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3連覇andMore・・・。2023/12/24 22:29

今夜はフィギュアスケートの全日本選手権の女子フリーをチェック。


まずは第1グループでは大庭雅が先頭バッター。
冒頭はサルコウ―トゥーループのコンビネーション。
2つ目が両足着氷。一つ目のサルコウが高さのあるいいジャンプだっただけに残念。

続くループ2発のコンビネーションも強烈もその後、前半のフリップで転倒。
後半はシンドイはずだけど、サラリーマンスケーター大庭雅はメチャ笑顔。
コレオシークエンスでの笑顔は凄すぎ。

28歳サラリーマンスケーターは21位フィニッシュ。
ここ数年、大庭選手は出てくるたびに再年長スケーターとして盛り上がるのよね~。
来年も是非・・・出てこれるかは分からないけど出て欲しいわ~。



2年ぶり出場の白岩優奈はスタミナ切れでスコアも伸びず22位フィニッシュ。
久々の全日本と言うこともあってか、後半はスタミナ切れが顕著になってしまった。
3年前の全日本では9位をマークしていて調子が戻れば・・・とは思う。




第2グループには住吉りをんと樋口新葉の岡島コーチの門下2人がおりました。

ショート17位の住吉りをんは盛り返して10位フィニッシュ。
大技4回転トゥーループは転倒。コケ方が酷かったのでケガとかしてないか
心配になりましたが無事に最後まで完走。

順位は盛り返したとはいえ、本人は納得する訳はない。
来シーズンは4回転トゥーループの精度をもっと上げて欲しいぞ~。



樋口ワカバは自身初の全日本2ケタ順位(12位)。
冒頭はトリプルアクセルに挑んだけど見事とに転倒。
その後は立て直しを図るも、ジャンプのスッポ抜けがあったりしてスコアは伸びず。

こんなもんじゃないだろう。
来シーズン以降の再ブレークに期待します。



続いては第3グループ。

松生理乃は不完全燃焼の17位フィニッシュ。
冒頭のループはしっかりも続くルッツで転倒。
ジャンプのミスが響いてスコアは伸びず・・・。

グランプリシリーズでも表彰台に立つほどの実力の持ち主。
柔らかなジャンプ、軸の綺麗なスピンなどはトップクラスの美しさを持ちながら
なかなか結果に出せないのは本当に残念。

彼女の氷上での佇まいの美しさは日本一・・・と思っているのはオイラだけかな。



青木祐奈は9位フィニッシュ。
ジャンプでちょいちょいミスはあったけどスピン・ステップは全てレベル4。
3連コンボの最後でフリップも持ってきたりスペックはある子。
まだまだ頑張って欲しいなぁ~とは思う。


吉田陽菜はトリプルアクセル不発も7位フィニッシュ。
冒頭のトリプルアクセルはシングルアクセルに。
後半は持ち直して踏みとどまった感じ。



渡辺倫果は6位フィニッシュ。
冒頭は久々にトリプルアクセルに挑んできた。
見事に転倒してしまったけど、その後は大崩れせずに纏めた辺りは流石。
あと音の取り方も上手くなったかも。

6位フィニッシュとなれば、四大陸辺りに出れるかもしれない。




島田麻央は2年連続3位。
冒頭のトリプルアクセルは綺麗に決めた!
4回転トゥーループは見事に転倒。

その後は落ち着きを取り戻したかと思ったけど
後半のループが1回転に・・・これは痛い。
直後のルッツはタノジャンプしたり巻き返しを図ったけど・・・惜しかった。

ただジャンプのミスが余程悔しかったのか、表彰式の直前まで悔し泣きしてました。

来シーズン以降も楽しみですが、年齢的にもこれからの2,3年の時期は
身体がデカくなってくる時期だし、濱田組門下特有のジャンプの低さゆえに、
体格の変化と相まって、大技が跳べなくなる可能性もありそうで不安だ。

・・・とは言え、この時期に4回転トゥーループとトリプルアクセルを跳ぶなんて
ハイスペックの塊みたいな選手なので今後も注目な事には変わりない。





これからはいよいよ最終グループ。

先頭の上薗恋奈はノーミス演技で4位。
いや~、全体的にソツが無いし、全然ミスしそうな雰囲気すらない。
この安定感、これで13歳なの?マジでビックリ。

もう技術的にはかなり成熟している印象。
演技を見ていても全然ハラハラドキドキが無くて、
まるでアメリカのイザボー・レビトやベルギーのピンザローネを見ているような感じ。

ただ技術的な部分は高いので楽しみである部分はあるものの、
島田選手同様、これから数年の体格の変化に順応できるかがカギになりそう。



河辺愛菜はジャンプのミスで13位フィニッシュ。
ジャンプのすっぽ抜けや回転不足のオンパレードで失速。
まだまだ復調途上ということか・・・。


三原舞依はスコアは伸び悩み5位フィニッシュ。
まだ足の調子がよろしくないのかも知れない。
ジャンプでミスが散見された。

ただ5位に残った。島田・上薗はジュニアなのでシニア勢では実質3位。
四大陸は行けるだろうし、世界選手権も・・・と期待してしまう。
それまでに足の状態が戻っているといいなぁ。



千葉百音は会心の演技で2位浮上。
グランプリシリーズの不調がウソのよう。いや、嘘だったんじゃないか。(笑)
後半はやや疲れが出た部分もあったと思うけど、
去年の全日本より明らかにパワーアップした印象。

スピン・ステップは全てレベル4。しっかりやったね~。
最後のビールマンスピン、マジ綺麗。

フリーで141点、トータルは209点台で2位浮上。
3位がジュニアの島田だし、こりゃ、世界選手権、行けるんじゃねーか?
多分、行けるだろう・・・そう思います。



ショート2位だった山下真湖はフリーで失速。
失速したとは言え2018-19シーズン以来(6位)の一ケタ順位だ。
あぁ、じれったい。なかなかショートとフリーを揃えられない。
力がある選手だっていうのは分かっちゃいるけど・・・じれったい。

この子がショートとフリーを揃えれば何時でも上位に顔を出せる。
あの高さのあるジャンプ。スキルはあるんだが・・・陣営の苦悩は続く。



坂本花織はパーフェクトな内容で2位以下を圧倒して全日本3連覇。
今シーズンはシーズンインから好調を維持。
調子が崩れる事無く、全日本まで全勝。おめでとうございます。

この調子なら世界選手権まで全勝しちゃうかも。
彼女が目標にしている日本選手としては男女を通じて
前人未踏の「全日本&世界選手権3連覇」もしてしまいそうだ。

国外の有力選手を見てもトリプルアクセルなどの高難度ジャンプを跳ぶ子はいない。

坂本選手としては内心、世界よりも日本選手権で負ける事を恐れていたのではないか。
国内にはジュニアの島田をはじめ4回転やトリプルアクセルを跳ぶ子がゴロゴロいる。

そんな彼女らがショートフリーでノーミスしてしまえば
いかに坂本選手とは言え逆転負けを喫する可能性はあった。

でも結果は逆だった。
ハイスペックな女子たちは軒並みジャンプミスで自滅、
一方で坂本選手はショートフリーをノーミスでブッチぎった。

ここまで来たらケガをしないで万全の状態で世界選手権を勝ち抜いてほしい。







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