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初めての全日本選手権。2019/12/19 21:51

今日は昼から東京におでかけ。


茂原駅からJRに乗って


原宿駅に到着。


向かった先はいつものお世話になっている
「ハミングバード・・・(お店サイト)」で無くて国立代々木競技場。




今日から開催されるフィギュアスケート全日本選手権を見に来ました!

何と!ラッキーなことに女子シングルショートプログラムの
チケットを購入することができたのです♪

今まで幾度か抽選にチャレンジするも1回も当選することが出来ず
一生、見ることもできないのかな~と思っていましたが
2次抽選で見事に東アリーナ席をゲットできたのです!

今までアイスショーなどは何度か行ったことはあるのですが
実際の試合は初めてなのです。初めてのフィギュアの試合が
あの全日本選手権なんて♪めちゃめちゃ幸せなのです。



会場に入るといきなり高橋大輔選手の応援グッズを売っているお店を発見。

今回の全日本選手権でシングル選手としてはラストになる
高橋大輔選手ですが来年からはアイスダンスに挑むらしいっす。





オリンピックでメダルまで取った御仁ですが
ソチ五輪後に引退してからの~昨年現役復帰して
昨年の全日本選手権で2位になったと思えば

今年になって「来年からアイスダンスやります!」と言い出したり
めちゃめちゃチャレンジしまくりの高橋大輔選手。

シングル最後の舞台の全日本で大輔選手が
どんなパフォーマンスを魅せてくれるのか大注目です。



会場に張り出してあった注意書きですが注意事項が多すぎ~。(笑)


今回、オイラは紙チケットを購入したので
入場前に本人確認しないと入場できないらしい。

仕方ないので事前の本人チェックをしてもらった。
運転免許証などの本人確認できるものがあればそれでOKらしい。



チェックを終えると手にこんな紙バンドを回されてしまいました。


小腹も減ったので会場前の屋台で


たこ焼きとから揚げを頂きました。

たこ焼き、めちゃ美味しかったですわ。
表面のカリカリ感がいい。


いよいよ入場開始です。(14:50)


会場に入って早速、公式パンフレット(1500円)を購入。
結構な行列が出来ていましたが買えるうちに買っておかないと
パンフが売り切れちゃったら悲しいので早めに買っておきました。


リンクの方から黄色い声援が聞こえてきました。

早速、席に向かってみると明日(20日)に試合予定の
男子選手たちが前日練習しているじゃありませんか。

高橋大輔、日野龍樹、山本草太、友野一希・・・。
まさか男子の前日練習を見れるとは思わず
想定外のサプライズで脳内は快楽物質だらけ~♪




そんな中、本日唯一の悲しいニュースは白岩選手の欠場。
グランプリシリーズから体調がイマイチって話は聞いていたけど残念だわ~。



今回は会場内での飲食を禁止しているだけあって
会場内にはドリンクの自販機はあるものの
フードの販売は一切なかったので一旦外に出てお買い物。


あまりヘビー過ぎない程度にお菓子やら空腹を満たせるものを買っておきました。




会場に再入場してみると公式パンフレット購入の列が凄いことになっていました。

この列が全てパンフレット購入の列です。
早めに買っておいて良かったかもしれません。



本番は16:20より開始。

女子シングルに先立ってペアの競技が行われました。
出場したのは三浦・木原組の一組だけ。

整氷後に女子シングルが始まりました。
第1グループから演技開始。

1番手に出てきた竹野仁奈さんは
ジャンプはダメだったけど軸のブレない綺麗なスピンが印象に残りました。

2番手に出てきたのが山下真湖選手。

NHK杯から調子を上げてきて今回のショートもノーミス。
フリーもまとめて決めて200点越えしてほしいですね。




第2グループは6分間練習中の
ジュニア2人のパフォーマンスにビックリ!

河辺愛菜と吉田陽菜のジュニア2人が練習の終盤に
次々とトリプルアクセルを跳んできたのは衝撃でした。

吉田選手はショートでもトリプルアクセルを跳んできましたが
残念ながら転倒。ただフリーには進めるようなのでフリーで決めてほしいですね。
河辺選手はフリーでアクセルに挑戦するようです。注目しときましょう。



第2グループには大庭雅選手も出場していました。

テレビで初めて彼女を見たのは2013年の全日本選手権でした。(当時のブログ
当時、高校生だった彼女はフリーでトリプルアクセルを跳んでくる!と言うので
見てみたのですが前向きで助走も無い状態からアクセルを跳んできたのです。

