しんぼみつよしの「デブろぐ」

今日も夜勤だったけどレスリングの吉田沙保里の銀は衝撃だった。



試合前から故障うんぬんの話を聞いていて「大丈夫かな？」とは
思っていたけど決勝に進んだと話を聞いた頃には
「こりゃ４連覇イケそう♪」などと思っていた。


しかし朝の休憩の時に
「吉田が負けた」と話を聞いてビックリ。


休憩所のテレビには顔をくしゃくしゃにして
涙にくれる吉田選手の姿が・・・。


信じられん・・・。
そんな映像を見ても吉田が負けたなんて信じられませんでした。
そう、試合の映像を見るまでは信じられませんでした。


仕事を終えて部屋に戻って吉田選手の決勝戦の
映像を見ることが出来ました。


前半で１ポイント先制するも後半に逆転負け。


・・・これはもう受け入れるしかありません。
「霊長類最強女子・吉田沙保里」が負けてしまったのです。


ネットで吉田選手について調べてみると

2002年から圧倒的な強さで女子レスリング界を席巻し、
五輪と世界選手権の世界大会の優勝記録は何と１６！
個人戦の連勝記録は200オーバー！！！
（ちなみに五輪4連覇の伊調馨の記録は１８９）


今回のリオオリンピックで史上初の４連覇を果たした
伊調馨選手もかつては吉田選手に苦戦を強いられて
階級を変更（５６ｋｇ→６３ｋｇ）、その後は同階級で無敵になったこと、

その他にも吉田選手に叶わず階級を変えて
メダルを獲得した選手は数知れず・・・。マジかー！？


今回４８ｋｇ級で金メダルを獲得した登坂絵莉選手にとっても
吉田選手は子供の頃からの憧れの選手だったらしく
12年前に撮影した2ショット写真をツイッターに載せたみたい。


吉田選手の存在は自然と日本女子レスリングにとって
大きな部分を担っていたんだなと思いました。




更に驚きだったのが今回、吉田選手を破った
アメリカのヘレン・マルーリス選手だ。


マル―リス選手も子供の頃から吉田選手は憧れだったらしい。
彼女が12歳の時、アテネ五輪の吉田選手の雄姿を見て
レスリングを辞めさせようとする両親を説得しレスリングを続け、


これまで吉田選手とは2回対戦していずれもフォール負け。


その後、力を付けて昨年の世界選手権５５ｋｇ級で優勝。
吉田選手と対決するために２ｋｇの減量も乗り越えて
オリンピック本番、それも決勝で世紀のジャイアントキリングを達成。


かつては吉田選手とライバルだった
山本聖子氏の指導も受けたこともあったらしい。


優勝後のインタビューで
「沙保里と試合をすることを長年夢に見てきた。」
「彼女は私のヒーロー。」
「彼女と試合をできたのは本当に名誉なことだった」


・・・など吉田選手へのリスペクトぶりはハンパ無かった。


試合の映像を見直して見た。
試合後、マットの上で二人の選手が泣き崩れていました。
何だかちょっと不思議な光景に見えたけど
二人の想いが分ると納得できるわ～。


吉田選手の影響を受けた選手って日本だけじゃなかったのねん。


それにしても吉田選手の涙は衝撃的だった。
どうせ五輪4連覇して栄コーチをブン投げて場内を沸かせると
思っていただけにあの結末は・・・本当に衝撃だった。


吉田選手負けちゃったけど現役続けるのかな？
あっさり引退しちゃうのかな。
昔、伊調選手が一旦、引退表明したけど即撤回したことあったよなぁ。


どちらにしても今後の吉田選手の動向が
日本はもとより世界の女子レスリングに何かしらの
影響を及ぼすことは間違いなさそうだ。






目を覚ませ(CD+DVD)

携帯の人たちはこちらからもどうぞ～。↓

キーワード: