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目がさめちゃったよ2013/10/06 03:45

起きたのが3時前。



寝たのが10時半過ぎだから4時間くらいしか
眠れなかったけどイベントの時はいつもこんなもんだわ。



軽くネットを覗いてみた。
プロ野球ロッテは昨日の試合も勝ったみたい。
これでペナント2位通過に一歩近づいたな。


今日6日はマリンスタジアムで現役引退を表明した
小野・薮田両投手の引退セレモニーがあるらしい。

本来だったら飛んで行きたいところだけど
今日のイベントは春先からエントリーしておったのでどうにもならん。
遠い旅の空から二人の今後の活躍を祈ろう。


あとJRAからのメールサービスで
フジマサエンペラーが条件戦で2着になった事を知った。
イベントの事で頭がいっぱいで馬券買うの忘れてた。

バリバリの一番人気になっていたのか。
これからもこのクラスだったらぼちぼち活躍できそうだ。
頑張れ、フジマサエンペラー。
(フジマサエンペラーとの出会いはこちら


そろそろ朝飯じゃ。

明治ブルガリアヨーグルト279キロカロリー
蟹トマトクリームパスタ511キロカロリー
鶏から揚げネギまみれ410キロカロリー
塩にぎり190キロカロリー
サラダボウル49キロカロリー
トータルで1439キロカロリー
(累計1439キロカロリー)

体重と血圧は2日おやすみで。
(今日と明日。計器が無いので・・・)



心配された天気も大雨にならないみたい。
まずはホッと一安心。
ガッツリ食べてがんばるべー。




Casey Rankin 「漂流」(1983)






超時空世紀オーガス

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八ヶ岳グランフォンド20132013/10/06 16:23

今日はいよいよ八ケ岳グランフォンド(公式サイト)。

宿を5時に出てスタート/ゴール地点である「清泉寮(公式サイト)」に
到着したのが5時20分頃。

気温は14度らしい。
ウェアもバッチリ冬装備。準備万端だ。

集合場所の駐車場に続々参加者が集まってきていた。
荒天が予想された空模様でしたが雲がほとんど無い好天になりそう♪

富士山も顏を覗かせていました。(↑写真)
幸先良いぞ~。

「八ヶ岳グランフォンド(公式サイト)」の概要を簡単に。

山梨県北杜市にある「清泉寮」がスタート/ゴール地点。
八ヶ岳の山岳地帯を中心にボリューム満点117kmを走ります。

概ね前半が下り、後半が登りと言った形のようです。
AS(エイドステーション(休憩ポイント))がコース上に7か所。

後半に多めに設置されている事を見ると後半の登りの厳しさは相当みたいです。
第4AS以降ゴールまで距離にして40kmオーバー
1000メートル以上の「チャリ登山」は・・・凄そう。

7時にスタート。10時間後の17時が制限時間。
スタートすれば全員が完走できるとは限らない。

途中のASにも制限時間があって制限時間を過ぎると
スタート地点まで強制送還になることもあるようです。
ちなみに昨年の完走率は85%ほど。

準備を終えた参加者が続々スタート地点へ。

どひゃ~。人がいっぱいじゃ。


ちなみに参加人数ですが
117kmを走る「グランフォンド(オイラが走るやつ)」が1556人。
メディオフォンド(74km)441人、グルメフォンドが104人。

総勢2101人!2000人オーバーっ!凄すぎ。


スタートは7時から始まった。

スタート待ちの行列が長くていつ出発できるのか?
周りにいた参加者と世間話。

グランフォンドのスタート時間は午前7~9時まで。
最悪を見積もって9時スタートとすると
8時間で117kmを完走しなきゃいけない計算になる。

平坦なら楽勝ですがこのコースでは・・・微妙かも。


待ち時間を使って
スタート時刻が最悪な場合を想定してシュミレーションしてみた。

ルートマップを見ると第4AS(73km)までは基本的に下りルートなので
出来れば12時くらい、遅くても13時までに到着。
残り4時間ないし5時間で残り40km余りを登りきる・・・と言うプランを考えた。


今回の大会に向けて
「とにかく体力温存」を最優先の走りをする!を第一に・・・と思っていました。

ほとんど走り込みも出来ないで大会を迎えてしまったので
自分の脂肪だらけの太い足を見て思うのは
「ただの太い足。スタミナはすぐにきれてしまうだろう」と言う事。

とにかく足に負担の無い走りを精いっぱいやることにしました。
ASでの休憩ではしっかり休憩&ストレッチもやることにしました。
(↑これは佐渡ロングライド箱根峠のミスで得た教訓です。)

