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佐藤駿、惜しい。2023/11/19 19:58

夜は録画しておいたフィギュアスケートの
GPシリーズ・フィンランド大会のフリーをチェック。




まずは男子から。

8位の島田高志郎はジャンプが・・・。
ケガの影響なのか?空中で身体が開いてしまって
着氷時に左足がついてしまって・・・あれじゃどうにもならん。

暮れの全日本に向けて足直して欲しいなー。
プログラム自体はいいと思うので、完成させてほしいぞ。


ケビン・エイモズは上手く纏めて表彰台&ファイナル行きを決めた。
ショートではボロボロだったジャンプはまともになった。
最後のフリップはオーバーターンしたけど、何とか纏めたんじゃないかな。


佐藤駿は2位になるも総得点差でファイナル行きを逃す。
冒頭の4回転ルッツは相変わらず踏切で跳び急ぎな印象だけどは
幅も高さもGoodなジャンプ!その後のジャンプもノーミス。

首位の三浦と僅か1.24点差で2位。
この僅かな差でファイナル行きを逃してしまった。
ポイントはエイモズと同じ24ポイントも2戦の総得点で僅かに適わず・・・本当にツイてない。


三浦佳生は念願のGPシリーズ初優勝&ファイナル行き決定。
ジャンプもしっかり跳んでたし、大きなミスは無かったけど
ステップやスピンでめちゃめちゃレベルを取りこぼしていたのが残念。
ただ佐藤駿の追撃をギリギリ凌いで目標は果たしたのはGood。



5戦を修了して男子のファイナル争いもほぼ固まった感じ。
現時点では
①アダム・シャオ・イム・ファ 30p
②イリア・マリニン       28p
③三浦佳生           28p
④ケビン・エイモズ       24p
⑤佐藤駿             24p
⑥山本草太           20p
が上位6名だけども

来週のNHK杯を控える宇野昌磨(13p)と鍵山優真(11p)が順当に
ワンツーを占めると思われます。

NHK杯の結果が1位(15p)鍵山、2位(13p)宇野の場合は
トータルで鍵山が26p、宇野も26pで2人揃ってファイナル決定、
そうなると佐藤駿は7位になります。

逆に1位宇野、2位鍵山の場合、宇野は28p、鍵山24pで
宇野は確定も鍵山は過去2戦の合計スコアで佐藤駿と対決する流れになりそう。

ちなみに佐藤駿の合計スコアは:アメリカ247.50+フィンランド273.34=520.84
鍵山優真がこれを超えるには:フランス大会273.14+NHK杯247.71=520.85
NHK杯で247.71以上のスコアが必要になります。

ただ今の鍵山選手が250点以下のスコアはちょっと考えづらいです。
やっぱり宇野昌磨&鍵山優真が順当にファイナル行きを決めるような気がします。




そして女子。


河辺愛菜はジャンプのミスが響いて9位フィニッシュ。
転倒無しで滑り切ったけど回転不足の山・・・でスコア伸びず。
全日本までにどこまで修正できるか?がカギになりそう。


韓国のキム・チェヨンはジャンプのミスが響いて4位。
前半のルッツで転倒。中盤からは疲れが出たのか着氷時のミス連発。
表彰台とかファイナル行きを意識しちゃったのかな。


住吉りをんもミス連発も何とか2位確保でファイナル行きへ望みを残す。
見た目、完全にファイナル行きを意識しちゃった感じ。
前半ボロボロだったけど、後半は何とか持ちこたえた。


坂本花織は自身初の2連勝でファイナル行きを決めた。
ヒヤッとしたのは前半のサルコウと最後のループのみ。
他のジャンプは文句なし。世界女王の矜持を見せつけた。

ところで思ったよりスコアが伸びなかったのは何でだろう?
採点表も無いから分からん・・・気になったのはそれだけ。



これで女子も5戦を終了してファイナル行きメンバーが固まってきた。

現時点では
①坂本花織      30p
②イザボー・レビト  28p
③ルナ・ヘンドリクス 26p
④吉田陽菜      24p
⑤住吉りをん     24p
⑥キム・チェヨン    22p
が上位6名。

改めてファイナル行き条件を確認します。
(1)ポイントの上位6人(優勝15p、2位13p、3位11p、4位9p・・・)
(2)ポイント同点の場合、2大会で高い順位を持っている人が優先。
(3)ポイントも順位も同じ場合、2大会での総得点が高い人が優先。

条件(2)により中国大会で優勝している4番手の吉田陽菜まではファイナル行き確定。



そこでファイナル行きの残り2枠を巡って
NHK杯でファイナル行きの可能性が出てくる有力選手は
ニーナ・ピンサローネ(13p)、イ・ヘイン(9p)、樋口新葉(7p)の3人。

まずはニーナ・ピンサローネは2位以上で確定、
3位でも189.18点以上を獲得すれば条件(3)で住吉りをんを上回って確定。

続いてはイ・ヘインですが彼女は優勝出来れば条件(2)により確定。
樋口新葉選手は自身の優勝とニーナピンサローネ4位以下が確定条件。


こうやって見て行くと現段階で⑤住吉りをんと⑥キム・チェヨン選手の
ファイナル行きは厳しいかも・・・と思われるかもしれませんが
案外そうでもないかも・・・って言うのが来週のNHK杯なのです。


何とファイナル行きの可能性を残す3人に比べても能力的に
引けを取らない実力者が多く参戦しているからです。

昨年のグランプリファイナル覇者の三原舞依や
昨年の全日本7位の青木祐奈、韓国のキム・イエリム(5p)や
アナスターシャ・グバノワ(5p)などの選手です。

彼女たちはNHK杯のみの参戦だったり、
ポイント的にファイナルは無理な人達なので伸び伸びと
演技をしてしまったら表彰台に載ってもおかしくないレベルの選手達です。

彼女たちが大暴れして表彰台を独占してしまった場合、
住吉選手やキム選手がそのままファイナルに行けてしまう可能性も十分にあります。


男子の場合は残り枠はほぼ決まった感がありますが、
女子は余りにも不確定要素が多すぎて終わってみないと
残りのファイナリストはわからない・・・って言うのが正直なところです。

個人的には(樋口)ワカバ選手に優勝してもらって、
2位、3位に三原選手と青木祐奈あたりに表彰台に載ってもらうという
サプライズが起こったら面白いなと思ってます。







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