結果は転倒してしまったもののテレビで解説していた
八木沼純子氏(だと思った)が「助走もない所から・・・凄すぎる」と
唸りまくっていたのが印象的で今でも覚えています。

そんな彼女も今年で24歳。
中京大学を経て現在はOLしながら今でもスケートを頑張る社会人で
今大会最年長の出場となりました。

6分間練習中はジュニア2人がトリプルアクセルの競演をしている脇で
こっそり3回転ループの連続ジャンプを決めていました。
それを見て「まだまだ衰えてないな~」と思ったのですが

残念ながら本番ではジャンプのミスが響いて28位。
フリープログラムにも進めずに今年の全日本選手権を終えました。
来年も頑張ってくださいね~♪




第3グループでの注目は川畑和愛(かわばたともえ)選手。

昨年の全日本でもいいジャンプを跳んでいたので(当時のブログ
どれだけ進歩しているか注目していました。

まずは驚いたのがショートプログラムの選曲。
去年は「シェヘラザード」だったけど、今年は「美しき青きドナウ」だ。

なんちゅー音の取りづらそうな、踊りづらそうな曲を
チョイスしたんだろうって思いました。
ところが終わってみればこれがまたいい。

川畑選手はジャンプもいいのですが演技中の表情もいい。
あの曲に合わせて見事でした。スコアは65.53。
演技後は思わず本日初のスタンディングオベーションかましちゃいました。

これはフリーも期待できそうです。


あと3グループで言うと竹野比奈選手。

演技うんぬんは別にどーでもいいのですが
去年と同じ「ロシュフォールの恋人たち」使ってましたね。
あの曲を聴くとどうも涙腺が緩んでしまうので困ってしまうんですわ。

第1グループの1番手で滑っていた竹野仁奈さんは妹さんだったんですね。
姉妹で全日本に出るなんて凄いわ~。がんばってねー。





やっと来たぜ!第4グループ。

紀平梨花、坂本花織、樋口新葉・・・。
今夜のショートプログラムで1番激アツなグループです。
6分間練習から見ていて楽しくて仕方ない♪

その他にはここ数シーズン不振だった永井優香選手もいるようです。
これじゃ、目玉が2つじゃなくて5,6個欲しいっす。(笑)

永井選手、ジャンプが綺麗。
ダブルアクセルをサラリと跳んだぞ。
・・・こりゃ、復調しているっぽい♪



最終グループのトップバッターは紀平梨花。

冒頭のトリプルアクセルでステップアウト。
その後はミス無く演技終了。
今シーズンのショートプログラムはステップシークエンスがいいなぁ。

しっかり音楽を捉えていて
身体全体を上手く使っている印象。
あと紀平選手ってアップライトスピンも綺麗だわ~。

冒頭のアクセルでミスはあったものの73.98点。
いや~、さすがですわ。ショートは首位通過。


山田さくらのラスト全日本ショートを見届けて


お次の選手は永井優香選手。
かつては初出場のグランプリシリーズで(2015年のカナダ大会)
3位入賞を果たすなど将来を嘱望された選手でした。(当時のブログ

このスケートカナダのフリーでのスパイラルしている時の
永井選手の表情が何とも素敵でそれ以来、ファンなのです。

ところが2016-17シーズンでジャンプの改良に取り組む
と言うことになってから極度のスランプに陥ってしまいました。

2015年の全日本では7位だった順位が
16年は24位、17年は22位、18年は24位・・・。
今年は頑張ってくれるでしょうか?

ただ今年は予選の東日本選手権で優勝しているようなので
復調してきているのかな?・・・ちょっと期待していました。

冒頭は3回転トゥーループ⇒トゥーループのコンビネーション。
しっかり決めた!回転もしっかり取れてて文句なし。いいねー♪

続くトリプルルッツもめちゃ綺麗。
着氷後まで本当に余裕があっていいジャンプ。
あぁ、この子復活しとるわ~。

こうなったら次のダブルアクセルも決めたれ~!
永井選手は今年で全日本出場6回目。
今までショートプログラムでジャンプのノーミスは一度もありません。

・・・今年こそノーミスで決めて復活を印象付けて欲しい。

最後のダブルアクセルもしっかり決めた!
回転不足も無い、いいジャンプ!ジャンプ3本ノーミスだ。
ダブルアクセルからステップシークエンスへの流れもいい。

本当に素晴らしい。
多分、今までで一番いいショートだったと思う。
演技後の永井選手は笑顔弾けてそのあと眼がウルウル・・・。

思わずオイラも立ち上がってしまいましたよ!