スタート待ちの行列は意外と早くさばけて・・・。

スタートは7時20分過ぎ。
最悪な事態(9時スタート)どころか案外早めのスタートだ♪

ゆっくり行くぞ~♪

スタートから約300メートルくらい(?)はキツイ登りでした。
後ろから走ってきた先ほど世間話をしていた方が「9%ですって!」だそうです。

ギアは一番軽いやつでのんびり行きます。

第1AS(エイドステーション)「道の駅・小淵沢」までは18kmほどの行程。
ほとんど下りの楽ちんコース。

一気に下ります!スピードが出過ぎて怖いくらい。
先日までの雨でやや路面が濡れているところもあるので慎重に走ります。

後ろからビュンビュンと他の選手に抜かれたりしましたが
マイペースをキープです。こういったイベントはマイペースが大切なのさ~。

8時に第1ASに到着。
すでに多くの参加者で埋め尽くされていました。

エイドでの食料やトイレ待ちで大渋滞。
ちょっと時間が勿体ないなーって思いました。

しかし食べておかなきゃ後で大変なことになるのでしっかり食べます。

今回のイベントではエイドでの食料は事前に渡されたチケットが
無いと貰えないシステムになっていました。

中には走行中にチケットを無くしてしまった可愛そうな参加者もいました。

わざわざチケットにしなくても・・・って思いましたが
これには理由があって例年、エイドの食料をドカ食いする参加者がいるらしく
遅くなった参加者がエイドの食料を食べることが出来なかった事があったそうです。

チケット制にすることによって
参加者全員が平等にエイド食が貰える・・・を狙ったようです。


ただチケット制にしても別の問題が・・・。
どうせならゼッケンに付けてあるICタグで認識するように
出来たらいいのになぁ~って思いました。



ピカチュウ&ガチャピンさん。(↑写真)
こういった傾奇者もこういうイベントには必要だなぁ~って思います。(笑)

一緒にがんばりましょう♪
・・・でも着ぐるみ着て暑くないのかなー。


この第1ASで以前佐渡ロングライド(当時のブログ)で
ご一緒したS田さんも参加されていました。
相変らず元気そうで良かった。


しっかり休憩をして続いては45km地点にある
第2AS「県道道脇待機所」へ。

木々が少し色づいてきているみたいです。

この辺はしっかり紅葉しているなぁ。
こういった季節の変化を感じながら走るのは楽しいなぁ。

第2ASまでの行程は下りメインですが多少登りもある感じでした。

グランフォンドには女性も多く参加されていました。

ピンク色の派手目なウェアからシンプルなウェアまで十人十色。
でもみんなビュンビュン走っているけど後半大丈夫かな~?

・・・って、人の心配している場合じゃないな~。

登りもそれなりの勾配ですが無理しないで軽いギアでコツコツ登ります。

着ぐるみで思いだしましたがグランフォンドに参加された皆さんの
ウェアも個性豊かで・・・楽しく拝見させていただきました。

ツールのプロチームウェアやオリジナルのチームウェアはもちろんですが
アニメキャラや某有名ロックバンドのウェアまで・・・
さまざまな個性があって見ているだけで面白かったです。

同じウェアの集団が走る様はカッコ良かったなぁ。



途中の南アルプスが美しい絶景ポイントが。
多くの参加者が休憩がてら写真撮影してました。

オイラも写真撮っておいた。
ここら辺までは完全に観光モード。
肩の力も抜けきってゆったり走ることが出来ました。

たまに登り(↑写真)もありますが基本は下りトレンドです。

45km地点の第2AS到着。(09:45)
ちょっと暑くなってきました。

ストレッチしながらコンビニで買っておいた
「梅ぼしのシート」をパクリ♪

塩分不足解消の目的で買っておきました。
足が攣ってしまうと嫌なのでストレッチと水分&塩分補給しっかりやっておくよ~。

第3AS「高根体育館(58km地点)」へ向けてスタート。
序盤で登りはありましたがその後は一転、下りトレンドです。

第3ASへ向かう道で先ほど第1ASで遭遇した
「ピカチュウ&ガチャピン」の2人組に追い抜かれちゃいました。

風みたい・・・凄いスピードで抜かれた。
オイラの周辺にいた人も着ぐるみ2人組に抜かれたのが
悔しいのか数人が二人を追って行きました。

序盤から頑張って大丈夫かなー。

第3AS「高根体育館(58km地点)」。
このエイドで蕎麦がふるまわれたのですが物凄い行列。

最後尾に並んでから蕎麦を頂くまで20分以上かかってしまいました。
このエイド待ち・・・何とかならないのかな~。
こんな時間があったらじっくり休んでいたいもんね~。

