってもしかして電池切れ。
それもスピードが出ないので恐らくはスピードセンサーの
バッテリーが切れたかも知れません。ヤバいなー。


3km地点と思われる場所での急勾配の第2波が到来。



恐れていたポイントでしたが
シッティングとダンシングを交互に繰り出して



思ったよりサラリと突破出来てひと安心。

ただサイクルコンピューターの距離が見れないのは
精神的にシンドイ。
事前に下見しておいて良かったわ~。


3km地点の急勾配を越えて比較的緩くなったポイントで
何気なく横を向いて山を見上げるとまだまだ坂道は続くようです。(当たり前ですが)

どこまで続くねん・・・って感じです。


山から水が流れ込んできてました。
コケたらカッコ悪いので慎重に進みます。


この先にある4km過ぎからの最後の急勾配に備えて
頑張りすぎずにユルユルと進みます。


来た来た!急勾配の第3波だ!


1kmちょっと続く平均10%越えの激坂が続く最大の難関だ。


腰が痛い。
激坂を登るといつも腰の左側が痛むけど
今回はメチャ痛い。


腰が痛いからシッティングからダンシングにしても痛みは抜けない。


そのうち痛さは消えた。でも腰全体が痺れた感じ。

ここの道はガードレールってモノは無いらしい。
道の端っこに石が積んであるけど誤ってコースアウトしたら
即、転落・・・めちゃ、怖いわー。



勾配は13%らしい。あー、そうかよ、13%かよ。

兎にも角にも黙々と登り続けるしかない。
本当にシンドイわ~。

昔走った乗鞍を思い出しました。(当時のブログ
あのクレイジーな乗鞍に比べれば距離は無いのでいいのですが
あの頃に比べて20kg重い体重で坂を登るのはやはりキツイ。



でも晴れてくれて良かった。

ハードな坂を登っているけど晴れてくれて良かったなぁ~と
思いながらコツコツと登り続けます。



あぁ、でもシンドイ。

足、着いちゃおうかなーって何度か思いました。

そんなときにイタリアのモンテグラッパツーリングを思い出しました。(当時のブログ
あん時は18%の急勾配で自転車ごと転倒して
やむを得ずツアーバスに回収されたあの時のことです。

歩いて、自転車を手押ししてでも登っていれば仲間たちと合流できたのに・・・。

他人から見てみれば何てことない話なのでしょうが
あの時はやっぱり悔しかった。
やっぱりこの程度の坂で足はつけない。


ちょっと目を横に向けると絶景です。
日本海まで見えちゃう絶景です。

でも今はそれを楽しむ余裕はありません。


あぁ、いつまでこの坂続くんだっけ?

絶え間なく続く激坂に心が折れそうになっていました。
余りにもしんどくて真っすぐ自転車を進めることが出来ず
蛇行しながらユルユルと激坂を登り続けました。



しかしそろそろ限界。心も折れかけてました。

「もう足着いちゃっていいよね~?(←誰に話してんねん(笑))」と
ペダルから足を外そうと思った瞬間、

目の前にあの看板が見えました。


この看板です
激坂の終わりを告げる看板です。

終わるか、ボケーーーーーーっ。

外しかけたペダルを戻してガムシャラにペダルを回しました。



最大の難関を足着くことなく無事に突破。

アスファルトの道路から路面がセメントの路面に変わったら
勾配は緩やかになってくれました。


緩やかになったとは言っても一桁後半の勾配は続きます。
目を横にやると獅子吼のゴンドラの終着駅が見えました。

・・・どんだけ登ってんの、俺。


残り数100メートルはまさにウイニングラン状態。
でもギアを上げる余裕はありませんでした。


ゴール直前にちょっと勾配がアップする所もありますが
本当にちょっとだけなんでそれほど怖くありません。


無事にゴール!
犀鶴線の石碑がありました。


stravaのデータはこんな感じ。


ついでにstravaのデータはこんな感じ。



ここから先は通行止め。
ただ犀鶴線はここで終わりなのでミッションはクリアーです。


下りながら絶景をチェック。
日本海まで一望です。ここまで来てつくづく良かった。


下りながらいろいろなポイントの写真を撮影できた。



あとはまったりゴールまで走り切るのみ。


今回は林道・犀鶴線を無事にクリア。

あとは夕霧峠が最大のミッションになりそうですね。




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