もちろん会場中、ステンディングオベーション!
スコアも久々に60点越え、64.78点!お見事!
見事に復活してくれました!マジで嬉しいや。

明後日のフリーも頑張って!





続いては昨年の全日本女王・坂本花織。

冒頭のフリップ⇒トゥーループのコンビネーションはドキッとした。
一つ目のフリップで結構バランス崩していたから
二つ目のトゥーループ跳べるかなーって思ったけど跳んだ。

ダブルアクセルはしっかり跳んだ。
でも坂本選手ならもっとスゲーぇダブルアクセル跳べると思うけど。

三つ目のループはグッド。
ただスコアは70点に届かず。69.95か~。ショートは3位スタート。
冒頭のコンビネーションは2つ目のジャンプが回転不足が残念。



ショート4位の樋口新葉はコンビネーションのミスが残念。

コンビネーションの2つ目のミスが残念。
一発目のルッツが高くてグッドジャンプだったのに
二発目のトゥーループがこじんまりしてしまってステップアウト。

それ以外はミスらしいミスも無く
無事にショートプログラムを終了。

樋口選手は・・・ワカバさんはこれでいいんじゃないかな。
ワカバさんにショート・フリーをノーミスで!なんて言わないで
ショートでダメだったらフリーで取り返せ!・・・くらいな感じでいいと思う。

2018年の世界選手権を見てそう思ったんです。

あの時もショートで8位で(当時のブログ
もう表彰台は無理かなーって思っていたのですが
フリーで奇跡の大逆襲で2位確保。(当時のブログ

あの時は上位陣が信じられない崩れ方をしたのも事実ですが
銀メダルは銀メダルなのです。

あの世界選手権をフリーのあとのキス&クライでの
ワカバさんの表情を見てからオイラの
ワカバ選手に対する見方が変わってきました。

ダメなときは「ダメだ―」ってなっちゃうし
いい時は「やったー♪」ってなっちゃう・・・めちゃめちゃわかりやすい。

ワカバ選手は人間らしくていいじゃん・・・って思いました。

多分、ワカバ選手は感情が出ちゃう人で
ショートもフリーもノーミスなんて芸当は
なかなか出来ない人なんだと思うようになったのです。

別にそれでもいいんじゃないかなー。
フリーでミスしたら悲しいけどショートでミスする分には
フリーで巻き返せばいいんだから。

ワカバ選手、フリーでは頑張って逆転表彰台しちゃってください!



そして最終グループがやってきました。

ここでの注目しているのは元女王・宮原知子と本田真凛、横井ゆは菜、
そして今回の全日本で引退を決めている新田谷凛の4人。

まずは黒パンツスタイルがカッコいい宮原知子。

この人で注目したのはジャンプがしっかり跳べているか?
それ以外の部分でいい味をだしているか?

冒頭のルッツ⇒トゥーループの2つ目のトゥーループで
明らかに回転が足りない印象。
あと後半に跳んだループもちょっとヤバいかも。

彼女の場合、ジャンプを低空で跳んでいるので
着氷の状況が本当に分かりづらい。
演技後の流れていたリプレイ映像を見たらやっぱり足りない感じ。

その他の部分では思ったのが後半がイマイチかなーってこと。
前半は音楽と身体の動きがイイ感じで合っていたと思うけど
曲調が変わった後半の動きは??って感じ。

ただスコアは70.11点でショート2位通過。
フリーを纏めればこのまま2位通過もありえそうです。



続いてはこの全日本で引退を決めている新田谷凛。

新田谷選手もかつてユニバーシアード冬季大会では
あのエリザベータ・トゥクタミシェワやアリョーナ・レオノワらを
破って銀メダルを獲得したりして将来を期待される若手の1人でした。

個人的に新田谷選手で印象に残っているのが2016年の
ジュニアグランプリシリーズ・フランス大会の表彰台です。

あのアリーナ・ザギトワが鮮烈な国際デビューを
果たした大会で、後に全日本女王になる坂本花織とともに
表彰台にたつ彼女の姿でした。(当時のブログ

ただ2017-18シーズン以降は精彩を欠き
昨年の全日本選手権では屈辱のショート28位で
フリープログラムに進めないこともありました。

あのフランス大会やユニバーシアードから
3年以上の時が過ぎて今回の全日本が
22歳になった新田谷選手の最後の舞台になりました。

そんな彼女の最後のショートプログラム。


冒頭は3回転フリップからのコンビネーション。
高さがあっていいジャンプ!2つ目もしっかり着氷!いいね~♪
続くダブルアクセルも自然で流れがあっていいジャンプ。

3つ目のジャンプはルッツかな~。
上手く跳んで欲しいな~。

コンビネーションスピンを挟んで・・・ルッツ!
何て安定感のあるジャンプ!本当に現役終わっちゃうの~ってくらいです。
3つのジャンプ要素をノーミスでクリアしちゃいましたよ。

最後はビールマンスピンからの決めポーズ!
直後のガッツポーズの新田谷選手。
オイラは再びスタンディングオベーション!