仮にフィニッシュラインでわずかな数分レベルの差でタイムアウトになったら
「あのエイド待ちが・・・」と愚痴っちゃう人続出じゃないかな。
エイドでの大渋滞・・・八ヶ岳グランフォンドの残念なところです。


第3ASで蕎麦etc・・・を頂いて
次に目指すは第4AS「浅尾原財産区駐車場(73km地点)」です。

ここら辺で暑さがますますきつくなってきました。
朝は14度でバッチリ冬装備で出発しましたが我慢できずに
ルート沿いにあった薬局のトイレでネックウォーマーと上のインナーを脱ぎました。


インナーは腰に回して第4ASを目指して再スタート。

このまま第4ASまで下りトレンドかと思いきや、
須玉ICを過ぎたあたりから一気の上りに。(↑写真)

あれ~っ!?73km地点ってまだ下りの途中じゃないのぉ~???
高低の図(↑)とは違う思いもしない展開に戸惑ってしまいました。

もしかして・・・もう「チャリ登山」始まっているの~?

ここから3km以上の推定8~10%クラスの登りは厳しかったなぁ。

これまで体力温存するつもりでのんびり走っていましたが
これだけ登りが続くと頑張らざるを得ない状況になってしまいました。

途中で水が足りなくなって近くにあった自販機で水買っちゃった。

おまけにダンシング(立ち漕ぎ)しちゃいました。

イベントを終わって思ったのですが、
ここの坂はこのイベントでも最難関・海岸寺の激坂に次いで
ハードな坂だと思った。

ここからゴールまで「チャリで1000メートル登山」は始まっていたみたいです。

ハードな坂を乗り越えて第4AS「浅尾原財産区駐車場(73km地点)」に到着。(12:15)

メチャ暑い~。携帯で天気予報サイトを見たら
山梨県北杜市・・・26度になっていたけど30度くらいに感じたなぁ。
朝14度で今は26度・・・12度差は厳しいなぁ。

冬装備をちょっとだけ後悔。
ただ朝の寒さだと半袖で走るのも辛いし・・・。
このイベントはコンディションも随分変わるなぁ。・・・難しいイベントだ。

息絶え絶えな僕らとは対照的に
あっけらかんとした南アルプスの山岳を見ながら休憩。

次のAS(第5エイド「おいしい学校(86km)」まで13km。
本格的な登りの連続が待っているのか・・・。

10月とは思えない真夏のような猛烈な暑さに頭がクラクラ。
日陰を見つけて昼寝しちゃました。・・・朝の寒さがウソみたいだ。
10分くらい寝たら身体は少し楽になった。

エイドの脇に水が散水されたままのホースを発見。
ヘルメットを外して頭に水を掛けたら・・・メチャ気持ちいい♪

おかげで気が引き締まった!

残り40km。ここからが正念場。ここ(第4エイド)で45分休憩。
出発したのが午後1時。ゴールの制限時間は夕方5時。

残り4時間で40kmの登り。
時間制限の夕方5時まで間に合うかは微妙になってきました。
平坦であれば楽勝ですが登りでは・・・。(弱気)

おもわずfacebookに弱気コメントを打ってしまった。

残り40kmを4時間。
10kmを1時間か・・・と思いながら走ります。

次の第5ASまで13km。
序盤は下りもあったのですが

その後は登り坂が待っておりました。
登り始めた時に軽い痙攣が両脚を来ました。

・・・ヤバい、もう「足が売り切れ(*注)」間近じゃ。

(*注)・・・足に負荷をかけ過ぎて、ペダルを踏む力を 使い果たすこと。
筋グリコーゲン切れによって脂肪などのエネルギーがあっても活用することが
出来ず足が動かなくなること。


