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5戦目、終了。2015/11/22 23:25

朝一の体重は125.5キロ。体脂肪率38パーセント。
血圧155-95。脈60。


仕事後、部屋に戻って
録画しておいたフィギュアスケートのロシア大会の
フリープログラムの様子を見た。


まずは手短に男子から。

ぶっちゃけた所、男子の注目は王者フェルナンデスと
ロシアのピトキーエフの首位争いと
不振極まる日本の小塚崇彦のデキのチェックのみで。


1位 ハビエル・フェルナンデス    271.43
2位 アディアン・ピトキーエフ     250.47
3位 ロス・マイナー           248.92
4位 アダム・リッポン           248.63
・・・
9位 小塚崇彦 195.48


日本の小塚選手は後半にスタミナ切れしちゃいました。
冒頭の4トゥーループは回転不足に両足着氷。
ガッツリ減点もらってしまいました。

その後、3ルッツからのコンビ、3アクセルは
無事に跳んで、そこからのスピン・ステップはいい。

この調子で後半も・・・と思ったのですが
後半冒頭の3アクセルで転倒、1アクセル判定。
その後の3回転のコンビは両方とも1回転に。

あぁ、見ていられない。
でも直後のイーグルは綺麗だった。
小塚選手のイーグルは雄大で美しい。

続く3フリップを余裕で跳んだものの
イーグルからの3ループは2ループになっちゃった。
最後の3サルコウは何とか堪えた。

終盤はもう体力的にも限界だったんだろうけど
見事に最後までやりぬいた。

9位フィニッシュ。
ショートもフリーもダメダメだったけど
このリベンジはきっと全日本選手権で・・・と期待します。



続いてはショート2位からの逆転優勝を狙う
世界王者のフェルナンデス。

冒頭の4トゥーループは超絶レベルの美しさ。
ジャンプも綺麗だったし余裕たっぷりの着氷も素晴らしい。
続く4サルコウー3トゥーループもバッチリ!

更に3アクセルは回転中に身体の軸がズレて
ヒヤリとしたけど余裕たっぷりの美しい着氷。
始めの3つのジャンプ要素だけで40点オーバー。凄すぎ。

美しいスピン・ステップで魅了してから
後半一発目の4サルコウが2サルコウに・・・転倒しちゃった。

ただミスはこのサルコウだけで
他の要素はバッチリ。フリーのスコアは184.44。
演技構成点はブッチ切りの90点越え。鬼レベル。

ショートとのトータルスコアは2位になった
ピトキーエフ選手に20点以上の大差を付けての優勝。

この優勝でフェルナンデス選手は文句なしに
地元スペインで行われるグランプリファイナル行きが決定。


充実一途のフェルナンデス選手は
ファイナルでも優勝候補でしょう。



男子はこの辺にして・・・おっと!待った!
アダム・リッポン選手が4位に急浮上。

いつも挑戦している4ルッツをフリーではやらなかった
みたいでフリーだけなら2位。トータルで3位と僅差の
4位まで浮上したみたい。

いつまでもハイリスクばっかり取ってはいられないか・・・。



男子はフェルナンデス選手がブッチ切りで
ファイナル行きを決めましたが女子も凄かった。



1位 エレーナ・ラジオノワ 211.32
2位 エフゲーニャ・メドベデワ 206.76
3位 アデリナ・ソトニコワ 185.11
4位 ポリーナ・エドモンズ 183.20
5位 本郷理華 179.12
・・・
8位 永井優香           159.62
10位 加藤利緒菜         155.56


加藤利緒菜は最後まで滑り切った!
冒頭の3フリップからのコンビネーションから
後半の2アクセルあたりまではイイ感じでした。

ただ3ループあたりから疲れが見え始めて
3ルッツはダウングレード+エッヂエラーのWガックリ判定。
6.6→1.65点。

更に出来栄えでー0.9・・・0.75点。(涙)

ついでに3ループからの3連コンビネーションでも
回転不足を取られたけれど攻めていた感じがした。

印象的だったのが先ほどの大減点のルッツに
付ける予定だったジャンプを最後の3トゥーループに
しっかり付けてきた♪

最後は得意のビールマンスピンを見せつけてフィニッシュ♪
トータルで10位と残念な結果になりましたが
次は全日本選手権・・・になるのかな?