スコアは62.27点。ショートは10位スタート。
これはフリーも楽しみっすね。



本田真凛は復活したっぽい。

冒頭のループ⇒トゥーループは無事に跳べた!
問題は次のフリップだ。

ここのところ本田選手はフリップを跳べていなかったので
注目して見ていたけど・・・跳んだ!すげぇー!
久しぶりに跳んだ姿を見たような気がします。

最後のダブルアクセルも決めた!
この子のジャンプって力みが無くて好きだ。
本田選手、久しぶりにジャンプ3つ決めましたわ~。すげー。

ジュニアの頃は200点越えのスコアを叩き出し
あのアリーナ・ザギトワと真っ向勝負するほどの選手で
メディアも将来を嘱望する選手でしたが(当時のブログ

シニアに上がってからは
それまでの活躍がウソのような凋落ぶり。

もともとスタミナがある選手ではありませんでしたが
シニアになってそれがモロに出てしまった感がありました。

平昌五輪行きを賭けた2017年の全日本では
7位に沈んで自信を失い(当時のブログ
翌年には長年師事してきた濱田美栄コーチの元を離れてアメリカへ。

アメリカではネイサン・チェンやアシュリー・ワグナーらの師匠としても
有名なラファエル・アルトゥニアンに師事して心機一転を図るも
昨年の全日本では過去最低の15位を記録、

今シーズンは病気で参戦できない三原舞衣に代わって
グランプリシリーズに参戦するもカナダ大会6位、中国大会7位と
イマイチ振るわなかったけど

今月に入って大庭雅さんに誘われて参加した愛知県競技会で
急速に調子を取り戻して臨んだ全日本選手権。

ジャンプは転ばずに跳べてたしスケーティングは
ジュニアの頃に比べると明らかに綺麗になっているし
全身を使ったステップシークエンスも良かった。

演技後の表情も「何かを感覚を取り戻した」ような表情が印象的。

ジャンプ以外の要素を見ていてもアルトゥニアンに師事している事は
間違いでなかったと思うし、すぐに世界のトップクラスに・・・って訳には
行かないと思いますが徐々に力をつけてくると思います。

オイラは本田選手の媚びるような上目づかいの表情は嫌いですが
他の選手には無い極めて力みの無いジャンプや
滑らかなスケーティングは本当に魅力的で可能性は感じます。

会場でスローの映像を見たら冒頭のコンビネーションと
次のフリップは回転不足っぽいのに65.92点って凄くない?
ノーミスだったどんだけスコアが伸びるんだろう?

今回の彼女のジャンプ構成って

①ループ⇒トゥーループ(回転不足)
②フリップ(回転不足)
③ダブルアクセル

だったけど、このレベルのジャンプ構成で65点台って凄い。
ジュニアでバリバリやっていた頃みたいにフリップ⇒トゥーループとか
ルッツとか跳ぶようになったら、その感覚を取り戻したら

まだまだ捨てられない選手なのかなーって思ったりしました。

フリーでどこまで頑張れるか注目で。




本田選手の演技を終えたあと辺りから
ポツリポツリと帰り始める観客が出始めました。

そうです。
夜も9時半近くになっていて終電を気にしないと
いけない人が増えてきたようです。

オイラもちょっとソワソワしてきましたが
最悪な場合、日を跨いででも最終滑走の横井ゆは菜の演技までは
しっかり見てやろうと思っていました。

最終滑走は横井ゆは菜。

彼女のダブルアクセルは好き。
飛距離も高さもあるダイナミックなジャンプはいい。
でも最後のコンビネーションのミスは痛かったね~。

まだフリーもあるし何処までやれるか頑張って!


横井選手の演技を終えて速攻で家路へ。


明日は男子ショート。

羽生選手が優勝するのか?
宇野選手がどこまで調子を戻しているのか?
(高橋)大輔選手がどんなショートを魅せるのか?

そして異次元のジュニア達が何処まで食い込めるのか?

山本草太が表彰台に食い込めるのか?

楽しみが尽きませんなぁ~♪








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