以前幕張の免許センターまでチャリで行った帰りに
発生したアクシデントと状況が似ている。(当時のブログ

ここで無理して足が動かなくなったら搬送車で強制送還になってしまう。

ここは無理せずチャリを降りた。
しばらくチャリを手押しして足が楽になったらチャリに乗って
次のASを目指した。


第5ASの「おいしい学校(86km地点)」に着いたのが13:50。
暑さが厳しい。とりあえず水をがぶ飲み。

ストレッチ&梅干しシートの塩分補給。
足の売り切れも怖いけど水分・塩分不足の足の痙攣も怖い。
補給するものはしっかり補給しておこう。

みんな暑さでぐったり。日陰ポイントは大人気。

オイラも日陰に行って携帯でfacebookを覗いて
仲間からのいいね!を見て元気を貰っていました。

暑さの為、リタイア申告して搬送車で運ばれる人もいました。(↑写真)
この暑さじゃ仕方ないわな。

でもオイラはタイムアウトになるまで走るよ~。
手持ちの塩むすびをパクリ。(事前に2個用意しておいたのだ)

ついでにパワーバーみたいなやつも食べておいた。
(これもポケットに2個用意しておいたのだ)
20分ほど休憩して再出発だ。

次に目指すのは第6AS「JA梨北・清里出張所(94km地点)」までは8km。

たった8kmと思いきやこのルート上には
グランフォンド最大の難関「海岸寺の登り」が待ち構えていた。

3kmチョイの登りでしたが500メートルほど登ったところ
両脚がヒクヒク・・・即、降車してチャリを手押しで登ります。

もうダメかな・・・と思い始めました。
残り30kmあるのに残り時間が2時間40分。

タイムアウト濃厚です。相当弱気になってしまいました。

悔しいなぁ~。
せめて最終AS(第7エイド・98km地点)を制限時間内に超えて
タイムアウトになってもゴールだけはしよう。

絶対に自分からはリタイアするまいと思いながら
チャリで手押ししながら歩いていると後ろから男女2人組が登ってきました。

・・・はい、がんばって~。ゆっくりでいいよ~。

彼氏がヨレヨレな彼女に声を掛けながら登ってきました。
ラブラブな二人はゆっくりとオイラを追い抜いて行きました。

微笑ましい二人組の姿が徐々に遠くなっていきました。

あぁ、二人が遠のいていく・・・。

でも・・・このままでいいんかいっ!


ますます弱きになっていく感情とは別の感情が生まれました。

女の子が無我夢中でペダル回して頑張っているのに
・・・イイ年したオッサンが降車&手押しじゃダメだろう!

自分への苛立ちでスイッチが入りました。
海岸寺の登りラスト1.5kmからチャリに乗って山登りを再開。

自分への苛立ちと
あの二人組が最大の難関・海岸寺の登りを
最後まで登りきるのかな~?・・・っていう興味にも似た感情。

2つの感情が混ざり合って自分に力を与えてくれました。
少し歩いたおかげで淡々とペダルが回ってくれました。


途中でラブラブ二人組を振り切って
第6AS「JA梨北・清里出張所(94km地点)」に到達。

ポケットに残った最後のおにぎりをパクつきながらストレッチ&梅干しシート。
水もしっかり補給っ!

さっきの2人組もエイドの到着。良かったねー♪

残り23kmを2時間か・・・やっぱりタイムアウトっぽいな。

タイムアウトは濃厚だけど最終の第7AS(98km地点)の突破は出来そう。
完走証はもらえないけどゴールは出来る。

また携帯でfacebookを覗いて
ちょっと増えた「いいね!」とコメントに元気を貰った。

こうなったらゴールだけはしてやろう。



ちょっと休憩&補給を終えて最終・第7ASを目指します。


最終エイドまではたった4km。
4kmとは言え登りトレンドは変わらない。
どんな坂道が待っているかわからない。

ただ最大の難所は超えているみたいなので少しは気は楽だ。

よ~し、この程度の勾配なら楽勝じゃ~!と思って登りに行ったら
再び両脚太ももから軽い痙攣が・・・。

即、降車して慎重に歩を進めます。

すると今度はさっき海岸寺にいた2人とは別のラブラブ2人組が
軽い足取りでオイラをスルーしていきました。

くそ~っ・・・何歩いているんだ、俺ッ!(怒)
何で(2人組に)抜かれてるんだよ~、俺っ!(怒×2)


・・・動けっ、足~~~~~っ!!!(怒×100000)


苛立ちと言うより怒りみたいな感情が全身を支配、
諦めているはずなのに(時間内でのゴールを)諦めきれていないのです。
両脚の太ももをブン殴って「自分で闘魂注入(笑)」山登り再開です。

