しんぼみつよしの「デブろぐ」

パチスロで臨時収入を得てスポーツ用品店へ。

特にグッズを買うつもりも無かったけど自転車コーナーを見てみた。

相変わらずのラインナップだ。

欧米のメーカーに混じって台湾メーカー「GIANT」のチャリがズラリ・・・。
自転車好きには当たり前な話ですが今や「GIANT」は
世界最大の自転車メーカーなのです。

この店には日本メーカーのチャリが見当たらない。
かつては世界トップクラスの技術力があった日本の自転車メーカーも
あったらしいのですが、今やこういったスポーツサイクルで
日本のメーカーをチャリを見ることが少ないです。

これまで日本のメーカーの多くは海外に目を向けなくても
日本には1億3千万人を超える国民がいて、その大多数がママチャリに
乗っているので国内でママチャリさえ作っていれば
それなりに経営が維持できていました。

・・・が、90年代に入ると中国から「それなりに出来のいいママチャリ」が
大量にしかも安価で日本に入ってきて次々と日本のメーカーは
淘汰または海外メーカーに買収などされて姿を消していきました。


ただ日本にも「アンカー（公式サイト）」のように頑張っているメーカーもありますが
その他多くのメーカーは世界市場に目を向ける事も無く、
敢えて１０万円以上もする高級自転車を作ることに目をつぶって
競争を避けていたためクォリティーの高い自転車を作る技術も醸成されるはずもなく・・・。


淘汰されて行ったのは仕方なかったのかもしれません。


その反面、世界のトップメーカーに躍り出た「GIANT」のある
台湾は人口は2300万人。日本のように安定した市場が国内に無いため
生き残るためには海外で売れるものを考えなければなりませんでした。

多くの失敗を乗り越えて時間は掛かったものの
世界でもその性能が評価されて「GIANT」はその地位を得たそうです。
今やロードバイクではカーボンフレームが主流ですが
「GIANT」では80年代から開発に挑戦していたというのですから驚きです。

多くの失敗をしても、ブレずにいた経営者も素晴らしいと思います。


自転車市場で日本メーカーが淘汰されていった理由として
メーカーが世界市場に目を向けてこなかった事もありますが
日本の道路事情の悪さも相当影響しているとおもいます。

道路交通法では自転車は「軽車両」として扱われ
本来なら車道を走らなければなりませんがクルマにとっては邪魔でしょうし
・・・とか言って歩道を走ろうものなら歩行者の邪魔になるし・・・。

この道路事情ゆえに日本ではママチャリが主流になったのかも
しれないし、ロードバイクが日本でなかなか普及して
来なかったのかもしれません。


日本の自転車が世界に並ぶにはメーカーの努力だけでなく
官民合同で「日本に新たな自転車文化」を根付かせる
粘り強い強固な意志が必要なのかもしれません。
（道路環境を変えることも含めて大きな意味で）

・・・話が大きく逸れてしまった。

しっかり長靴（↑写真）も買いましたよ～♪
「バ〇の大足」のオイラは運動靴が２９ｃｍですが
この長靴２８ｃｍでオイラにはピッタリでした。

他にもいろいろ買ったらこの店だけで12000円も
お買い物しちゃいました。