全日本選手権では美しいビールマンスピンを見せてほしいな。




永井優香はルッツで2つの痛いミス。
冒頭の3ルッツからのコンビネーションが
ショートに続き1ルッツに・・・。(それも単発)


続く3フリップは高さがあってイイ。
(↑あとでエッヂエラーって聞いてガックリ)
スピン・ステップもいい。

ただ後半に入っての3ルッツで転倒。
前半に跳べなかったコンビネーションにしたかったけど
残念すぎる転倒でした。

ただ今回のフリーではルッツジャンプで
2つの痛いミスはあったものの
それを引きずら無かったのは偉かったと思いました。

その後、後半に3回転からのコンビネーションを3つ
しっかり決めたのは良かった!

トータルで159.62点。8位フィニッシュ。
シリーズポイントは2試合で14ポイント。
残念ながらファイナル進出ならず。

彼女のグランプリシリーズはここで終了になりましたが
全日本選手権には出てくるとは思うので
グランプリシリーズの悔しさは全日本で晴らしてほしい。



2年連続でのファイナル進出を狙う本郷理華は不本意な演技。
冒頭の3フリップ―3トゥーループのコンビはしっかり決めるも
続く3サルコウが2サルコウに、3ルッツは転倒・・・。

その後は何とか乗り切ったかに見えたのですが
転倒したルッツを含めて2つのルッツでエッヂエラーと
回転不足のWペナルティー。

この2つの減点はデカい。

彼女のルッツが入ったジャンプ要素2つ。
減点無しで跳べば13.2点入るけど減点されて5.19点。
3フリップの単発(5.3点)以下なのだ。


トータルスコアは179.12。5位フィニッシュ。
シリーズポイントは中国大会2位(13p)と
今大会5位(7p)で20ポイント。


ポイント獲得上位6人が進出できるGPファイナル。
シリーズ5戦を終えた時点では進出圏内の4位ですが
これはかなり厳しい数字と言わなくてなりません。


何故ならシリーズ最終戦のNHK杯には
浅田真央(15p)、アシュリー・ワグナー(15p)、宮原知子(11p)、
アンナ・パゴリラヤ(9p)ら強豪が控えているからです。



そういう意味でもNHK杯の結果は重要になります。


残りはロシアの3人。
ソチ五輪の金メダリスト・ソトニコワはスタミナが課題。
前半はテンポよく演技が進んだのですが
後半に入って一転、スタミナ不足が露呈しました。

後半冒頭の2アクセルからのコンビで回転不足、
続くコンビは2フリップー1トゥーループに。

トドメは最後の2アクセル。
余程疲労が溜まっていたのでしょう
着氷後、身体を支えきれずに転倒。

ジャンプでミス連発もメンバー中、ブッチ切りの
演技構成点に支えられて3位でフィニッシュ。

今後は欧州選手権や世界選手権で
彼女を見ることが出来るのかな。
その頃にはもっとプログラムも磨きがかかっていて欲しいです。



ロシアの新星・メドベデワは凄かった。
冒頭の3フリップからのコンビ、3ルッツは
片手を挙げながらのジャンプをサラリと決めてくれました。

ステップ・スピンも綺麗。手足が物凄く長く見える
手足の先まで目一杯使った演技が印象的。

後半のジャンプも淡々と跳んでいく。
それも片手挙げでバンバン跳んでいく。凄いぞー。
2アクセルからの3連コンビネーションは全部片手挙げだ。

最後の2アクセルで着氷が乱れたのが残念だけど
技術点だけ見れば他の選手を圧倒する凄さ。
フリーだけなら全体のトップだ。

トータルスコアは自己ベストを更新する206.76!
ソチの金メダリストをあっという間に超えて行ってしまった。
恐るべきロシアの新星だ。


このままロシアの新星にトップを譲るほど
甘くないのが層の厚さは現在世界最強を誇るロシア女子。
脅威の新星の更に上を行ったのがラジオノワ選手だ。

中国杯の時の不振が信じられない。
ジャンプはバンバン跳ぶしミスしないし
本来の彼女が戻ってきたみたいだ。

スコアはショート・フリー共に自己ベストを更新。
211.32と言う鬼スコアでファイナル進出を決めた。

ロシア杯、終わってみれば表彰台はロシア独占だ。
最強ロシアはラジオノワとメドベデワの二人が
ファイナル進出を決めた。

女王トゥクタミシェワが出場できるかは微妙だけど
この二人だけでも十分脅威だ。


グランプリシリーズも6戦中5戦が終わってしまった。
残りは日本で開催されるNHK杯のみ。


注目はもちろん浅田真央だ。
ここはしっかり勝ちあがってきてほしいな。






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