その後、足は不安を見せることなく
無事に最終第7AS「丘の公園(98km地点)」に到着。(15:33)

この第7エイドの制限時間は16:30。
ここでのタイムアウトによる強制送還は無くなりました。

ゴールまで走る権利をゲットしました。

もう3時半過ぎ。ゴールまで残り19km。
時速17,8kmペースで行けば時間内にゴールできる計算ですが
もともと坂は弱いオイラにはそんな力が残っている気はしません。

まわりの参加者からも
「時速20kmペースで走れるかよ~」と弱きコメントが漏れてきました。

とりあえずストレッチ。
そして梅干しシートを残り全部食べ尽くしてから

エイドで味噌きゅうり(↑写真)とソフトクリームを頂きました。
ボトルの水もマックスまで補給して最後の戦いに挑みます。

ようやくここまで来た。
最終エイドからゴールの清泉寮まで残り19km。

15:50に最終ASを出発。
足への負担を考えて軽いギアで走ります。

清里駅くらいまでは軽快なペースで走ります。
平坦なら1時間で20km程度なら楽勝ですが登りでは・・・。

心の中では「もうタイムアウトだよね~」と
諦めの感情が天下統一直前のはずですが・・・

そんな心の片隅で躍動する「まだ(制限時間内に)デキるんじゃない?」と言う
感情が無我夢中でペダルを回す原動力になっていました。

清里駅を抜けたあたりまでは絶好調でしたが
国道141号の登りに入るとやはり・・・相当減速を余儀なくされました。

頑張っても時速12,3キロしか出ません。


国道141号から「学校寮入口」の交差点で赤信号で一休み。
ボトルの水を一気飲み。

交差点を左折、県道615号線を北上するルートには
また登り坂が待っていました。(↑写真)


何時まで登り続くのよ~。(泣き)


やっぱり(時間内は)無理かな。
・・・と思いつつ簡単に諦められるわけも無くペダルを回し続けます。


しばらく続いた登りを超えると勾配はほぼ無くなり
緩い登り&緩い下りの連続になりました。


時計を見ると午後4時20分。残り距離は11kmくらい。
あと40分で残り11km。

・・・この先でこれ以上登りが来たらダメかもしれないけど
この程度の勾配なら(時間内に)行けるかもしれない。

ここまで来たら最後までMAXで行く。(足はいっぱいいっぱいですが(笑))
タイムアウトになるにせよ、堂々と・・・だ。


がむしゃらにペダルを回していると
何となく「見慣れた風景」が・・・。

先月下見した時(当時のブログ)に見た風景が見えてきたのです。

「あれ、あと10kmあるのに何で?」・・・と思ったら


後ろから大会スタッフがチャリでやってきて
「あそこのT字路曲がったらゴールですよ!」と一言。


えっ!・・・。


思わぬ言葉に驚きつつ・・・もうゴール直前だったのです!
前を見ると見覚えのあるスタート直後のT字路が見えました。


それを確認した途端、喜びの感情が大爆発!


「よっしゃ~~~~~!うりゃ~~~・・・☆◆ш÷※・・・!!!」


最後はT字路まで一気に立ち漕ぎフルパワーで最後の左折へ。

ゴールまでの300メートルの下りはガッツポーズ連発!!!


ゴール手前にはカメラマンもいたので出来るだけカッコつけて
ガッツポーズしておきました。(苦笑い)


ツール・ド・フランスでステージ優勝したアームストロングみたいに
カッコよくいきたかったけど、ぶっちゃけた話ゴールした時は
2004年のツール、第14ステージまでマイヨジョンヌを死守したヴォクレール状態でした。


無事にゴールしてからサイクルコンピューターを確認すると
107.07km・・・あれっ?117kmより10kmも足りないぞ~。

恐らく途中、手押しで歩いたから距離が少なめなのかな~?
にわかに信じられませんがとりあえずゴールできました。

途中では半ば諦めていましたが
残り30分ほど時間を残して無事に時間内でグランフォンド完走しました。

ゴール地点でおにぎりとトン汁を貰いに屋台まで行きました。(↑写真)

屋台の前まで来て
「トン汁とおにぎり下さい」って言った途端、

脚が痙攣してその場にうずくまってしまいました。
しばらく立ち上がることも出来ずに仕方なく屋台の脇で
段ボールに座ってトン汁とおにぎりを頂くハメになりました。

トン汁・おにぎりを食べても10分ほど
足がガクガクで立てずにいました。

足がゴールまで持ってくれて幸いでした。
佐渡の時(当時のブログ)も相当自分を追いこんだと思いましたが
今回は更に自分を追いこんだ気がしました。

スタート前に立ち話をした方とゴール後に再会。
お互い無事に走りきったことを称えあって写真も撮ってもらいました。

それにしても本当に出し切った。
一日いい天気で良かった。


散々水を補給しつづけたのでちょっとお手洗いに・・・。
用を足して外に出るとすぐ横に今中大介さんがいるじゃありませんかっ!

