千葉サラブレッドセール2014 ― 2014/05/19 13:56
今日は6時半に部屋を出て船橋へ。
ＪＲ南船橋駅を降りて
ららぽーとじゃなくて
船橋競馬場にやってきました。
今日は船橋競馬場で年に一度の
「千葉サラブレッドセール2014」が行われるのです。
サラブレッドセールとはぶっちゃけ競走馬の競り市です。
朝の8時前なのに多くのバイヤーさん＆関係者が
テンション上げていました。
オイラも万かつサンド＆おにぎりを頂いてテンションをあげます。（笑）
今回のセールですが8時から公開調教。
その後セリが行われるようです。
まずは公開調教。
2頭の馬を併せて走らせて走破タイムやフォームなどを見ます。
事前にセリ本の写真をチェック。
血統は見ないであくまでも馬の写真だけをガン見して良さそうな馬をチェック。
（↑エラそうに書いてますがシロウトなので・・・（汗））
プラウドウイングスの２０１２の4頭をチェック。
（↑素人の主観なので軽く読み飛ばしてくださるとありがたい・・・）
公開調教は事前にセリ本で
チェックしておいた馬を中心にしっかり見ましたよ～。
上場馬が目の前を走る姿はいい。
この子たちが早ければ今年の夏にデビューすると思うと
まだ見ぬ未来に思いを馳せると・・・
何とも言えない高揚感が全身を支配する感覚がイイ。
調教の動きを見てプラウドウイングスの２０１２が
イチバン良く見えました。（↑写真の左側の馬）
（↑ど素人の主観なので軽く読み流してくださいませ・・・）
約60頭の公開調教を終えて馬のチェック。
以前なら全上場馬をまとめて見ることができたのですが
近年、上場馬も増えてきて時間的な制約もあって難しくなっているようです。
運営側も頭の痛いところかもしれないけど仕方ない。
全ての馬をチェックはできませんが出来るだけ見ておきました。
ここで気になったのが2頭いました。
エールスタンスの１２。（↑写真）
この馬は調教の動きも良かったし・・・注目しておこう。
レーヴドゲランの２０１２（↑写真）も調教の動きが良く見えた一頭。
これも注目しておこう。
もちろん今回、一番良く見えた
プラウドウイングスの２０１２（↑写真）は動きも含めて
全体的にいい感じ～♪
この馬いつも耳をピーンと立てている姿が印象的。
耳をピーン・・・昔青森で種馬やっていたアントレプレナーも
そうだったよなぁ～。
今回のセールには中央、地方の調教師も多く参加されていました。
この御仁も・・・頑張っていい馬買ってくださいね～。
いつの日かダービー獲ってくださいね。
セリ開始20分前。
関係者のテンションも相当上がってきていました。
セールが始まりました。
まずは調教の動きが良く見えた
27番エーススタンスの１２（父スクリーンヒーロー）。
4200万で落札～。よかったねー。
そして53番レーヴドゲランの２０１２（父ダイワメジャー）も
調教の動きが良く見えた一頭。
1800万円で落札～。おめでとさーん。
セリ本の写真でチェックしていた
32番ベストオブミーの２０１２（父アドマイヤムーン）は
１０００万で競り落とされていました。
セリ本の写真でチェックしていたもう一頭
３４番のミュージカルパレスの２０１２（父トワイニング）も
無事に落札されていました。
ミスユーフランの１２（父ダイワメジャー）も無事に競り落とされました。
毎年、そうなんですが今日も暑い。
日差しが強烈です。脱水症にならないように
水を飲みつつセールも終盤を迎えました。
セールの終盤に遂に登場！オイラのイチオシっ！
62番プラウドウイングスの２０１２。（父ダンスインザダーク）
この馬は馬の形も動きもいいのですが
それにまして精神的にもドッシリしているのがいいですね～。
馬によっては気分が高まって嘶いたり、ビビったり
目が血走ったりする馬も多いのですがこの馬は別格でした。
終始、耳をピンと立てて周りの動きに全く動じない・・・好感が持てました。
セリ直前なのに目がトロ～ンとしてました。
眠かったのかな～。余裕過ぎ～。
「ダンスインザダークの男馬が登場です！」
セールの司会を務める海外競馬評論家の合田直弘氏の
鮮やかな馬解説を経てセリが始まりました。
セリの最中も耳をピーンと立ててドッシリしてました。（動画）
２０００万は軽く超えてくれると思っていましたが
３２００万で落札されました。おめでとう～。
この馬を買ったのは大城さん。
「ダイワ」の冠名で有名な馬主さんです。
早ければ年内にも「ダイワ・・・」って名前でデビューするのか～♪
厩舎はどこの厩舎かなー。出来れば関東の厩舎だったらいいなぁ。
秋の中山あたりでデビューしたら応援に行きたいなぁー。
他愛も無い妄想でウキウキしてしまうのだ～。
今回チェックした馬は中央でデビューしたら
応援馬券を買ってあげるのだ～。
ここ数年は馬券も多く買わなくなった。
勤務の都合で週末休みが激減したことも影響しているけど
魅力的な馬が少なくなってきたことが一番の理由かもしれない。
以前なら5000円、1万円くらいは買っていたけど
今じゃＧ１レースでも100円だけって事も多くなってきた。
最近はこのセールでチェックした馬がデビューすると
応援馬券を買うケースが増えてきている。
それだけこのセールに上場される馬のレベルが上がっている証。
10年前、冨里でセールをやっていた頃は（当時の様子）
上場馬が中央競馬（JRA)でデビューすることは少なかった。
ほとんどが地方競馬デビューだった。
当時は地方競馬で千葉セール出身の馬が勝利の報せを聞くたびに嬉しかったし
２００４年の秋に千葉セール出身の馬が東京競馬場のターフに現れた時は
結果は別にして涙が出そうなくらい嬉しかった事を覚えている。（当時の様子）
そんな千葉セールも関係者の努力もあって上場馬のレベルも
格段に上がって中央競馬にデビューするのは当たり前になっているし
新馬戦を勝ち上がる馬も当たり前のように登場している。
しみじみ（千葉セールの）レベルが上がっている事を感じる。
昨年のセールで３頭の馬をチェックしたけど３頭中２頭の馬が勝ち星を挙げている。
ラブリープラネット号は重賞の出走も果たした。
そろそろ千葉セールの馬が重賞（Gの付くレース）を勝つ姿を見てみたい。
そんな日が近い将来訪れると思わせるほど馬のレベルはもちろん
訪れるバイヤーさんの質も向上している気がする。
今年も楽しみな馬を見つけた。
今はその馬が中央のターフを悠々と駆ける姿を妄想するだけですが
あっという間に時間は過ぎて実際にその姿を目の当たりにするでしょう。
出来ればデカいレースで先頭ゴールする姿が見れたらいいのですが。
今年のセールも無事に終了。
いい天気で良かった。
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