お互い顔を見た瞬間、「おおっ!」って感じでした。

「無事に完走出来ましたよ~!」と話しかけると
「良かったですね。おめでとうございます!」って言ってくれました。

その後しばらく世間話。

「第4エイド手前の坂が暑いし精神的に一番キツかったですね」と話すと
「やっぱり(第4エイドのある)塩川あたりはきつかったですか~」と
納得された表情をしていました。


先日、喜びのあまり忘れていたので・・・
最後に(ちゃっかりと)ガッチリ握手までしてもらっちゃいました。

今中さん、いい人だなぁ。すっかりファンになっちゃったよ♪
今度、今中さんのDVD買っちゃおうっと♪
(↑にわかファン誕生~っ!(爆))


何がともあれ無事にグランフォンド完走した。
facebookでいいね!してくれたりコメント入れてくれた皆さま有難うございます。

富士山がひっそりオイラを祝福してくれた気がしたっす。(↑写真)

ただ気になったのが距離だなぁ。
本当に総距離117kmなんだろうか?

いくら途中で歩いたと言っても10kmも誤計測するとも思えないのだが・・・。
(あのマップの高低差のグラフもメチャクチャだったし・・・)


いろいろあったけど
最後まで諦めないで走ってて良かった、マジで。




寝過ごすわけにはいかぬ・・・2013/10/06 19:45

無事にイベントを終えて本来なら何処か飯屋に行って
ガッツリ夜飯・・・と行きたいところですが
身体が疲れ切っていて飯屋に行く気力も湧かず・・・。


コンビニで夜飯調達。


ナポリタン630キロカロリー
餃子395キロカロリー
照り焼きチキンクリームグラタン631キロカロリー
サラダボウル49キロカロリー
トータルで1705キロカロリー
(累計3149+α(イベント中の食事))


このまま爆睡したいですが
凱旋門賞の中継を見ねば・・・。




踊る大捜査線 サントラより






今中大介のロードバイクの基本

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想い、届かず。2013/10/06 23:45

凱旋門賞が終わった。

オルフェーヴル2着、キズナ4着。

優勝した3歳牝馬のトレヴは強かった。


オルフェーヴルよりもハンデが5キロ軽い事もあるだろうけど
あの着差は・・・トレヴが強かったとしかいいようがない。

オルフェーヴルについては
もっと前(のポジション)で競馬しても
良かったんじゃないかとも思うけど

鞍上のスミヨン騎手にしてみれば昨年の凱旋門賞
トラウマになっていたんだろうと思う。
(ノヴェリストが出走していれば、もっと前にいたのかも知れない)

武豊騎乗のキズナは馬の力を出し切ったと思う。
優勝したトレヴをマークして直線入口では
オルフェーヴルを「牽制」しつつ、
トレヴに真っ向勝負・・・いいね~♪って思った。

直線では先行するトレヴの後ろから
オルフェーヴルとキズナが・・・シビれた。

・・・が、トレヴは強かった。

差が縮まるどころか広がってしまった。

今回の凱旋門賞はトレヴが見せた
ヴェルメイユ賞でのパフォーマンスに偽りは
無かったことを確認するだけのレースになってしまった。



オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師と
キズナに騎乗した武豊騎手は幼馴染みの同級生。

オルフェーヴルとキズナ。
この2頭の馬から垣間見れる「縁」は奥深い。
(↑個人的な感想です)


まずはオルフェーヴルから。

競走馬オルフェーヴルの父であるステイゴールドを
管理していたのは池江泰寿の父である元調教師・池江泰郎氏。

国内のG1では何故か優勝できず「善戦マン」として
多くの競馬ファンから人気を博したステイゴールドの引退レースは
現役50戦目にして挑む国際G1である「香港ヴァーズ」。

この引退レースの鞍上は武豊。
このレースでステイゴールドは今まで見たことの無い剛脚を披露、
優勝で有終の美を飾って関係者はおろか多くの競馬ファンの涙を誘った。

オルフェーヴルの母の父「芦毛の怪物」メジロマックイーンも
鞍上が武豊で調教師は泰郎氏。
中・長距離では滅法強くて天皇賞などG1・4勝を挙げJRAの顕彰馬となっている。


オルフェーヴルの母オリエンタルアートは大きなレースでの勝ち星は無く
3勝を挙げて現役を引退したが3勝すべてが池添謙一騎手によるものでした。

競走馬としては目立つ活躍は無かったオリエンタルアートでしたが
繁殖牝馬になってから7頭の子供を産み、そのうち6頭が中央競馬で
勝ちあがる活躍を見せています。

特筆すべきはオリエンタルアートが産んだ2頭の代表産駒である
オルフェーヴルとドリームジャーニーには現役時代からの縁なのか
池添謙一騎手が乗ることになります。

その後、この2頭の産駒は池添騎手に
日本ダービーを含むクラシック3冠など7つのG1タイトルをもたらすのです。
(できれば凱旋門賞にも池添騎手に乗ってほしかったなぁ)

続いてはキズナ。

父はクラシック3冠を含むG1・7勝のディープインパクト。
鞍上は武豊、調教師は池江泰郎氏。
2006年に凱旋門賞に挑戦、3位入着も禁止薬物が見つかったことによる
失格処分が下されたのです。

かつてキズナの半姉(父親が違う)のファレノプシス(G1・3勝)に
武豊が乗っていて桜花賞(G1)とエリザベス女王杯(G1)を制覇しました。

この勝利は馬主であったノースヒルズマネジメントの前田幸治氏に
初めてG1タイトルをもたらします。
もともとキズナには佐藤哲三騎手が乗っていたのですが
不運にも佐藤騎手がレース中の事故によるケガで長期休養が余儀なくされました。

そこで白羽の矢が立ったのが武騎手でした。

当時、武騎手はケガなどによって成績は不振を極めていましたが
かつての姉(ファレノプシス)での活躍
同じ馬主の弟(キズナ)を導いてきたように思うのです。


競馬を見ていない人にとっては分りづらい事ばかりだと
思いますが競馬ファンの一人として長い時間をかけて
綴られる「馬と人のドラマ」がたまらんのです。


今年の凱旋門賞制覇は
オルフェーヴルと池江泰寿調教師にとって父・泰郎氏と
自分自身のリベンジを賭けた戦い。

武豊とキズナにとってはキズナの父・ディープインパクトの惜敗の
リベンジはもちろんですが、武騎手自身が94年に
ホワイトマズルでの凱旋門賞初挑戦以来、「6度目の正直」を賭けた戦い。

キズナの調教師・佐々木昌三にとっては
タップダンスシチーの惨敗(2004年凱旋門賞)以来の
リベンジを賭けた戦いでもありました。



オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師と
キズナに騎乗した武豊騎手は幼馴染みで同級生。

奇しくもスピードシンボリが日本馬として初めて
凱旋門賞にチャレンジした年(1969年)に二人は生まれ、
共に父が元騎手の調教師と言う家庭で育った。

調教師と騎手。
形は違えども競馬に携わることになった2人は
共に違う分野でキャリアを積んで行き・・・

池江泰寿はオルフェーヴルの調教師として
武豊はキズナの騎手として今日を迎えた。


日本の近代競馬が発祥して150年が過ぎた。
2頭の馬へ賭ける人達の想いを通じて日本競馬の悲願が
世紀を超えて結実すると思っていましたが・・・


想いは、届かず。


甘くないなって思いました。


日本競馬界は千載一遇のチャンスを逃した。
当面、凱旋門賞制覇のチャンスは無いんじゃないか。


いや、近い将来、人気薄で評価がイマイチな日本馬が
下馬評を覆してビックリ凱旋門賞初制覇!・・・なんて事もあったりして。


気が早いけど来年の凱旋門賞はどうなるんだろう。


来年の凱旋門賞には(年齢的に)オルフェーヴルはもう出てこないだろう。
キズナはどうなんだろう?来年は出るのだろうか。

来年なら(今後の活躍しだいだけど)エピファネイアはどうだろう?





・・・・・・。



いろいろ考えているうちに眠くなってきた。


寝るべー。




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